植木の剪定で毒毛虫の他に気をつけなければならないのはアシナガバチの巣。
今年は軒先などに作っているのかな、垣根を含め庭先でアシナガバチの巣をま
だ見かけない。でも今まで草むしりなど庭いじりしていて何気に顔を上げたら
目の前のサザンカとかにいつの間にか蜂の巣があって数匹臨戦態勢の状態、慌
てて後ずさりしながら遠ざかるということは一度ならずあった。その他、作業
の後に手のひらや腕などにどーんとした痛みが残るようなことがあって、知ら
ないうちに蜂なんかを虐めてしまって刺されたのかなと思う事がある。
冬を越したばかりの女王蜂はまだ若くひ弱で華奢だけれど春の間にみるみる逞
しくなる。しばらく一匹だけで巣作り、産卵、子育てをしなければならないの
でなよなよしていられない。自分自身もしっかり食べて力をつけなくてはなら
ないし。けれども春先には好物のアオムシもまだ出現してなくて肉食類は小物
ばかり？厳しい状況が続く。万一ここで命を落とすことがあれば後に続くはず
の５０匹程の命も同時に消えることになる。
今、庭で毎日のようにアオムシの肉団子を作っているのは新しい巣から生まれ
た働きバチかな。夏は女王蜂は子作り優先、危険に満ちた外回りは控えめに。