はじめての・・・

ブログ10年目…庭、踊り、ウォーキング、ギター、ゲーム

何様?

2005-09-30 00:08:13 | まあ、どうでもいい事だけど
いつ死んでも悔いのないように、毎日、毎日をベストをつくして生きようと語
りかける人がいます。いつ死んでも悔いのないようにってところはちょっとひ
っかかりますが、言うべき人が言っているのを聴くとうんそうだね、怠けてい
ちゃいけないなって気になります。

花火がしゅるしゅると揚がっていく感じで、勢いがあっていい感じ。どちらの
方向に揚がっていくのやら気がかりだけれど、プラス思考だし、若者向けか。

でも明日が今日より、明後日は明日より間違いなく不幸であることがもう判っ
ているような人生もあるし、そういう人にとっては、プラス思考を持ち出すま
でもなく、今日が一番幸せと思うしかないわけですよね・・・

なんて事をつらつら書いている私は一体何様という事で、某先輩ブロガーがや
っているエゴグラム(アメリカの心理学者J.M.デュセイが開発した精神分
析法)の検査を、こそっと受けてみました。

 CP=普通   批判的な親
 NP=低い   養成的な親  ←弱者には冷酷
  A=普通   大人の心
 FC=普通   自由な子供
 AC=高い   従順する子供 ←強者には寄りかかる

死に方について

2005-09-29 05:44:30 | まあ、どうでもいい事だけど
いい死に方をする為に、生があるんだというような考え方があります。そのよ
うな箴言めいたものは、話している人の生き方をセットにして考えると、多分
納得できるし正しい所もあると思うけれど、私には馴染めない。

どんな風に死ぬかなんて判りませんよ。電車のホームからある日突然蹴落とさ
れるかもしれないし、生皮をひんむかれて死ぬような目にあうかもしれない。
多少は自分の責任もあるかもしれないけれどしょうがない所もあるのではない
でしょうか。

西瓜のようにお腹を膨らませて川で死んだ少女や、水泳パンツ下げられ尻の穴
をのぞかれて死を確認された少年の人生について、箴言はどのような意味を持
つのでしょうか。

自殺するのは良くないっていう考え方もあって、人間社会をうまく取り仕切っ
ていくには有効なんだと思うけれど、他の死に方とそんなにうまく切り分けら
れるのかなあと思います。

子供の自殺には、単なる思い違い、出会い頭の事故みたいな印象を受けるのも
あるし、生活苦による大人の自殺の中には、他殺みたいなものもあるでしょう
ね。どのみち本当の死因なんて私には判らないのでめったな事は言えませんが。

心の中ではとっくに自分の人生死んでいて、ただただ形だけ長生きして衰弱死
するのって、自殺者みたいなものですね、誰も気付かないだけで。


女の子と死

2005-09-28 22:10:13 | エチュード
昼間だが薄暗い奥の部屋に、女の子が寝かされていた。女の子の母親が枕元で、
私は部屋の隅でその子を眺めていた。上布団ははねのけられていた。

どうして私がそこにいるのか判らない。女の子は私より少し年上で友達という
訳ではない。

やがて母親は眠っている娘に近づき、寝巻きの紐を解きにかかるようだったの
で、腰を上げようとしたら
「そのままでいい」
と言われた。

あっという間に、女の子は丸裸にされて布団の上に寝かされた。裸になると、
体が倍に広がってずーっと大人に見えた。裸のままで眠っていた。

「きれいでしょう」
母親の言葉にこっくりを一つして、一目散に外へと駆け出した。死んだんだ。
死んであんなにきれいになってしまったんだ。

実際にはその後、元気になったその女の子を度々見かけている。でも私の中の
死んだという気持ちを打ち消すこともできなかった。おかしな話だけけれど。
川で溺れて死んだ少女の記憶より、はるかに望ましい死の記憶だから、手放し
たくなかったのかもしれない。


大人になってはじめて異性を裸にしたとき、体が広がる感覚が蘇って戸惑い
ました。

川で死んだ子

2005-09-28 06:29:15 | エチュード
家の前の川原で、幼い女の子の水死体を見たことがあります。妹を抱いていて
いる母の服の裾を、しがみつくように持って、大人たちの脚の間から覗いてい
まいたから、私もその子と同じぐらいの年だったのでしょう。

妹のために川べりの花を採ってやろうとして、足をすべらせて落ちた。雨あが
りで土手がゆるんでいたのです。村の者が舟を出して、長い竿をつついて探し
たところ、中州あたりで首を川底に突き刺すように沈んでいたとの事です。

ござの上で、西瓜のようにおなかを膨らませて、素っ裸で寝ていました。わざ
わざ服を脱がしたんだろうか、そんな姿を皆にじろじろ見られて、隠すことも
できない、恥ずかしがることも出来ない、そんなのいやだなと思いました。

