独特の色をしたクチナシの実です。つくば植物園で見かけました。説明によれば、「Gardenia jasminoides f. grandiflora」、アカネ科の常緑低木で、白い花はとても良い香りがします。晩秋から初冬にかけて写真のような色の実がつき、染料や薬用になるとされています。和名は写真でお分かりのように実が開かない(口を開けない)ことに由来するとか。また音感から「朽ちることが無い」に通ずるとして縁起ものにされたり、香りが良いので、ヨーロッパでは恋人に贈る風習もあるそうです。乾燥させた実を使って黄色い色の染料や食品の着色料として活用されています。写真は12月5日に撮影しました。
つくば植物園の日当たりの良い場所で枝の先端近くで多くの赤い実がついていました。ムラサキシキブより大きめの実がなっています。説明によれば、「Callicarpa japonica var.luxurians」、クマツヅラ科の落葉低木です。図鑑を見ると紫式部の変種のようで、本州~琉球列島の温暖な地域に分布するとか。写真は12月5日に撮影しました。