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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

豪雨の後の京都。濁流となった鴨川。夜、壬生寺うら盆会「万燈供養会」を参拝

2021-08-16 | 東京

今年のお盆は、ず~と雨だった京都。激しい雨が連日続き、鴨川は増水し、濁流となって岸に迫っています。

「上流の方の山から、まだまだたくさんの水が流れてくるね~飛び石の亀さんやチドリさんたちもみんな水の下になっちゃった~」

久しぶりに青空が広がり、夏の日差しが戻った午後。ミモロは、鴨川添いをお散歩しました。

高野川と賀茂川が合流する下鴨デルタ。水量はかなり上がっていますが、デルタが隠れてしまうほどではありません。
「以前の豪雨の時は、デルタ水に隠れてたこともあるね~」と、京都は山間部で土砂崩れなどが発生したり、清水寺の近くで、石垣が崩れましたが、人的被害はなかったようです。「九州や広島なんかいろいろなところで被害がでちゃって、本当に悲しいね~」と、毎年のように大きな被害を起こす自然の猛威…やっぱり地球が悲鳴を上げてるのかな?と思わずにはいられません。

「まだまだこの雨、油断しちゃいけないんだよね~」と、久しぶりの日差しに、ちょっと湿った体を乾かすように散歩を続けるミモロです。

散歩で足を延ばしたのは、毎月15日に行われる「百万遍知恩寺 手づくり市」です。

「あれ?なんかガランとしてる~」
いつもなら、本堂への参道の両側にテントが連なる手づくり市なのに、境内にはパラパラとテントが…。
「お友達もお店出してない…」と、いつもは顔見知りの人たちが多いのに、だれにも会えなくて…

ちょっと寂しそうな様子…「おうちに帰ろう~」と、本堂に参拝して、帰るミモロです。

さて、その日の夜…ミモロは、「壬生寺」に参拝に向かいました。

8月9日から16日までの日没から午後9時まで、本堂などにたくさんの灯籠が灯される「万燈供養会」が行われています。

なんでもこの「万燈供養会」の歴史は古く仁平3年(1153)の記録にその様子が登場するそう。


ご先祖様の追善を願う灯籠は、期間中にだれでも2000円で奉納できます。

毎年、千を超す灯籠が奉納され、本堂の前に厳かな輝きを放ちます。
昔は、ロウソクが灯された灯籠ですが、今は、環境に考慮し、LED電球が使われているそう。

本堂のご本尊の延命地蔵菩薩様に参拝。

正暦2年(991)創建の「壬生寺」は、南都六宗のひとつ律宗の寺院です。昭和37年に火災により全焼し、御本尊を含む多くの寺宝を失ったそう。現在のご本尊は、律宗の総本山奈良の「唐招提寺」からいらっしゃり、以来、昔と変わらず多くの人々の崇敬を集め、また人々をお守りくださっているのです。

多くのご利益をくださる延命地蔵菩薩さまです。

そして水掛地蔵さまや弁財天さまにも参拝しました。
 

「夜の壬生寺って、すごく幻想的…」と、静寂が包む境内にじっと過ごすミモロです。

「あ、お月さま~」お盆の夜にふさわしいなんとも心鎮まる夜…。

8月16日夜7時からは「六斎念仏」の奉納が行われる予定です。「雨、降らないといいね~」と、夜空を見上げます。

*「壬生寺」の詳しい情報はホームページで


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下鴨の「洋食とワインの店 浅井食堂」の岩倉の野菜畑で、ちょこっとだけお手伝い

2021-08-15 | 東京

「大きなスイカ~」とミモロが収穫したのは、岩倉にあるお友達の畑です。


京都の北に位置する岩倉…そこは住宅地ながら、野菜を栽培する畑も多いところです。
雨が続く前に、ミモロは、お友達の畑のお手伝いに、朝、6時に起きて、出かけました。

住宅地の一角にある畑には、夏の野菜がいろいろ実っています。

「ごめんなさい~遅くなっちゃって~」といいながら、畑に到着。


この畑で野菜を栽培してるのは、下鴨にある「洋食とワインの店 浅井食堂」の店長さん。

お店で料理に使われる野菜をできるだけ、ここで取れる新鮮な野菜を…という思いから、お店が始まる前の時間を使い、お世話をなさっているのです。

すでに6時前から畑で作業をなさっていて、お店で使う野菜はすでに収穫されていました。


「新鮮な野菜って、本当に美味しいよね~なんか愛情たっぷり…」とミモロ。
シェフである息子さんの料理の味を支える店長であるママが育てて野菜です。

「ミモロちゃん、暑いから無理しないでね~トマトなんかとってくださいね~」と、やさしい店長さん。
「はい~」というと、まずは畑を見て回ります。
  
里芋やオクラ…「オクラって、こういう風になるんだ~」

イメージからすると、シシトウやナスみたいに下になるのかと思われるはず…
 

以前、ミモロは、ベランダでナスとシシトウの苗を育て、「やっと大きくなった~」と収穫し食べたことがあります。
でも、「新鮮だけど、なんか味に深みがない…」と、自分で育てながら、あまり満足がいかなかったのです。以来「やっぱり野菜はプロに任せよう…」ということに。
やはり、ミモロの植木鉢と土の深い畑では、同じ苗でも美味しさに大きな違いがあるよう。

