友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

橋下、モリエモン、ミクシィ

2013年05月16日 17時59分25秒 | Weblog

 なんということか!朝から風が強くて、ルーフバルコニーで鉢の土の入れ換え作業ができない。早く入れ替えないと夏から秋にかけて楽しみにしている花が見られないことになるし、ルーフバルコニーでのビアパーティーを待っている人に寂しい思いをさせることになる。それにこの強い風に根元から揺さぶられている満開のバラが可愛そうだ。昨年の12月に、バラの鉢の土を全て入れ換え、肥料もしっかり入れたので、今年の咲きは見事だ。

 「いい時もあれば、そうでない時もあるのね。手をかければ、それだけ花は応えてくれるのね」と、言った人がいた。草木は育てる側の愛情を素直に受け止めてくれるが、人の関係はそんなに容易くない。また、大阪市の橋下市長の発言が物議を起こしている。慰安婦について、「軍を維持し、規律を保つために必要だった」と言い、「(慰安婦制度を)容認しているわけではない」と。橋下市長の発言は常に大衆がどう受け止めるかを意識している。

 「戦争で占領した土地に婦女がいれば、強姦は当たり前だった。そうさせないために慰安婦が必要だった」など、戦争に行っていない物知りが橋下発言を擁護する。そんな男の理性のなさを強調しても火に油だと思うけれど、こういう人たち、「男のホンネをよく言った」と思っている人たちの支持を得ようとしている。橋下さん自身も同じ考えなのだ。ここからは、戦争を無くしていく思想は生まれてこない。だから、「軍隊はなくならない。風俗を活用すべきだ」といった発想になってしまう。

 過去の過ちを認め、二度と繰り返さないというならば、じゃあどういう社会を創るべきか、その方法あるいは過程はどうなのか、それこそが議論されるべき課題だろう。反東京意識、判官びいきが強いといわれる大阪だが、「もう橋下さんやあーなくても、いいとちがう」と思われてきているのか、「維新の会」の支持率は下がってきている。常に話題を提供し、「維新の会」の存在をアピールしたい橋下さんだが、今回は「国際感覚がなかった」と自ら吐露しているように、お粗末な結末になりそうだ。

 橋下さんは昭和44年生まれで私の長女とは同じ学年だ。今日の朝日新聞「おやじのせなか」に堀江貴文さんが載っていた。記事を読むと、彼の父親は私と同世代のようだ。私は堀江さんの父親のように子どもに接したことはなかったけれど、生き方としてはそんなに変わらないのかも知れない。ホリエモンの歳を見ると、次女と同じ歳だ。もうひとつ、どういう会社なのか知らないけれど、名前はよく知っている「ミクシィ」の社長が交代する記事が各紙に載っていた。

 「ミクシィ」の創業者は37歳で、代表権のない会長に退き、30歳の執行役員が社長に昇進するとある。こんなに若い人で社長が務まるというのが凄い。その新社長という人は変わっていて、「中学卒業後に競馬の旗手を目指してオーストラリアに渡ったが、身長が伸びすぎて断念。東大に進み、在学中に起業したネットベンチャーをミクシィに売却して入社した経歴の持ち主」(朝日新聞)とある。彼も凄いが、それを許した両親も凄い。とても私は付いていけない。

コメント
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