友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

最後は可燃ゴミで出そう

2018年02月27日 18時26分59秒 | Weblog

  随分と暖かくなった。2月も明日で終わる。明後日からは3月、春日井で畑に掘った井戸の不具合の原因を調べ、何としてでも水を出さないと農作業に支障が出てしまう。どうやって原因を調べようかと話し合った。午後は、先日の三河湾リゾートホテルで行った同年の親睦会の写真を見ながら、どの写真を何枚プリントするかを検討した。「毎日、忙しいね」と人は言ってくれるが、ほとんど何もしていないに等しい。

 どの鉢のチューリップも緑の芽が大きく目立ってきた。今年でチューリップを育てるのは最後にしようと思っている。晩秋にサルビアを抜いて、鉢の土を全部出し、残った根を取り除き、肥料を加えて土づくりをする。毎年、一人で黙々と作業を続けてきたけれど、チューリップの開花はおよそ1週間しかない。誰も見に来なければただの自己満足だ。お金と時間と労力をつぎ込んで、それでも花を眺めることが出来れば満足だったのに、だんだん限界だなと感じるようになってきた。

 今日も友だちと話していたら、「いらない物を捨てるための準備にかかっている」と言う。私は古い物がなかなか捨てられなくて、そろそろ整理にかかろうとは思うのに、何から手を付けたらよいのか、そこからもう迷いがある。残しておいても何の役にも立たない物ばかりだから、思いっ切りが大事なのだろう。思い出の品などは本人以外には何の意味もないことは、父親が残していった物を整理していて気付いたのに。

 どうして思い出にこだわるのだろう。そのくせ、大事にしていたことなのに意外に何も残っていないこともある。思い出などは自分だけ大事に胸の内に仕舞っておけばよいのだろう。一番始末が悪いのは日記だ。全く私のことを知らない小説家に送り届けて、どうにでもしてもらいたいと思っているのに、まだ送り先が見つからない。まあ、最後は可燃ゴミで出そう、それ以外にない。


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