つくば実験植物園の食の植物展示区画でアケビと並んで植栽されています。本州~琉球列島にかけての日本と台湾、朝鮮半島、中国に分布し、果実は食用や薬用(利尿・鎮痛など)にされます。ムベは、常緑のつる性植物です。クリーム色の花は雌雄別花で、雌花の方がやや大きいそうです。写真は4月12日に開花したばかりの頃に撮影しました。アケビ・シロバナアケビ、ムベと比較して見てください。
つくば実験植物園の食の植物展示区画で珍しいアケビの花を見つけました。説明によれば本州~九州にかけての日本、朝鮮半島、中国に分布し、新芽や果実を食用にすると記されていました。新芽は、山菜として美味であるとされます。秋には薄紫色の果実が実り、生食としてあるいは薬用(利尿・鎮痛)として利用されています。アケビの花を見るのは珍しいと思いましたので、掲載しました。雄花と雌花があり雌花は大きくて区別できます。また、アケビの名前の由来は、開け実(アケミ)が変化してできたものと言われるようです。よく似たアケビ科の植物でムベがありますが、この実は割れてくることはありませんので、よく比較されます。
つくば実験植物園で咲いていました。写真のように枝先に白い花を咲かせています。北アメリカ原産のバラ科の落葉低木です。別名は「ジューンベリー」と言われ、名前のとおり6月ころ赤い実をつけます。秋には紅葉も美しいので年間楽しめる樹です。
つくば実験植物園の中央広場と正門の周辺に植栽されています。中でも中央広場にある大木は樹高が5mを超えておりその大きさで有名です。園芸品種で、花は写真のようにとても豪華です。このような花が枝いっぱいになる4月の中旬頃は多くの方が訪れます。
この写真で今年の桜シリーズは終了します。開花直後の写真や満開の時期の写真など比較のためにいろいろ掲載してきましたが、この松前新珠という品種で終わります。この桜は、茨城大学農学部に隣接する遊歩道に松前静香に隣接して植栽されている貴重な花です。この桜も花の位置が高いため望遠でしか撮影できませんが、とても優雅な感じを受ける桜だと思います。来年も咲いてくれることを願っています。
茨城大学農学部周辺の桜を掲載してきましたが、いよいよ今年も最終の写真が近づきました。松前静香も花が満開になりました。ただ樹が高いので望遠でしか撮影できないので、やや不鮮明になることをお許しください。八重桜系でも最も遅く咲く桜の一つだと思います。美しい花です。
茨城大学農学部に隣接する遊歩道の最南端付近で桜のシーズンの終わりを教えてくれる桜です。写真のように秋に咲く菊と同じような落ち着いた紅紫色で花を見ただけで「菊桜」だと納得できる花です。花が1cm程度で小さくて高い位置に咲いているため望遠で撮影してもこの程度です。写真は4月17日に撮影しました。
茨城大学農学部の構内で咲いていました。この八重桜も公園などで多く植栽されているものです。枝先に10輪程度の花がまとまって咲き、花の重さで下向きに垂れたように見えます。花は薄いピンク色の大輪でとても豪華に見えます。写真は4月11日に撮影しました。