はじめての・・・

ブログ10年目…庭、踊り、ウォーキング、ギター、ゲーム

【1694→1695】 83番目のクエスト 樹の国の物語

2011-11-29 06:21:32 | _R★NESCAPE
83番目のクエストは、ノームの樹の砦の中心にある大木が病気になったので
直す。御礼にノームの操縦するグライダーに乗ることができるようになる、場
所は限られるけど。まあナウシカに出てくる爺やの気分。たまに遭難するんだ。

「ないしょの話。おじさんからこの指輪預かった。持ち主逃げた。恐ろしい。
手配人の妖精さん危ない。早く知らせる、頼まれた」
「ちょっと、ちょっと待った。おじさんってお尋ね者Sの事なんだろ。お前の
所に無理やり押しかけたんじゃないのかい。おじさん呼ばわりはねーだろ。そ
れに手配人の妖精って多分チャルダーの事だと思うけれど、気になるけど、で
けでけの体制側じゃない。何でSが心配するんだよ」
「おじさん、私助けてくれた。毒矢に興味もった。新しい毒消し一緒に探した。
でも間に合わなかった。手配人死んだね。妖精の方じゃなく、禿げの方ね。禿
げいなくなって情報こないね。おじさん追い詰められた。捕まるの時間の問題、
それで私に指輪預けたね。手配人、順番に死ぬ。誰も知らない。犯人見たのお
じさんだけね」
「お前、いいかげんに鼻栓はずしたら。息続かねえだろ」
「ふが」
「いまいち分かんないけれど、その禿げの手配人もSの仲間なのかい」
「どっかのお金持ちのお嬢さん誘拐しようとしてた時、禿げに捕まったの。内
緒の話、手配人もう二人死んでる。その人、一人で犯人を探し続けていたんだ
けれど、手が足りなくて、おじさんみたいに魔法使えなくて、協力頼んだの。
で、どっかのお化け屋敷でほとんどしとめかけたけれど、おじさんを追いかけ
ている黒騎士団に出くわして、取り逃がしたんだって」
「白騎士ばかりじゃなく、黒騎士にも追われているのかよ。世話ねえな」
「その時拾ったのがこの指輪。飛ぶんだけれど、本人しか使えないそうなの」
「ファラドールの南のキャベツ畑へワープするのさ、ああ」
「持ち主探せるかなあ」
「その必要ないよ、これ俺のだもん」
「え、どうなってるの」
「こっちが訊きたいよ。この指輪のこと誰にも見られていないよな」
「おじさん、魔法のバリヤ使ってたから大丈夫」
「ザニック、誰にも言うなよ。チャルダーは俺が守る。お尋ね者のいうことあ
んまり真に受けるな。それと、白騎士が来ても歯向かうなよ」
「うん、でもあまり近づかないで。臭くって、臭くって」

ノームの樹の砦 The Tree Gnome Stronghold
ファラドール Falador

チャルダー Chaeldar
ザニック Zanik

【Quest】
#83 Experienced_The Grand Tree(m) * Le Grand-Arbre(a)

☆: 999,999以内

67★→68☆? (rank up?) Attack

Total 1694→1695☆ (2011.11.21)
Combat 91
Quest 142→147

【タグ】!1694 !1695

【1694】 82番目のクエスト 不死鳥は巨神兵より扱いやすいかも

2011-11-27 17:28:24 | _R★NESCAPE
82番目のクエスト、とある洞窟にて積み上げた香木の上で不死鳥が自らを燃
やし、若鳥として蘇るのを目の当たりに見る。感動的な復活シーンとして心躍
らせるところだけれど、なんかそのまま死にきりの方が心安らぐような気がす
る。僕ってひねくれているのかなあ。

