しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

アズマシャクナゲ ( 東石楠花 ) 

2012-05-01 |  4月 の花たち

                         ↑ 2012/04/20 撮影

 2011/04/17 撮影

[ ツツジ科ツツジ属の常緑低木 ]

本州の山形県・宮城県以南~関東・甲信越地方にかけて、
亜高山帯の南東の斜面など、
湿度が保たれるようなところに多く自生します。
樹高は、1.5~3m。
葉は、長楕円形の厚い革質、
表面は濃緑色で光沢があり無毛、
裏面には淡褐色の軟毛が密生します。
花期は、5~6月。
枝の頂部に4~5cmの花を数個付けます。
花冠は、淡紅色~白色、漏斗状で先が5裂し、
内側の上部に濃色の斑点があります。
雄しべは10本です。
花が咲くと横向きになり、
色が次第に薄くなります。
「シャクナゲ」というと、
広くはセイヨウシャクナゲ
およびその園芸品種なども含みますが、
狭義には日本シャクナゲを指します。
日本シャクナゲは、
西日本のツクシシャクナゲ及び中部以北のアズマシャクナゲ、
他にホンシャクナゲ・キョウマルシャクナゲ・
ヤクシマシャクナゲ・ホソバシャクナゲ、
高い山や北地に育つハクサンシャクナゲ・キバナシャクナゲなどが
各地に分布しており、
ふつうアズマシャクナゲことをシャクナゲと言います。
名は、関東地方の山地に多く自生することから
付いたそうです。

何年か前に植えた苗木が、
初めての花を付けました。

 2012/03/31 撮影
 2012/04/15 撮影
 2012/04/17 撮影
 2012/04/18 撮影 
 2012/04/20 撮影
 2012/04/22 撮影
 2012/04/30 撮影
 2012/05/05 撮影…雨に打たれて


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