
この花は、夏の花壇の定番の花の一つですね。咲き始めてからどんどん花の色が変わるのが特徴で、別名を「七変化」とも呼ばれます。中南米熱帯地方が原産で、学名は「Lantana camara」、クマツヅラ科、ランタナ属の常緑小低木です。我が国に伝来したのは江戸時代末期の頃といわれています。写真でお判りのように、一つ一つの花はほんの小さな花ですが、集合して咲いていると手毬のように見えます。秋には黒紫色の小さな実をつけ、小鳥の餌になっています。種を潰すと有毒成分があるとかで、動物はあまり食べないようです。もともと熱帯地方の植物ですから、寒さに弱いので、冬を越すためには温度管理が重要のようです。写真は8月26日に撮影しました。