しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

クサレダマ ( 草連玉 )

2021-06-25 |  6月 の花たち

                  ↑ 2021/06/09 撮影

2021/06/09 撮影

[ サクラソウ科 オカトラノオ属の多年草 ]

日本では、
北海道~九州にかけて、山地のやや湿り気のあるところに自生します。
草丈は、40~80cm。
地下茎は長く横に這います。
茎は円く直立して、ほとんど分枝せず、腺毛と短毛がやや密に生えます。
葉は、無柄、披針形で長さ4~12㎝、幅1~4㎝、先はとがり、対生または3~4個が輪生します。
葉に黒い腺点があります。
花期は、7~8月。
茎の頂に、円錐形の総状花序を出し、径1.2~1.5㎝の黄色い花を多数付けます。
花冠は深く5裂し、裂片は三角状卵形です。
雄しべは5個で、基部で合着して短い筒になります。
萼は深く5裂し、裂片は卵状三角形で先が尖ります。
果実は蒴果、球形で径約4㎜、萼に包まれています。
全草を薬用として利用します。
名は花がマメ科の低木のレダマに似るから付いたそうです。
別名 : イオウソウ(硫黄草)

初めて聞いた名前で、
どんな花が咲くのかも知らずに求めました。
落ち着いた黄色の花をつけ、
あっという間に実になりました。

 

2021/05/17 撮影


2021/06/09 撮影








2021/06/11 撮影

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2021/06/13 撮影

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2021/06/15 撮影

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2021/06/23 撮影

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2021/07/09 撮影‥また咲き出しました


コメント (6)
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