「召喚魔法には興味無いですか」
「食料運搬用にトリウマを召喚する程度かなあ」
「トリウマなんて言葉、この辺りでは使いませんよ」
「あ、そうなんだ」
「いつか火の鳥が召喚できるようになったら、ネズ様のお国まで一緒にまいら
せてください」
「えっ、火の鳥まで召喚できるの」
「その前にまずファラドール城での白騎士の立場を確かなものにしなければな
りませんね。白楔帷子の目に詰まっていた泥、やっと綺麗に落としましたよ」
「何これ」
「ザナリスに残されていた指名リストの写しでございます。上から順に片付け
て下さいね。その間、ザナリスには寄り付かない方がいいでしょう。今のまま
だと最後の依頼を受けたのがネズ様という記録が残ってしまいますので、何か
と具合が悪いのです」
「このままチャルダーが見つからなかったら」
「職場放棄という事で解任、後継者が決められるでしょう。やはりチャルダー
と呼ばれる妖精が選ばれるのではないでしょうか」
「今のチャルダーは」
「例え無事だったとしても、組織の後ろ盾なしで生き長らえることは難しいで
しょうね。手配人の定めでしょう。今までの仕返し、それこそ魔法使いSくら
い強い敵もざらにいることでしょうから」
「Sの件はもうかたが付いたんだよね」
「はい、アジトが20箇所近くもあっててこずっていたようですが。ただ、ラ
ンブリッジの地下洞窟の例のゴブリン娘が何か隠したのを見たという者が出て
きまして」
「どうして今頃」
「解放された直後の緊張がやっとほぐれて、ぽろりと言い出せるようになった
のでございましょう」
「でも、見間違いかもしれないし」
「複数の子供が言っているのですよ。ザニックでしたか。何も出てこなかった
ら尚更疑われるばかりでしょう。ゴブリン相手に手間をかけるとは思えないし、
もう事は済んでいるかもしれません」
「スナ」
「ネズ様にとってそれ程の大切なお方だとしたら、前もって私に一言申し付け
てくだされば宜しかったのに。その機会は十分あったはずですが」
「僕のせいだというんだね」
「私は召使いです。ご主人様の仰せならばどんな事にも従うつもりです」

ザナリス Zanaris
ファラドール Falador
ランブリッジ Lumbridge

チャルダー Chaeldar
ザニック Zanik

【Quest】
#82 Experienced_In Pyre Need(m) * L'oiseau de feu(a)

☆: 999,999以内

53☆ Summoning(m)_Familiar
 Spirit terrorbird lv52~ (Phoenix lv72~)

Total 1694☆ (2011.11.20)
Combat 91
Quest 141→142

【タグ】!1694

【1694】 81番目のクエスト 中ボス倒したら親ボスが、って懐かしい仕掛け

2011-11-23 12:01:18 | _R★NESCAPE
81番目のクエスト、アルドンヌより遥か遥か北の果てにある灯台にて。操作
マニュアルとか、燈台守の日記とか走り書きみたいなの全部スルーしてます。
経験者向きってことで、モンスターもいつもよりちょっと手ごわい、かな?

またやって来る。もう逃げない。足を引き下ろされるまま、体毎二階の床を突
きぬけ、一階の床をつきぬけ地下階へと。あれ僕の家に地下室なんてあったっ
け。やっと足を離されたら、暗闇の中に魔法使いSの姿がおぼろげに浮かび上
がってくる。潮の匂いがする。逃げない、逃げない、突然魔法使いの首がすっ
とび、飛び掛ってくる。

「うっ」
「ネズ様、しっかり目を開けて。ただの頭巾ですよ。これを持ってファラドー
ルのお城へ急ぎましょう。これでネズ様も立派に白騎士のお仲間入りです」
「Sは、Sはどうした」
「ネズ様がお倒しになりました。ほらエクスカリバーがこんなに血を吸ってい
るではありませんか」
「君の部下はどこ、あんなに沢山いたのになんて酷い。君はなんとも思わない
のか」
「全員で15名、召喚魔法で呼び寄せたまでのことですよ。そんな卑しい生き
物たちの為に、ネズ様が心を痛めることではございません」

みすぼらしいゴブリン娘が、ポケットから何かごそごそ取り出そうとしている。
馬鹿だよザニック、どうしてあの時白騎士に全部渡してしまわなかったんだよ。
もう遅い、みんな筒抜けなんだよ。お前を守るだけの力は、僕にはこれっぽっ
ちもないんだよ。

