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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

え?こんなところに・・・東京駅八重洲口の正面にある昭和が香る「中央区立 城東小学校」

2014-09-20 | 東京

ミモロの東京レポートです。
写真展を開催した東京駅八重洲中央口のヤンマービル1階「京都館」。そこに通っていたときに、いつも通る道沿いに、一区間だけ古い壁が続く場所がありました。
東京駅八重洲口周辺は、大きなビルが立ち並び、また次々に新しいビルが建設されている地域です。でも、なぜかそこだけは、時間に取り残されたように、高層ビルの間に、古めかしい建物があるのです。「ここなんだろ?」とミモロは、不思議に思います。
 道路の突き当りは、東京駅です。
そこで、その建物に沿って、軽自動車も通れないような狭い道を歩くことに…。緑の少ない八重洲口の周辺で、ここには、木が茂っています。見上げる建物の窓や外壁は、どこかレトロな雰囲気…。
 

グルリと建物を回って、西側に出ると、どうもここが玄関のよう…。
 
「ここもしかして、小学校?」
 
そう、ここは「中央区立 城東小学校」です。「え~こんなところに小学校があるの~」と、ミモロはビックリ。何しろ、東京駅との間には、ビルが1軒あるだけ、そのビルの南側にあるので、東京駅からは建物の姿をよく見ることができません。

玄関のそばには、大きな石碑がたち、この学校の歴史などを伝えています。
 

ここ「中央区立 城東小学校」は、明治8年(1875)に創立した「日本橋城東小学校」と、昭和3年(1928)創立の京橋昭和小学校が、昭和37年に合併し、旧京橋昭和小学校の敷地に設立されました。

敷地は、京橋昭和小学校ながら、歴史ある城東小学校の名を遺したもの。

日本橋城東小学校の創設は、明治8年ですから、明治5年に太政官から日本最初の近代的学校制度の「学制」発布があって間もなくの時期に当たります。京都では、新島襄が「同志社英学校」を始めた年です。

新橋ー横浜間に鉄道が開通したのは、学制発布と同年の明治5年。でも、東京駅ができたのは、なんと大正3年(1914)ですから、そばにあった「日本橋城東小学校」の方が、先にできていたことに。
現在の場所の「京橋昭和小学校」も、東京駅開業から14年後に、復興小学校としてできたのです。復興小学校とは、大正12年の関東大震災で壊滅的な被害をこうむった東京の復興事業のひとつとして作られたもの。

「すごい歴史がある小学校なんだ~」と、ミモロの見る目も変わります。
昭和3年にできた小学校の校舎は、今も、レトロな雰囲気を随所に残しています。
 
戦争でも焼け残ったのでしょうか…でも、東京駅は、昭和20年の東京大空襲で大半が崩壊したので、ここもそれなりの被害を受けたはず…。建物の歴史は、不明ですが、ともかく昭和の香りが、いっぱいの小学校です。


内部のアーチの向こう側に、こじんまりとした校庭があり、子供たちが、体操をしていました。
小学校の職員の方にお話しを伺うと、現在、全校児童は、100名ほどだそう。
「え~この近所に、そんなに子供がいるの?」とミモロ。オフィースビルが立ち並ぶ町には、子供が住んでいるとは思えません。「スクールバスがあるんですよ」と、「え、歩いて来なくてもいいの?」とミモロは、また首をかしげます。
中央区では、区内の子供は、通う小学校を選べるのだそう。そのため、ウォーターフロントエリアの子供たちも、バスでここに通っているのだとか。
「最近、中央区は、子供の数が増えているんです」と。東京湾岸に聳える高層マンションに住む子供の数が、近年増加傾向に。

全児童数が、100名くらいということは、1学年20名足らずということに…「なんか都会の小学校って、昔の分校みたい…」

校門はなく、道路から直接校舎へ。玄関には、小学校らしく子供の像や花壇が…。
「あ、小さなスイカ…」
スイカも東京のど真ん中でスクスク育っていました。

はっきり言って狭い校庭。そのために屋上の有効利用が進んでいます。
 
芝生を敷き詰めた屋上。一角には、菜園があって、植物の生育観察ができるようになっていました。
野菜の世話をしている児童の姿も…。


「東京駅のこんな近くに小学校があったなんて…。きっと日本でも、もっとも坪単価が高い小学校のひとつだよね~」と、変なことに感心するミモロ。中央区としては、耐震補強をしながら校舎を使い続ける方針だとか…。
京都でも、町中の小学校は、次々に廃校され、ギャラリーなど文化スペースに変わっています。
高層ビルの谷間にある小学校からは、子供たちの声が時折、響きます。