「ここの畑の野菜って、みんなすごく元気で、美味しいね~」と、いつもお店でサラダなどでいただいているミモロです。

「あの~お手伝いしま~す」と、ミモロは、畑の草取りを始めました。

「あんまり無理しないでいいのよ~」と。「ううん、お手伝いに来たんだもの」と猫の手ながら、ミモロなりに…
結構、集中して作業するミモロ。「ありがとう…そんなに草とってくれたんだ~」

「ごめんなさい、もっと早く到着すればよかったけど、寝坊しちゃったの~」少しでも役に立ちたいミモロなのです。

「さぁ、もう7時過ぎたから、今日の作業はおしまいにしましょ!ミモロちゃん、トマトや他の野菜もどうぞ~」

ミモロは、さっそく赤いトマトを収穫します。ほかにもシシトウとオクラも…

「スイカもどうぞ~」「え?いいの~」

結局、いろいろな野菜をいただいたミモロ。

「もう、夏野菜はおしまいね~また、畑の準備をして、秋冬に向けた野菜を育てなくちゃ~」と。
今、畑には、カボチャの花が…


京都のレストランでは、自家畑の野菜を使うところもミモロは何軒か知っています。
[東京のレストランでは、あんまりないかも…」町と野菜を作れる場所が近い…それが自家畑で野菜が栽培できる理由のひとつかも。

「京都って、野菜美味しいよね~」というミモロ。野菜の直販場や移動販売車などもあり、作る人と使う人のつながりが密でもあります。

「あのサラダもここの野菜だったんだよね~」と先日、食べたパスタを思い出すミモロ。


「またお店にも伺います~また畑のお手伝いもさせてください~」とミモロ。野菜をいただきお家へ。

畑には、小さな青カエル…「もうすぐ雨降るのかな?」と、それから続く長雨を感じます。


*「洋食とワインの店 浅井食堂」の詳しい情報はホームページで


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ミモロのおすすめランチ。「下鴨神社」のそばの洋食店「グリル生研会館」の人気の定番。

2021-08-14 | グルメ

「キャ~久しぶり~」とミモロが、この日、「下鴨納涼古本まつり」の帰りにランチに訪れたのは、創業60余年の洋食店「グリル生研会館」です。


ここは、以前、ミモロがリポーターをした「JR東海」の「そうだ 京都、行こう」でもご紹介したお店です。*そちらもご参考に

下鴨本通に面したお店を訪れるのは、久しぶりのこと。


コロナ禍以来、お店は、コロナ対策のため、営業時間の短縮や席数の削減などで、タイミングよく入れなかったのでした。


「よかった~今日は入れて~」と、嬉しそうに案内されたテーブルへ。

テーブルには、アクリル板が設置されています。

現在、3代目のオーナーシェフの西崎さん。
「わ~ミモロちゃん、いらっしゃいませ~。お久しぶりです。元気でしたか?」と笑顔で。
「はい、元気で~す。なかなか来られなくて~」と、ミモロ。

さてここ「グリル生研会館」は、創業60余年という京都の洋食店の先駆け的存在。
戦前、満州にあった「大和ホテル」で腕を磨いた初代が、故郷の京都で本場の味を披露することに。
昭和22年、京都大学に設立された「財団法人 生産開発科学研究所」が作ったビルの1階にできたレストランがこの店の前身なのです。
「だから、ちょっと変わった名前なんだよね~ビルの名前ってことね~」

そのビルは、かつて研究所であるとともに、研究者の宿泊施設でもあり、2階には、宴会場もあり、下鴨神社で結婚式を挙げて、ここで披露宴をするのが、憧れだった時期もあったそう。現在は、研究所の事務所として使われているビルなのです。


「さぁ、今日はどれにしようかな~」


テーブルに運ばれたメニュー。「なんかこのイラスト可愛いね~」


「う~」とうなりながら、メニューを見るミモロ。

ビーフシチュー、ポークソテー、ハンバーグなど、洋食の定番の品々が並びます。


でも…結局、ミモロが選んだのは、人気ナンバーワンの「ハンバーグ&エビフライランチ」1,400円でした。
「ここに来ると、なぜかこれ、食べたくなるんだよね~」と。

特製のデミグラスソースがたっぷりかかったハンバーグは、肉のうま味がジュワーと口に広がります。サクサクのエビフライには、特製のタルタルソースを絡めます。
「やっぱり外せない味…」と、目を細め、その味わいに浸るミモロでした。

今は、お持ち帰りの注文も多く、ハンバーグ弁当1,000円、ハンバーグ&エビフライ弁当1,100円など、おうちで一流シェフの味が楽しめる品々です。

「今度、お持ち帰りもしようかな~」というミモロ。

まん延防止重点措置およびお盆の期間は、
*「グリル生研会館」のホームページで営業時間などのご確認を忘れずに



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「下鴨神社」境内の休憩処「さるや」。かき氷や名物「申餅」など味わうひととき

2021-08-13 | グルメ

8月16日まで「下鴨神社」の「糺の森」で開催されている「下鴨納涼古本まつり」に行ったミモロ。


あちこちの古本屋さんのテントを回っては、お気に入りの本を探します。


しばらく過ごしたミモロは、「なんか喉乾いちゃった~」と言い出しました。う…狙いは、境内にある休憩処「さるや」だな!?