アルドンヌ Ardougne
ファラドール Falador
エクスカリバー Excalibur

ザニック Zanik

【Quest】
#81 Experienced_Horrr From The Deep(m) * Le monstre des profondeurs(a)

☆: 999,999以内

Total 1694☆ (2011.11.20)
Combat 91
Quest 139→141

【タグ】!1694

【1693→1694】 80番目のクエスト 争い 

2011-11-22 05:00:00 | _R★NESCAPE
80番目のクエスト、ひょんな事からとある砂漠都市で二つのならず者グルー
プの闘争に巻き込まれちまって、力任せに両方のボスをとっちめてけり、多分
住民にとっては何の解決にもならないけれど、おいらが居座ってそこのボスに
なるってわけにも行かないしなあ。今の腑抜け市長のままでは全然期待できな
いし、統治する新しい仕組みを自分達で考え出してくれい。

「この人殺し」
「うおっぷ、なにするんだよういきなり、折角の白鎧が泥まみれじゃないか」
「あ、ネズさん、ごめん。だってそんな格好で、おまけに変な白マスクして顔
隠しているんだもん」
「白騎士に入ったんだよ。でもまだ白兜までは支給してもらえないんで砂漠民
族仕様で間に合わせているんだ。あのならず者、まだ仲間でもいたのか」
「ひどいのは、白騎士も同じじゃない。いやがる子までむりやり連れ戻して、
ここにあるのみんな持ち去って」
「誘拐された子を親元に帰したり、盗品を没収するのは当然じゃないか」
「でも、死んだ人の持ち物を拾い集めたのが多いって。無法地帯は殺してもい
いそうだよ。さらわれて来た人から外の世界のお話いっぱい聞けたし。ときど
き殺されちゃったりするけれど、それは親が金持ってても出さないとか」
「そういうのが許されないんだよ。お前、おかしくなっちまったのか」
「白騎士はじゃました私の友達を目の前で殺したんだよ。一人でも一個でも隠
しているのが分かったら、今度は私の番だと脅すんだよ」
「いいから人間にたてつんじゃあねえ。ゴブリンのくせに」
「ネズさんだって」
「俺が何だ、お前に俺の何が解かるのかよ、う、これ泥だよな」
「だけど」
「だけど何だ、もう毒入りってのは無しだぜ」
「あの時は、ちゃんと毒入りだと言ったよ」
「言い方が軽いんだよ、もっと本当らしくいうんだよ。けど何だよ、何か臭く
ねえ。なんで鼻栓してるんだよ」
「肥やし入りの泥パイなの」
「何でそんなもんを…、ザニック、お前まだ何か隠しているんじゃないか」

【Quest】
#80 Intermediate_The Feud(m) * Querelle dans le désert(a)

79☆ Cooking_Pie
Mud pie lv29~ (Bucket of compost, Bucket of water, Clay)
62→63☆ Thieving(m)
 Pickpochet_Knight lv55~

Total 1693→1694☆ (2011.11.19)
Combat 91
Quest 138→139

【タグ】!1693 !1694

【1690→1693】 79番目のクエスト 砂の中から魔法使いの手首が・・・

2011-11-17 21:31:45 | _R★NESCAPE
79番目のクエスト、確かに人手が欲しいんですが、手首だけじゃあねえ。

疲れきって二階の床にじかに寝転がっていると開けっ放しの窓に人影が。
「ヤニルの砂屋でございます。ご注文の砂を届けに伺いました」
「注文した覚えないけれど、それに砂なら庭の方だろ、わー、何するんだよ」
体の上に砂をぶちまけられる。一度、二度、三度。
「へい、まいどー」
「こら、待てよ」
窓に寄ろうとすると、いきなり何者かに左足首を捕まれ引き下ろされる。砂の
中に顔まで埋まる。下は床じゃないか。こんなのありえねえ、夢だよ、夢だか
らもっと落ち着かなくちゃ。必死に這い出し、隣部屋のホールに展示されてい
たエクスカリバーをなんとか手にとって足元向けて振り下ろす。血しぶきがあ
がり、床から切り離された手首がそれでもなおも左踝を締め上げる。
「まじかよ」
恐怖にかられやみくもに足を振り回すと、何かにぶつかる感じ。