東京駅の八重洲口方向の日本橋や京橋は、今も、古い東京と新しい東京が混在する興味深いエリアです。





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ミモロの東京の朝食。京橋の「千疋屋」でのフルーツいっぱいのワッフルモーニングに舌鼓。

2014-09-19 | 東京

東京生まれのミモロ。でも昔暮らしていたのは、郊外の住宅地、田園調布なので、東京駅周辺は、ほとんど知らない場所でした。でも、今回「ネコのミモロの京都案内写真展」を東京駅八重洲中央口正面の「京都館」で開催したので、会期中の1週間を、東京駅のすぐそばで過ごしました。
毎日、朝から夜まで、会場にいたミモロの楽しみは、朝食。ホテルではなく、近所のカフェなどに出かけました。その中で、ミモロが気に入ったのは、京橋にある「千疋屋」。
 
ここ、「京橋千疋屋」は、明治14年(1881)に、天保5年(1834)創業の「千疋屋総本店」(現在の名称)から、のれん分けしたお店です。総本店は、江戸時代、徳川家の御用を務める野菜、果物の商店。明治になり、輸入果物などを扱ったり、国内の果物の品種改良などに力を注ぎ、高級果物専門店の地位を確立しました。

現在、東京を中心に店舗展開するのは、「千疋屋総本店」とのれん分けした「京橋千疋屋」「銀座千疋屋」の、3軒のお店が、それぞれ展開しています。

「ここで、モーニングやってるんだって…」と、8時の開店と同時に、「京橋千疋屋」に到着したミモロです。

「わーどれにしようかな?」と、店の前のメニューを見て、悩みはじめたミモロ。「どれも食べたい…フルーツサンドもいいし、カレーもあるんだ~」と、さんざん悩んでいます。
ともかくお店に入りましょ。
「美味しそうなケーキもある…」
奥行きのあるお店には、長いガラスケースがあり、そこにフルーツを使ったいろいろなケーキが並んでいます。

「美味しそう…」
ケーキを見つめる目も真剣です。

「千疋屋」は、高級フルーツ店として、その名が知られるところ。お見舞いやお中元、お歳暮などの贈答品によく使われる高級果物がずらり。
 
さすが高級くだもの…その美味しさは、折り紙つき。もちろん価格もそれなりに…。
 
「食べてみたいなぁ~」とミモロ。さわっちゃダメ…「うん、匂いだけね…」と、よく財布の中身がわかっているミモロです。
クンクン…「甘いいい香り…」。

さぁ、朝ごはんいただきましょ!厨房の横を通り、さらに奥へ。
全席禁煙のスペースです。

ミモロは、悩んだ末に、ワッフルセットを注文。「お飲み物はなにしますか?」とお店の方。「あのお紅茶お願いします」と、いつもより気取った声で…。
ポット入りの紅茶を味わいます。
「わー来た来た…」ミモロの前に、焼きたてのワッフル。お皿には、フルーツとヨーグルト、サラダもついています。
「わーい、メロンが付いてる…」大好物のメロンに、うれしさもいっそう。ワッフルには、たっぷり生クリームとメイプルシロップが…。
ミモロが、大好きなものが、いっぱいのったお皿…起きたばかりながら、食欲は旺盛。あっという間にペロリ。

甘いものがいっぱいの女性好みのモーニングです。

「美味しかったね~」と、満足そうなミモロ。

お店の棚には、フルーツで作られた品々もいろいろ。ジャムに、シロップなど、素材の風味が活かされた品々です。


「こんな形のもあるんだ~」とミモロが驚いたのが、三角形のスイカ。
「いったい中ってどうなってるんだろ?」と、興味津々のミモロ。形も驚くものながら、値段も驚くほどのもの…。ミモロ離れて…落としたら大変…。「食べてみたい…」なんと大胆な発言…。でも、いったいだれが食べるんだろ…とつい思ってしまいました。


東京駅と日本橋、京橋、有楽町など、その周辺の位置関係と距離感が、いまひとつよくわからないミモロでした。
「東京駅が大きすぎるし、東西南北が、はっきりしてないから、わかんなくなっちゃう」と。京都の町に住むと、東西南北の方位が、いつも頭に入っています。お日様の向きや、川の流れなどで、方向がわかりますし、町中は、碁盤の目のようになっているので、あまり迷うことがありません。

