しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

マツモトセンノウ ( 松本仙翁 )‥‥‥「白花」

2019-07-07 |  6月 の花たち

                                  ↑ 2019/05/31 撮影 …シロバナ

 〃

[ ナデシコ科センノウ属の多年草 ]

日本では、
九州阿蘇、山地のすすき草原などに自生します。
草丈は、3 0~80cm。
茎は直立して、節が太く、下向きの毛があり、数本叢生します。
葉は、柄が無く、卵形あるいは長卵形で先は鋭尖形、毛を散生し、
茎の節に対生します。
茎・茎葉は暗赤紫色を帯びますが、白花品は茎・葉とも緑色です。
花期は、6~7月。
茎頂に集散花序を出し、径約4㎝の深朱色の花を数個付けます。
花色はほかに白色や赤白の絞りなどがあります。
花弁は倒心形で5個、先が浅く2裂し、さらに不規則な歯牙があります。
各花弁の基部に2個ずつ小鱗片が付きます。
雄しべは10個、花柱は5個です。
花柄は短く、毛が密生します。
萼筒は先端が5裂し、軟毛が散生します。
果実は、さく果で宿存萼を伴っています。
名は、花の形が松本幸四郎の紋所に似ていることから付いたそうです。

美しい純白の花は、
虫たちも好きと見えて、
すぐに食べられてしまいます。
無傷な美しい花を楽しめたのは、
咲き初めたその日だけでした。

  2019/03/25 撮影

 

2019/05/05 撮影

 

2019/05/28 撮影

 

2019/05/30 撮影

 

2019/05/31 撮影 

 

2019/06/03 撮影

 

2019/06/16 撮影

 

2019/07/04 撮影

 

<  2018 年  >
 2018/11/26 撮影

 
 

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