また小学生の頃には、皆で川渡りしている途中、最後尾の男の子がいつの間に
か姿を消したと思ったら、溺れて死んでしまったこともあります。

若衆が、その男の子の水泳パンツをずりさげ、
「だめだこりゃ、肛門がひらいてる」
というと、目の前でお母さんがどっと泣き崩れました。

ほとんど水を飲んでなかったので、転んだ時のショックで死んだのではないか
との事です。でも、お尻の穴まで覗かれるなんて、そんな死に方たまらないと
その時も思いました。

どんな目に遭うかわからないような死に方はいやだな。何とか無事に年取って、
できたら畳の上で恥ずかしくないように死にたいな。ちょっと臆病で、たいく
つな人生を選択したようです。

3つ目のクエスト、どれにしようかな

2005-09-24 08:27:50 | _ゲーム一般
港の近くで、元船乗りがお気に入りのお酒持ってきたらいいものをあげるって
言っているけれど、後でお酒の産地に行ってみるので、ちょっと後まわし。

また別の人が、ゴブリン間にもめごとがあるようだと、教えてくれたので、ゴ
ブリンのアジトまで遠征。駆け足してたけれど、じきにスタミナ切れ。

「迷子になったんですか?」
「いえ、疲れたのでちょっと休んでいるだけ」

アジトのあたりでは、冒険者とゴブリンが戦っているのに巻き込まれないよう
に注意して、奥へと進む。戦うつもりはないんで、防具はみんなバンクに預け
てあるんだ。

赤ゴブリンと緑ゴブリンの大将が、茶色の鎧飽きちゃったから色変えるんだけ
ど、赤色がいいとか、緑色がいいとかもめている様子。赤ゴブリンは赤色鎧、
緑ゴブリンは緑色鎧でいいんじゃないかなと、おいら思うんだけど、思わず今
度橙色の鎧を持ってきてあげると調子のいい事言ったみたい。ゴブリン語よく
解りません。

後ほど、ゴブリンの鎧が売りに出されていたので、迷わずゲット。橙色に見え
るんだけど、ただの茶色の鎧なんだな。

ゴブリンのアジトから帰る途中に、鍛冶屋さんにあう。粘土と銅と鉄を持って
きたら作業場を使ってもいいというんで、バンクからつるはしを持ち出し採掘
場に向かう。途中、冒険者との会話。

「取引しよ」
「何を?」
「鎧あげる」
「いらない」
「取引しよ」
「・・・」
「取引しよ」
「何が欲しい?」
「お金」
「持ってないよ。じゃまた」
「俺、1*,***ゴールド持ってる」
「すげー」

盛りあがらない会話。おいら言葉あんまり知らないんでごめんな。でもお前の
言ってることも、少しおかしいんじゃない?

最近読んだ本(2)

2005-09-21 05:00:39 | 読書記録とか
鷺沢 萠(めむぐ)「海の鳥・空の魚」

若者達のちょいとした出来事など扱った20の独立した短編集、で物語に出て
くるそれぞれの名前に、ストーリーとはお構いなく過剰に反応してしまうのは、
おかしいか。

冒頭のストーリーに出てくる幸子さんも、私にはいろいろと心地よい名前です。
彼氏の家に二人で電車でいく途中、思いがけなく視界に川が現れて、今までふ
んぎりのつかなかった結婚を決意してしまう所など、よい。

夢の中でもですが、川を渡るという事は、そうやって新しい世界へ踏み込むこ
とを暗示しているわけですから、幸子さん思わず渡ってしまったんですね。

突然「NANA」の話でなんなんですけど、レストランから章司と幸子が出て
くるところを、ナナと奈々が見てしまう場面。

章司につっかかっていくナナから、章司をかばおうとして
「てめえ、関係無いだろう、ひっこんでろ」
ナナにどなられて
「あなたこそ関係ないでしょう」
幸子は思わず切り返す。

この時幸子は、川を越えたんですね。

「ハチ、てめえの彼氏だろう。何黙ってんだよ、てめえでけりをつけろ」
「・・・」
「ハチ!」

奈々もいくつか川を越していくのでしょう。そしてナナもね。

調布~多摩川

2005-09-20 00:50:04 | エチュード
見上げると、空一面羊雲が明るく浮かんでいて、そのまま多摩川まで歩くこと
にしたのさ。通勤用の革靴は少しかかとがあるのは良いとして、ゆるめなのが
足指に悪く、長く歩く気持ちにはなれないけれど、結局橋を渡って家まで歩く
ことになるのだろう。

子供の頃、夜空を見上げて、いつもいつも思っていたよ。何なんだろう、世の
中って、自分って、命って。そういう謎を、少しずつ、少しずつ解き明かして
いくことが、人生の目的なのかなあとね。

はぐらかされるような答えに出会うと、がっかりしたり、おやおやと思ったり、
逃げているなあと思ったりしたこともあったけれど、今はまあしょうがないか
なと思っている。

