真夏の太陽がギラギラと輝く、暑い日になった。私の子どもの頃は、7月の末から8月の初めが暑くて耐えられない期間だった。8月もお盆になると暑さが緩み、海に入るとご先祖様が足を引っ張りに来ると脅された。
そんな真夏の陽を浴びて、高校野球の愛知県決勝戦が岡崎球場で行われた。愛知大会の決勝戦がナゴヤ球場で行われていたのはいつまでだったのだろう。こんな暑い日でも球児たちにとっては大切な決勝戦、私はクーラーの効いた部屋でテレビに見入った。
名電は18安打を放ち、7点をもぎ取ったけれど、試合はジリジリする展開だった。東邦も塁を埋めるのに、なかなか決定打が出なかったし、長打の名電だったのに今日はヒットを重ねて点を取るが、試合が終わるまで安心できなかった。結局は名電が7-4で勝利したけれど、見ている私は疲れてしまった。
今朝は友だちがグループでやっている畑へスイカをもらいに行った。スイカは終盤のようで、既に畑は耕されて肥料が撒かれ、秋野菜の準備がされていた。スイカは小玉で、「これが美味しいよ」と味見までさせてくれた。小玉スイカを3個買うつもりが4個になり、「おまけだ」と1個増やされ、ナスやキュウリやシシトウまでいっぱい頂いた。
友だちはサラリーマンだったから農業などやったことが無いはずだが、何を思ったのか市の農業塾を受講し、以来農業に勤しんでいる。野菜の育て方の知識も豊富で、今ではグループのリーダー的な存在だ。的確な指示が仲間から信頼されているのだろう。
生産された野菜は農協へ出荷し、活動資金に充てているようだが、規格外の野菜を知り合いに無償で配っている。我が家もよく頂くので、野菜料理が続く日がある。ただで貰っておいて文句は言えないが、我が家はふたりしかいないから「少しでいいよ」と伝えたい。
食べるものが無くて困っている人がいるのに、贅沢は言えない。「ありがとうございます」と感謝して食べるべきなのに、食欲の落ちた私は、「今日も野菜か」と思ってしまう。
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