しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

ニリンソウ ( 二輪草 )

2011-04-24 |  4月 の花たち

                                    ↑ 2011/04/16 撮影

2014/04/17 撮影

[キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草]

日本では、北海道~九州の
林縁や林床、小川の縁などに自生します。
草丈は、15~25cm。
根出葉は掌状に3列し、長い柄があります。
花期は、4~5月。
花茎を伸ばし、
柄のない3枚の総包葉を輪生に付け、
その中心から普通2本の長い花柄を伸ばして、
その先に1個ずつ花を付けます。
花は、柄に単生し、径2cmで白色。
花弁状のガク片は5~8枚、
楕円形で花弁はありません。
まず一輪目の花が咲き、
後を追うように次が少し低めに咲きます。
ほとんどが二輪ですが、
まれには一輪のことも三輪のこともあります。
山地にしばしば群生し、
観賞用として園芸種も栽培されています。
根茎の乾燥したものを生薬の地烏(ジウ)として、
リウマチ薬に用います。
開花前の地上部を摘み取り、山菜として、
天ぷら・おひたし・和え物・油いため・汁の実・漬物などにし、
食します。
有毒なトリカブトと似ていて、
間違えやすいので注意が必要です。
名は、一茎に二輪ほどの白い清楚な花を付けるので、
一輪草が1個の花を付けるのに比べたことに
よるそうです。
別名;ガショウソウ(鵝掌草)


2011/03/06 撮影…芽生え

2011/04/05 撮影…つぼみ

2011/04/08 撮影

2011/04/09 撮影

2011/04/10 撮影

2011/04/13 撮影

2011/04/15 撮影…朝
2011/04/15 撮影…午後

2011/04/16 撮影
2011/04/16 撮影

2011/04/18 撮影

2011/04/21 撮影

2011/04/24 撮影…風雨の後


* 早く咲き出した花
2011/04/11 撮影
2011/04/11 撮影



< 2010 年 >
八王子のお宅から戴いたものですが
育てやすくよく増えます。

2010/04/13 撮影






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