つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけた爽やかな感じのランです。香りは独特で、ヒトにはあまり芳香と言えるほどのものではありませんでした。説明によれば、ヒマラヤ(インド・ネパール)原産で、「Dendrobium denudans」、ラン科と記されていました。白い花弁はやや下向きに開き、薄緑の先端が白い唇弁が見えます。小さな鳥が無数に飛んでいるようにも見えます。写真は11月20日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけた野生種のグズマニア（種別不明）です。朱紅色の苞が独特です。苞の先端付近から小さな淡い黄色の花が咲きます。説明によれば、エクアドル原産で、「Guzumania sp.」、パイナップル科で地生または着生のアナナス類のようです。葉が美しいことから観葉植物として園芸品種も多く、愛好されています。この植物は熱帯雨林で雨を葉腋に溜めて水分を吸収する独特の生き方をしています。写真は11月20日に撮影しました。