「ご主人様、大丈夫でございますか」
「ああ、君か、良かったよ。本当に来てくれたんだねえ。うなされてたんだよ」
「シルバーライトが月影にあたって悪戯をしたのでございましょう」
「シルバーライトって」
「明日にでも二階の窓にもカーテンをお付けいたしましょう。寝室とホールの
境の扉を閉めておけば、展示棚に直接明かりが差し込むこともないのですが」
「魔法使いのSだと思う。僕の足を掴んでさ。そうだ、君を蹴飛ばしたりしな
かったよね」
「大丈夫でございますよ」
「君って、ひょっとして女性。今まで気付かなかったけれど。ええっと名前は」
「先ほど私の名を呼ばれたではではありませんか。スナ・サンドと申します」
「そうだっけ、そうなんだ。ちょっと小腹がすいた感じ」
「下の食堂に特上の魚パイが用意してございます。キャザビー港で獲れたマグ
ロとランブリッジ産の鮭、ほらそこに水車小屋の絵が飾ってございましょう」
ランブリッジの水車小屋の近くに釣り場があることは知ってるけど、絵のこと
には気付かなかった。脇に展示されている太刀はシルバーライトに替わってた。
「ランブリッジ城の地下洞窟で見かけたゴブリンのことでございますが、何か
具合の悪いことでもあれば私どもの方で按配しますが」
「え、ザニックのこと。そんなのいいから、ザナリスの妖精チャルダーの行方
を調べてくれないかな。気になるんだ」
「承知致しました。それから太刀を展示される場合には、血糊をよくぬぐって
からにして下さいませ」
なんだ、何のことだ。
「ご主人様には白騎士メンバーとしての気品をお忘れなさらずに。それでは失
礼いたします。私は一度、城に戻りますので」

ヤニル Yanille
キャザビー Catherby
ランブリッジ Lumbridge
ザナリス Zanaris

ザニック Zanik
チャルダー Chaeldar

【Quest】
#79 Intermediate_Hand in the Sand(m) * Main perdue(a)

★: 1,999,999以内
☆: 999,999以内
☆☆: 99,999以内

77→78☆ Magic
79☆ Cooking_Pie
Admiral pie lv70~ (Cooked salmon, Cooked tuna, Potato)
72→73☆ Fishing
Salmon lv30~ Tuna_lv35~
50→51☆ Agility (m)
54☆ Construction(m)_Quest Hall lv35~
Stairs_Teak Staircase lv48~
Landscape_Lumbridge lv44~
Sword_Silverlight lv42~ Excalibur lv42~

Total 1690→1693☆ (2011.11.17)
Combat 91
Quest 137→138

【タグ】!1690 !1691 !1692 !1693

【1688→1690】 78番目のクエスト ウオンテッド 私の家の鍵を壊さないでね

2011-11-13 21:29:45 | _R★NESCAPE
動けるようになったのでさっそく手持ちの資産を調べたら、48Mコインで前
回調査より2M程目減りしている。家の改築でどれほど使ったのか把握できな
いけれど、最近利鞘を稼いでいる商品の値動きが不自然で効率が悪い。アダマ
ンタイト板を買って戦闘斧や鎖帷子などに加工して売るけれど、材料で板3枚
使うのに板1枚強の値しかつかず、かなりの損。もっともこれは鍛冶屋のスキ
ルアップの為の投資と考えてるので我慢する。ルーン製品を加工できるように
なるまでの辛抱だい。

78番目のクエストは、ファラドール城の白騎士団のメンバーになる為に、目
下指名手配中の最強の魔法使いSを退治すること。以前にも黒騎士の悪だくみ
を防いであげたことがあるような気がするけれど、誰も覚えていないのは悲し
い。まあ二階から目薬さすような地味な仕事じゃ印象うすいかもね(#36)。一
人じゃとても手に負えないんで城から召使いがサポート役としてあてがわれる。
相手は神出鬼没でいいように振り回されたけれど、最新スキャン機能を駆使、
遺留品を手がかりに徐々に追い詰め、ランブリッジ城の地下洞窟でいよいよビ
ンゴ。

