一気に蒸し暑くなった。「同級生新聞」を制作し、届けてくれた卒業生が今朝のNHKドラマ『エール』を観て、メールをくれた。
「祐一さん苦労してますね。我々のデザインでも人と違う、独創性を追求して長い間悩んできました。同級生新聞を作ったことにより、自分以外の人生を知ってもらい、それをプラスに捉えるかマイナスに捉えるかは自分自身なので、同級生故みんな前を向いて歩いて行って欲しいです」と。
この子たちと言っても、2年後には古希を迎える年齢だから、それぞれに山あり谷ありの人生を歩んできている。新聞を作ってくれた彼も脳出血で倒れれたが、「今、生かされてることに感謝して、より充実した人生を送りたいと常々思っています」と前向きだ。
過去に拘り、他人の栄光を羨み、自分の不運・悲劇を恨んでも何も変わらない。「泣いて生きるも人生、笑って生きるも人生、なら笑って暮らした方がいい」と先輩の友だちは言う。私も私なりに充分生きてきたと思っているので、悔いはない。
エホバの証人の女性が、「ウイルス騒ぎで伺えないが」と電話してきた。「これ(コロナ禍)は神の御意思の表れです」と言うので、「神の意思を勝手に人間が解釈してはなりませんよ」と私は突っ込む。すると彼女は、聖書にはこのように書いてあると並べ立て、「あなたは神の言葉を信じないのですか」と言う。
「最期の決断は神様がなされます。私たちはただ受け入れるしかありません」と私が答えると、彼女は電話を切ってしまった。地球環境の変化か、ウイルスの蔓延か、隕石の衝突か、いずれにしてもいつか人類も滅びるだろう。それは仕方のないこと。それまでみんなが仲良く生きられるようにと祈るばかりだ。
午後5時5分、雷が鳴り、猛烈な風雨が襲ってきた。
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