日々の暮らしに追われ、流され、時には遊びほうけたり、つまんない事にかか
ずりあって、無為に年を重ねていく、時には皆の幸せなんかも考えたりします
が、そんなのが自然じゃなかなあと、今は思うのさ。

そんなことじゃ、本質的な謎の解決に一歩も近づけませんよと言われちゃいそ
うですが、それでいいんだと思いたいね。子供の頃に感じた謎が、その謎のま
んまの形で、今の自分に同じように押し寄せて来ること、ただそれがね、嬉し
いんですね。

これから数十年人生やって、最後の最後に、やっぱりわかんないやーってくた
ばるのか、そんな疑問すら起きないほどの痴呆になっているか知らないけれど、
私が思おうが、思わまいがにおかまいなく、その謎は、謎のまんまで漂ってい
るのさ、それが嬉しい。

だから、その謎の答え知っていますよ、とか教えてあげますよなんて言われる
と、ちょっと戸惑ってしまいますよね。自分の人生の一番美味しいところを、
神様とか、賢い人に何だか持っていかれるような気がして、できたら関わりた
くないですよね。

宇宙の歴史とか、生命の仕組みの解明とか、まか不可思議な事について考察と
か、もろもろの学問を否定しているわけではありませんよ。それは人々が幸せ
に暮らしていくのに不可欠ですし、私も日々恩恵をこうむっているわけですか
ら。

まあそれらは、本質的な問を、新しい形で問い直す表現を発見したというんで
すごい事ではあるんでしょうね・・・

そんな事考え考え、郵便局の前の通りをとことこ歩いて、学校とか映画館を通
り過ぎて、そのまま行ってしまうと外れていくような気がしたので、途中少し
引き返したり、曲がったりして、神隠しに会う事もなく多摩川の堤防に着きま
した。

R★NESCAPEデビュー

2005-09-19 22:20:49 | _ゲーム一般
知らぬ間に、R★NESCAPE日本語フォーラムできたんだ。ROMでたま
にお邪魔する事になるかも。

以前家の近くのインターネット喫茶で、このゲームの事で迷惑をかけている。
前夜遅くまで遊び、次の日続きをやろうとしたが、リストに出てこずアクセス
できない。

「君、このパソコンひょっとしてジャバ2に対応してないんじゃないの、今朝
設定をいじらなかった?」
なんて難しそうな事いって、店の女の子びびらせて、
「ちょっと他のパソコン調べてもいいかなあ」

了解をもらって、かたっぱしに調べたけれどうまく行かず、そうこうしている
うちに、男の子がやってきて、私の手付かずのコーヒー片付けにかかるので、
「ちょっと、ちょっと、そこ私の席なんだけど。今とらぶってて、そっち行け
ないけど」

女の子、私の状況を何も伝えてくれていないんじゃんと少し傷つきました。

30分くらいして、頭のRをLで打ち込んでいたのに気付きました。30回位。
ログ見られませんよね。日本人がLと入力したときは、併せてさりげなくRも
検索するのが、クールなツールですよ。

18日に同じ喫茶店で気持ちを新たにキンピララという名のごぼう色した肌の
少年でデビュー、愛称ピララという事で宜しくね。

19日に東京近郊のアパートに戻って続きをやり、さっそくクエスト2つクリ
ア、少し快調に飛ばしすぎかな。

1つ目のクエスト コックさんの料理の手伝いで、卵と小麦粉と牛乳を持って
くるの。

2つ目のクエスト 羊の毛をかって、毛糸の玉をいくつか作ってあげるの。

おっぱいの出ない牛の所で、バケツをかざしても乳は手に入らないし、ひよこ
や若鶏ばかりの鶏小屋をうろついても、卵は手に入らない。なかなか良く出来
てますよ。

最近読んだ本(1)

2005-09-19 17:01:29 | 読書記録とか
灰谷 健次郎 「兎の眼」

題はよく見かけたが、今まで一度も読んでなかった。宮沢賢治の「貝の火」と
混同して読んだ気になっていたので。

「貝の火」は、子兎のホモイが、溺れるひばりの子を助けてやってお宝の「貝
の火」の世話をする事になるが、後の行いが悪く「貝の火」が割れて目が見え
なくなってしまう。

じゃあ、最初っからひばりを助けなかったらよかったのかという疑問が、当時
子供だった自分の気持ちの中にいつまでも残っていて、それだけすごい作品な
んだけど、「兎の眼」はどうなんだろう。

もし子供の頃に作品が出来ていたとして、読んだとしても忘れちゃうんじゃな
いかな、まあ大人の皆さんがんばっていますねーという風になっちゃって。

おっと私はもうその大人の皆さんの一人なんだから、子供達、読んでねーとい
う立場なんだ。読みやすくて、悪いこと書いてないし、いいのではないでしょ
うか。

「兎の眼」物語中、蝿に関するかなり詳しい記述があってその姿勢より「ファ
ーブル昆虫記」に、また言葉つながりで、ウィリアム・ゴールディングの「蝿
の王」にトラックバックしましょ。