しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

イチリンソウ ( 一輪草 )

2011-04-26 |  4月 の花たち

                              ↑ 2021/04/16 撮影

2013/04/15 撮影

上の花はヤエイチリンソウと思われます。
ヤエイチリンソウはイチリンソウの萼の数が多い品種のことです。

[ キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草 ]

本州~九州の
山地の雑木林、竹林の林床や林縁などに自生します。
草丈は、20~30cm
細長く白いイモ状の根茎を持ち、
地上部には茎1本だけが出ます。
根出葉は、1~2回3出複葉で長い柄があり、
小葉は、卵形で羽状に深く裂けています。
花期は、4~5月。
茎は上部に通常3枚の総包葉を輪生し、
その間から1本の長い花柄を出し、
径4cmの白色または一部淡紅紫色を帯びた花を
1個だけ付けます。
花弁状のガク片は5~6枚で楕円形、
花弁はなく、雄しべは多数で、
雌しべには短毛が密生しています。
夏には、実を残して地上部は枯れます。
名は、茎頂に1輪の花を開くことから
付いたそうです。

思いがけず、
何年ぶりかで花を見ることが出来ました。
葉は毎年出していたのですが、
一向に咲く気配がありませんでした。
二輪草と一緒に、
八王子のお宅から戴いたものです。

2011/03/23 撮影…芽生え
2011/04/20 撮影…つぼみ
2011/04/21 撮影
2011/04/22 撮影…朝
2011/04/22 撮影…午後
2011/04/23 撮影
2011/04/24 撮影
2011/04/25 撮影
2011/04/26 撮影
2011/05/01 撮影
2011/05/02 撮影


< 2014 年 >
2014/04/26 撮影


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