「まあ、ネズさん。久しぶり、どうして今まで顔出してくれなかったの」
「わーわーっ、攻め方止めい。なんでお前がここにいるんだよー」
「ここ、わたしの家じゃない。なにボケてるのよ。この人たちだれ」
「ザニック、話はまた後で。一同引き揚げい」

なんて調子でまたまた取り逃がしてしまう。最後は某所にて、召使いが統率す
る軍団十余名が壊滅(一瞬の出来事で人数数え切れなかった)させられた後、
相手が魔力を使い果たした所で、おいらが竜剣で正面より堂々と戦いにのぞみ、
頭首を召し取った。

「ねえ、僕にゴブリンの知り合いがいるなんて誤解しないでね。家の召使いに
どうかなあとちょっと考えてたんだけれど。でも僕もこれで白騎士団の一員だ
し、自分の家の召使いといえどもゴブリンを使うのは具合悪いよねえ。ところ
で君、部下全員やられちゃったのでもう仕事ないんじゃない。しばらく僕んと
ころで召使いというか使用人というのはどうかなあ。管理人でもいいけど」

ファラドール Falador
ランブリッジ Lumbridge

ザニック Zanik

【Quest】
#78 Intermediate_Wanted!(m) * Avis de recherche(a)

Previous Quest
#23 Novice_the Priest In Peril(m) * Prêtre en péril(a)
#55 Novice_Recruitment Dive(m) * On recrute!(a)
#72 Intermediate_The Lost Tribe quest(m) * La Tribu Oubliée (a)

★: 1,999,999以内
☆: 999,999以内
☆☆: 99,999以内

50→51★ Prayer
80☆→81☆☆(rank up) Smithing
 Adamantite_A.battleaxe lv80~ _A.chainbody lv81~

Total 1688→1690☆ (2011.11.11)
Combat 91
Quest 136→137

【タグ】!1688 !1689 !1690

【1683→1688】 峠の我が家

2011-11-08 05:32:35 | _R★NESCAPE
「チャルダー」
「目が覚めたのかい」
「ああ、チャルダー、無事だったんだねえ。本当に無理いってごめんね。どう
しても光蝿を見たくってさ。あんなに足元に注意するよう言われていたのに」
「まあ、お待ちよ。私はジェニカという者だよ」
「ええ、チャルダーかと思ったんだけれど。そういえば羽音聞こえないよねえ。
ええと、僕どうしちゃったのかなあ、時空の狭間を漂ってるって感じじゃない
し、けど、なんだか目が駄目になったみたい。えーと」
「ジェニカ、あんたのはめてる指輪の持ち主さあ」
「え、えっ、夏盆のお母さん、どうしてここに」
「その指輪を使って、私を呼び寄せたんじゃないか」
「チャルダーだよ、チャルダーが操作してくれたんだよ、きっと」
「申し訳ないけれど、ちょっと体動かしてくれない。ベッド造り変えたんで」
「わあ、いい臭い」
「マホガニー製さ、化粧台はチーク材に替えた。目が良くなったら身だしなみ
を整えるんだねえ。今はどぶねずみ状態」
「そう、あの、目のことなんだけれど」
「何があったか知らないけれど、ニ、三日すれば見えるようになるさ。私は二
階にいるから何かあったら呼んでおくれよ」
「えー、おばさんち、二階建てなんだ」
「なに、勘違いしているんだねえ。ここはお前さんの家じゃないか。あまりほ
かりっぱなしで、みすぼらしかったので、大改築したのさあ。お金は勝手に使
わせていただいてるので遠慮することはないんだよ。でもその足じゃあ二階建
ては迷惑だったかねえ」
「いえ、あの、ゴブリンの娘に治療受けてます。でもなかなか毒が消えなくて」
「毒が入ったのは、目の方じゃないか。ゴブリンなんて出鱈目しかいわないか
ら間に受けちゃ駄目だよ。はやくきちんとした医者に見てもらいなさいね」
「はは、チャルダーもきっとそういうよね、妖精のチャルダーだけれど。でも、
おばさんは妖精じゃないし、でももう死んでいるんだよね」
「そうさ」
「あの、僕の知り合いのお婆さんがね、死んだ人たちとはあんまり深入りして
付き合っちゃいけないっていうんだけれど、本当かなあ」
「いいにくいんだけれど、その指輪、私に返していただけないかなあ」
「え、あ、ごめんなさい。ぼく失礼なこといったかな」
「そんなことは無いけれど」
「おばさんにも、夏盆にももう会えないってこと」
「夏盆には私から話しておくよ」
「でもこれ、抜けない。指むくんじゃったのかなあ」
「はは、家の中だからいけないんだよね。頼んだ私がうかつだったね。そんな
に急がなくていいんだよ」
「でも、なんか、おばさん、忙しげ」
「これからは泊り込みの家政婦を雇うといいよ。二階の寝室はお前さんが使っ
てさ。でも家政婦にマホガニー製のベッドは贅沢か、あらま、どうしましょう」