「わかっちゃった?」と言うと、神社の楼門の方に走り出しました。


そのすぐそばにある休憩処「さるや」は、下鴨にある和菓子の「宝泉堂」が営む店。

でも、「下鴨神社」の境内だけでしか、味わえない品もあるのです。

「さるや」の前には、ここでいただける品々のサンプルなどが展示されています。


「どれにしようかな~」と、その前で迷うミモロ。

夏の人気の品は、昔、氷室に保存したといわれる氷にちなんだ「鴨の氷室の氷」。


他にも抹茶や小倉のアイスキャンディー「氷の花」。丹波大納言小豆の粒あんを添えたバニラソフトクリームなど、以前にはなかった品々も登場しています。

また「下鴨神社」の神紋を象った「葵の最中」も人気の品。


「う~みんな食べたい~」というミモロ。でも、この日、選んだのは、「下鴨神社」の名物を140年ぶりに復元した小豆のゆで汁でついた餅を使った小さな大福のような「申餅」です。


いいの?かき氷じゃなくて…。「うん、今からランチ食べるから…」と。
ほうじ茶とともにいただく「申餅」のほんのりとした甘さに、目を細めるミモロです。


木々が茂る森には、セミの声が響きます。


でも、森の中を通る参道を進むと、ミモロの足元には、次々に命尽きたセミが…。

「あ、ここにもセミ…もう、夏も終わるのかな~」

猛暑続きの夏も、やがてその暑さは和らいで、秋の気配がすぐそばに近づきつつあるのです。

「これからしばらく雨なんだって…」そう、秋雨前線のように長期間にわたり降り続く雨…。
九州をはじめ、各地で大雨の被害をもたらす長雨です。

「洪水や土砂崩れなどで、お家に被害がでませんように~」と、「下鴨神社」の本殿で祈るミモロでした。

13日は、「下鴨納涼古本まつり」はお休みです。14日から16日は、それぞれのお店の判断で開催するそうです。

*「さるや」の詳しい情報はホームページで


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「下鴨神社」の「糺の森」で2年ぶりの「下鴨納涼古本まつり」。8月16日まで。

2021-08-12 | イベント

「わ~今年はやってる~」とミモロがさっそく出かけたのは「下鴨神社」の「糺の森」で2年ぶりに開催されている「下鴨納涼古本まつり」です。


「糺の森」の参道から境内に進みます。「なんかちょっと涼しい感じ~」


2年ぶりの開催とあって、会場には、大勢の人の姿が、すでに…


会場の入り口には、アルコール消毒のボトルがあり、そこでまず手指を消毒。

「いろんなご本触るから、絶対必要だよ~忘れないで~」

木々がトンネルのように茂る「糺の森」には、20以上のテントが並んでいます。

「京都古書研究会」に所属する京都市内の古書店を中心に、大阪、奈良、三重などからの参加店が、それぞれ得意とする分野の本やカタログ、古い印刷物などを揃え、多くの本好きの心を捉えます。


「なんかいつも宝さがしみたい~1日では見たりない感じ…」と近くということもあり、ミモロは開催中、何度か足を運ぶのです。

会場中央にある開催本部でいただいた団扇。

多くの人がパタパタと団扇で扇ぎながら、本を見て回っています。

ミモロの場合は、リュックに挟んで…しばらくしたら風に煽られて倒れそうに…。はい、団扇預かりますよ。

「う~これ面白い~」乗り物図鑑に夢中のミモロ。


「へぇ~京都ホテルの昔のパンフレットだって~」

この古本まつりでは、カタログや切手、電車の切符、古い証書など、いろいろなものも…。

また京都らしく染の型紙、着物柄の見本、浮世絵なども興味深いもの


「これうちにもあるね~」というのは、「世界の名著」シリーズ。

学生時代読んでいた本を、今、年を重ねてから読み返すと、全く忘れていたことに気づきます。
読書が身につかない…う~。古い本って、こんなに細かい文字だったんだ~とあたらめて思うばかり。

さて、次回の「秋の古本まつり」は、百万遍知恩寺にて 10月30日から11月3日だそう。

「そのころ、コロナどうなってるかな?もういろんなところ旅行できるかなぁ~」と、まだ先が見えない状況。

京都も、また「緊急事態宣言」を要請するそう。「どうなるの?」と、ミモロの目に不安の色が…。
先が見えない日々が、まだまだ続きます。

*「下鴨納涼古本まつり」8月11日から16日 10:00~17:30(最終日~16:00)
雨天の場合、出店数が少なくなることも…


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