はじめての・・・

ブログ10年目…庭、踊り、ウォーキング、ギター、ゲーム

夢で迷子になる

2005-06-29 05:20:53 | 
休日の昼間みた夢、メモしたキーワードより復元。でもキーワード見ても全然
思い出せない事があり、あきれてしまう。

妹の家にみんな集まっている。全体に娘や、女性がおおく華やいだ感じ。皆座
り込んで、百人一首か、タロットカードか、配られるのを待っている。カード
を準備している女性はなつかしい人で、気配だけで気持ちが満たされてしまう。
もう始まるばかりなのに、緊張のため部屋を出る。

トイレは公園の一角にあり、身障者用と入り口に書いてあるが、ここを使うし
かないようだ。中は広く一面水色と白のタイル張りで明るい。通常の便器状の
ものの隣に、瓢箪がたやら、矩形やらの浅い浴槽のような物があり、表面を水
がさわさわ流れている。どこに的を向けてもよいのかなと思い、あちこちにオ
シッコをかける。でもやっぱし便器状のところにすべきだっただろうか。水は
どんどん流れているが、きれいになるまでには時間がかかると思う、循環して
いるようなので。非常用のカメラがあると嫌だなと思ったが、どこにも見当た
らない。

急いで皆のいる家のほうへ走った。一本道で間違えようのないはずだが、いき
なりスーパーの中に入ってしまう。くだものコーナーが続き、あたり一面オレ
ンジで黄色い。多分一本横の道にずれただけだろうと引き返したが、もう知ら
ない場所にいる。

かたわらを電車が通り過ぎたが、どの路線か解らない。駅もあるが外から駅名
が見えない。直角の方向にも電車が走っており、かなり大きな町である。どこ
かに、探している家があるはずだが。

目の前に小高い丘があり、階段が上まで続いている。ミニスカートのすばらし
く脚のきれいな娘が、両すそをおさえながら足早に上っている。急いで階段の
下まで駆けつけるが、その娘はもう上り終わっていて、私の魂胆はお見通しと
いうばかりににらみ下す。白い自転車又はスクーターに乗りすいと消えてしま
う。知っている娘なのでとてもつらい。仲良くなりたいのに。

階段を上がりきっても見晴らしが良くなったわけではない。携帯電話を取り出
すが、2世代位前に使っていたやつで繋がらない。ポケットに手を入れると、
10円玉が3個とあとは1円玉。今から電話BOXを探していたら、いつにな
ったら戻れるのか。何もかも終わってしまうよ。

スポーツジムにて (1)

2005-06-26 20:20:09 | エチュード
例えば、自分の日記とか創作とかがあって、目の前でそれを読んでくれる人が
いて、これいいねと言ってくれる、そんな人が一人でもいれば、そしてできれ
ばそれが若い異性であれば、そしてそんな作品を無心に読み続ける横顔を、そ
の傍らで遠慮なく見つめていられるだけの豊かな時間が与えられたなら、そん
な思い出の1つだけでもあれば、それからの長い人生に耐えられる・・・

「私が読んではいけなかった」
はっとしたが、逆光で彼女の表情をとらえそこねた。
「私が読んではいけなかった」・・・

「本当にお久しぶりですね」
「えっ、僕のこと知っているのですか?」
「プールで、いつも美しくバレーを踊っていらしましたね」
「えええと。もうあと2年ぐらい後に、また出直しましょうか」
「ごめんなさい、いやならもうお話ししませんよ。カルテは?」
「新しく作って下さい」

覚悟はできていたはず。だが体が激しく拒絶し血圧が一気に二百まであがる。
後を受けた若い男のトレーナーは律儀に、私がプールに入るのを許さない。

マットに寝転び、乗りのいい音楽をききながら自分をなだめる。ここにいても
いいんだよ。もう一度やり直すことが許されるんだよと。でも彼女は誰だろう、
注意深く記憶のかさぶたを剥がすと、いつも控え目だった女性の姿が静かに浮
かんでくる。多分事務的な話以外はした事がなかっただろう。

「先に体重なんか量りましょうか、初めてですか?」
「まあそんなようなもんです」
「上のボタンから順にセットしていけばいいです」

血圧は4回ほど測定した。低い方にまだ問題があるけれど軽い運動だけならと
いう事で了解を得る。

5レーンあるプールは私だけしかいない。でもそれぞれにロープが張ってある
ので、以前のように四角く使うわけにはいかない。ウォーキング用の一番奥の
レーンには、床に台が敷いてありその上をゆっくり往復する。

少しずつ昔と違っている。その事が痛みとなる。昔と違わない所がある。その
事がまた痛みとなる。痛みはプール一面を赤い血で染めていく。でも体の細胞
の一つ一つは水の感触を思い出し、徐々に馴染んでいく。小さく歌いながら水
の中を歩いていた。古い歌だが、このジムに通っていた頃にはまだ知らなかっ
た歌を。祈るように。





まとめて

2005-06-26 17:48:37 | 読書記録とか
最近の頭の筋トレ
 栗本薫さん 「グイン・サーガ」 
  102巻まで付き合ってますよ。トライアスロン用ですね。
 小野不由美さん 十二国記シリーズ
  古本で歯抜けですがぼつぼつ読んでます。テレビはグッド。
 川上弘美さん 「センセイの鞄」
  何となく読みそびれていました。鞄の中身了解しました。
 ○△□ 「電車男」    なんだかね。