「おばさん、目が見えるようになったよ」
寝室を出て、仕掛中の家財等のある作業場を通り抜け、ホールの階段を駆け上
がったけれど、私が見たものは二階の寝室とは名ばかりで開き部屋が一つある
ばかり。階段のあがり場に諸刃の太刀が誇らしげに飾られている。
「エクスカリバー、どうして…」
突然、左踵が疼きしゃがみこむ。そっか、毒なんかじゃないんだ。その時、誰
かが外に出て行く気配がする。痛みをおして階段をかけ降りると、紫色に揺ら
めいているポータルの輪の中に金色の双葉が溶けるように消えた。
「チャルダー」
外へでればそこはいつものレレッカの南口、秋の終わりの夕暮れ近く、魔法の
リンゴの木のあたりで黒ユニコーンのいななく声がかすかに聞こえるばかり。

エクスカリバー Excalibur
レレッカ Rellekka

チャルダー Chaeldar
ジェニカ Jennica
夏盆 Summer Bonde

★: 1,999,999以内
☆: 999,999以内
☆☆: 99,999以内

50→54☆ Construction(m)
Bedroom lv20~
Bed_Large teak bed lv45~ 4-poster lv53~
Wardrobe_Oak wardrobe lv39~ Teak drawers lv51~
Quest Hall lv35~
Sword_Excalibur lv42~
60→61☆ Dungeoneering

Total 1683→1688☆ (2011.11.4)
Combat 91
Quest 136

【タグ】!1683 !1684 !1685 !1686 !1687 !1688

【1682→1683】 77番目のクエスト 巨大水晶に映った影は…

2011-11-03 08:00:13 | _R★NESCAPE
77番目のクエストは、シアーズ村の東、カメロット城の塔にある巨大水晶の
中に、ドジって閉じ込められていた魔法使いを助け出すというものですが、誰
の手柄かちょっとわかんないので、心当たりのある方は名乗り出てくださいね。
ネタ本見ればエクスカリバーで粉砕したとなってます。守衛が駆けつけた時に
は、砕け散った水晶の真ん中で例の魔法使いが腰を抜かして座り込んでいた。
「マーーリンーー」
彼が指差す北の方をみると、レレッカ地域、魔法のリンゴの木の上辺りでいつ
もは洞窟の中にいるはずのゼリゼリが、なぜか興奮し絶えず形を変えながら夜
空を舞い狂っている。城の真上を通過した迷い蝿が一匹真っ直ぐその群れに向
かい、ひとまわり大きなゼリゼリの中に溶け入った。時空を駆けるショウジョ
ウバエ、ザナリスの手配人妖精チャルダーの最期だった。

シアーズ村 Seers' Village
カメロット Camelot
エクスカリバー Excalibur
レレッカ Rellekka

Slayer Master【Zanaris:Chaeldar】
#114 Jellies lv78 slv52

【Quest】
#77 Intermediate_Merlin's Crystal(m) * Le cristal de Merlin(a)

★: 1,999,999以内
☆: 999,999以内
☆☆: 99,999以内

62→63☆ Slayer(m)

Total 1682→1683☆ (2011.11.1)
Combat 90→91
Quest 130→136

【タグ】!1682 !1683