
↑ 2019/06/07 撮影
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2010/06/20 撮影
[ バラ科シモツケソウ属の多年草 ]
日本固有種。
本州の関東以西~九州にかけて、
山地の日当たりのよいやや湿った草地に群生します。
草丈は、30~80cm。
太く短い丈夫な地下茎を持ち、
多数の茎が株立ちになります。
地下茎の先から出る根出葉は長い柄を持ち、
葉は、側小葉と頂小葉とからなる奇数羽状複葉です。
頂小葉は、大型の掌状で深く5~7裂し、裂片の先は鋭く尖り、
縁に鋸歯があります。
側小葉は、頂小葉の下に柄のない大小不同のものを数対付けます。
花期は、7~8月。
分岐した茎頂に、径4~5mmの5弁薄紅色の小花を密集して開きます。
花序には毛がなく、
雄しべは花弁より長く多数付けます。
果実は、無毛で短い柄があります。
名は、花が同じバラ科のシモツケ(落葉小低木)に似ていることから
付いたそうです。
別名 : クサシモツケ(草下野)
何年も花を付けなかったシモツケソウが、
今年は花を見せてくれました。
何十年も前に初めてうす紅色のこの花に出会った時の、
優しく美しい花の姿に心を動かされたこがよみがえりました。
2018/12/10 撮影
2019/3/15 撮影
2019/06/07 撮影
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2019/06/16 撮影
< 2010 年 > 2010/06/19 撮影
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2010/06/20 撮影