↑ 2017/10/02 撮影
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[ ユリ科ホトトギス属の多年草 ]
北海道西南部~九州にかけて、
山野の林縁や明るい林床に自生します。
草丈は、30~60cm。
茎や葉にやや下向きの毛が生えます。
茎は直立し、いくらか屈曲します。
葉は、長さ8~18cmの楕円形または狭楕円形で、
先が尖り、基部は心形で茎を抱きます。
両面ともに粗毛が散生し、縁は波打って縁毛があり、互生します。
芽生えの頃の葉と基部ちかくの葉には、油点状の斑紋があります。
花期は、8~10月。
茎頂や葉腋に花柄を出し、1~3個の花を上向きに付けます。
花被片は6枚、白地で内側に紅紫色~暗紫色の斑点があり、
上半部が平開します。
雄しべは6個で斑紋がありません。
花糸の先が曲がり、下向きに葯を付けます。
雌しべの先端の柱頭は3裂して更に2裂し,紫色の斑紋があります。
果実はさく果です。
渋い趣が好まれ、茶花に使われます。
名は、山路でよく出会うことから付いたそうです。
「山路の杜鵑草」の花を見てみたいと
以前にも植えましたが、
咲きませんでした。
今度こそはと、再度植えました。
山杜鵑草の後に続いて咲き、
山杜鵑草よりも慎ましやかな花でした 。
花被片の下部に黄色の斑点がなく、
花柱にも紫色の斑点がないので、
白地の部分がもう少し多い花のようにも感じていました。
何とか増やしたいと思っています。
2017/04/21 撮影
2017/10/02 撮影
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2017/10/04
2017/10/05 撮影
2017/120/06 撮影
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2017/10/12 撮影
2017/10/14 撮影
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< 2016 年 >
2016/04/08 撮影
2016/04/10 撮影
2016/04/18 撮影
2016/04/30 撮影