落し物

2005-06-25 23:40:01 | お気軽モード・雑記
私の個人アルバムが見つかりません。数回引越している間に落っことしたとは
思いたくなく、がらくたに紛れ込んでどこかに隠れていると今でも信じたい。

以前実家に帰って「俺のアルバム知らない。」とおふくろに聞いた所、「自分
で燃やしたんじゃない。」と言われてどきっときましたね。俺ってそんなに過
激だったっけ。言われてみれば、日記ごときものやら、へその緒やらと一緒に
実家の前の空き地で燃やしちゃったかも。

ちょっとしょぼくれて、家族のアルバム見てたら、切手位の大きさの赤ちゃん
の時の写真が出てきたので、シャツの胸ポケットに取り込む。何十回と見覚え
のあるセピア色の写真です。

その写真、家に帰ってから、翌日シャツと一緒に洗濯されてしまう。丁寧に伸
ばして、アイロンがわりに窓ガラスに貼っておいたのだけれど、ふと気がつい
たら消えていた。乾いて飛んでいったんだろう、蝶々のように。

バックトゥザフィーチャーの、過去の自分が消えていくようで凹みました。


橋が流された夢

2005-06-24 05:35:09 | 
夢を見た。洪水の夢。かなり印象が強かったはずだが、まごまごしているうち
に、消え去ってしまう。まるで洪水に押し流されてしまったようにね。出だし
のとっかかりの所だけ。

川の橋は堤防のきわの橋げた分だけを残して、流れてしまった。急いで修復し
たいが段取りに戸惑っている。工事業者が不満げである。実は工事業者は、自
動設計のマクロソフトを持っており、それを使えばすぐにでも橋の修復に取り
掛かれるのである。ただ当社にも面子があるのか約款のせいかよく知らないが、
はいそうですかといって工事に取り掛かる訳にはいかない。で流された橋の前
でどうしたものかと腕組みをしている。

・・・元々夢は言葉の先にあるので、本当のことはわからない。目覚め際夢を
どんな言葉で置き換えるかという所に、自分の思わぬ心理が覗けて楽しい。論
理とか常識が頭をもたげる前の短い時間。




夢の切片(4)

2005-06-22 05:31:49 | 
林の私が傷つけた木、樹皮のはがれた部分が徐々に盛り上がり、モアイ像に似
た石質のかさぶたができる。モアイ像の台座は白く、茶色の古代文字がびっし
り書かれている。書き写すべきだと友はいうが、絵としてそこにあるから細か
い文字が全て見えるが、書き写そうと意識すると文字が変形し動き始めてしま
う事を経験上知っている。

で、絵のまんまで記憶して義父の葬式の時に読んだ。言葉にならない、音のよ
うな、うめきのようなものが少し出ただけで、多分誰にも理解できなかっただ
ろう。もちろん私にも。
(夢の切片 終)

夢の切片(3) 

2005-06-21 05:42:51 | 
駅のロータリーに大きな白いシーツが敷いてある。親類縁者が乗り込む。前の
シーツが移動しはじめたので、私も後に続こうとしたが、操作を間違えたのか
回転して逆向きになってしまう。シーツの下にペダルが隠れているがバックギ
ヤがなく動きがとれない。ためしにシーツの上で180体の向きを替えてペダ
ルを踏んだところ、思い通り前に進んだ。

親類縁者達はほっとして私の後ろに位置を移す。シーツ状のバスは、かみさん
の実家に向かう。義父の葬式に出る為に。

義父は、大声で部屋の両端に置かれた長テーブルをどかす様に指示している。
葬式の時には、ちゃんと静かに死んでくれているのか心配になってしまう。も
う間もないのに。

夢の切片(2)

2005-06-19 20:07:11 | 
一端に長い紐をつけた、長い棒を持って、かみさんの実家の屋根裏やら天井あ
たりを飛び回る。部屋では、義父の葬式の為に集まってきた親類縁者が、白っ
ぽい布団の中で白っぽい寝巻きを着て寝入っていたが、物音に気付き起きだし
てしまう。私はあわてて畳の上に降り、かみさんの夫であることを名乗る。

実は前日(というか他の夢の切片で)身内で話し合った際、義父の葬式が滞り
なくできるか心配だが、本当に困る事態になれば義父が出てきて直接指図しま
すよという事でお開きになった。天井を飛び回っていれば義父と勘違いされか
ねないので、あわてた次第。

夢の切片

2005-06-19 06:57:08 | 
夢を見た。覚めて夢、覚めてまた夢で細切れで前後もわからない。編集能力な
く、切片のみ取り出し記述する。

通りがかった林の中の木の幹についている、拍子木(対)のようなものが気に
なって強引にむしりとると、玉ねぎ状の白い物体が突然目の前に現れる。どう
やら気に入らない事をしてしまったらしい。物体は赤く点滅して回転しはじめ、
蚕の繭のぼんぼりを連想する。赤い糸を四方に放射しているが、あまり怖くな
い。

物体の頭の尖った所は白い糸にぶら下がっている。手繰ると太くなり、上を見
上げると枝の隙間より蜘蛛の群れが空中に浮かんでいる。それぞれ尻から太い
糸を吐き出しており、その一つが目の前の物体に繋がっている。蜘蛛自身も赤
く点滅しており乗り物の用に見える。お互いの糸で絡み合っている。

私は拍子木を手にしたまま、別の夢にワープする。