ミモロは、すっかり京都のネコ。「早く山や川が見たいよ~」と、1週間、ビルの林の中にいたミモロ。「なんか首が疲れちゃった…」そう、上ばかり見ていて、すっかり首がこってしまいました。

滞在中には、震度4の地震もあって…。
京都のお友達から、「ミモロちゃん大丈夫?」と心配するメールも届きました。ミモロは、大丈夫でした。「でも、ちょっとビックリしちゃった~」。地震の時、「京都館」のガラスケースの前から、ミモロを話してくれたお友達。ありがとうございました。京都にいると、めったに地震で揺れないので、ついボーっとしたままに。

わずか1週間ながら、いろんな経験をしたミモロでした。

*「京橋千疋屋」の詳しい情報は、ホームページからどうぞ…。



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ミモロの東京での写真展の最終日報告。お別れの寂しさ…東京のみんなに会えて楽しかった~。

2014-09-18 | イベント

東京で、初めて開催した「ネコのミモロの京都案内写真展」。東京のミモロファンのみなさんにあえる素敵な機会になりました。
11日から17日までの1週間、ミモロは、毎日会場の東京駅八重洲中央口正面のヤンマービル1階「京都館」に通いました。
毎朝、朝礼でその日の仕事を確認するスタッフのみなさん。ミモロも参加。「今日は、ミモロちゃんの写真展もいよいよ最終日です。本当に、ミモロちゃん頑張りましたね。ご苦労様…」と。「みなさんありがとうございます」と挨拶するミモロです。
本当に、いろいろお心づかいをいただき、感謝です…「東京にある京都も、おもてなしの心がいっぱいなんだから…」とミモロ。お世話になりました。

さぁ、最終日…朝から、次々にいろいろな方がミモロに会いに来てくださいました。


「これ、ミモロちゃんに…」とお手紙をくださった方。いつもミモロを応援してくださっています。
お手紙には、『これからもがんばって、いつまでもブログ続けてくださいね~』という励ましの言葉が…。「またね~」とお別れしてから…。「わーん」とミモロ…
急に寂しくなったよう。泣き出してしまいました。「ミモロちゃん、また東京に来てね…」とか「ミモロちゃんの写真、すごく楽しかった…」という皆さんの言葉が、次々に思い出されて…いよいよ今日で東京とお別れと思うだけで、悲しくなってしまいます。
「クスン…」
ミモロ、泣いてないで、さぁ、笑顔で…後、2時間がんばって…。みんなを笑顔にするのがミモロのお役目でしょ、自分が泣いててどうするの…「うん…がんばる~」と、涙を拭いて…閉幕に向けて、さらに多くのお客さま…ミモロも再び笑顔を取り戻します。
「いらっしゃいませ~」と、元気よく声をかけるミモロです。


ついに写真展閉幕の時間の17時になりました。
「さぁ、おかたづけしなくちゃ…」と、ミモロは、展示していた写真や愛用の品々を、壁から外し、段ボールに詰めて行きます。京都への荷造りです…。2時間ほどで、ほぼ終了…「明日京都に送るの…」と。
会場を離れる前に、「いろいろお世話になりました」と、スタッフの方にお礼を。
「また、写真展してくださいね~」「はい、いつかね~どうもありがとう…バイバイ…」すっかり仲良しになったスタッフのみなさんとお別れを…。

夜は、お友達がセッティングしてくれた「お疲れ様会」へ。「かんぱ~い!」
 
食事をしながら、ウトウトしてしまうミモロ。「きっと疲れてるんだよね~がんばったもの…」と、そっと見守るお友達。

「う~もうダメ~」とホテルに戻ったミモロ…さすがに写真展も終わり、緊張が解けたよう…。ベッドに倒れこみます。
じゃ、ちょっとマッサージしてあげる…。
「う~いい気持ち…そこそこ…もう少し強く…」では、指2本で…

しばらくすると、ミモロは、眠ってしまいました。スースースーと寝息が聞こえてきます。
お布団を掛けて・・・はい、おやすみなさい・・・本当に1週間、よくがんばりました。さすがに、毛並の乱れも目立つようになりました。

初めての東京での写真展…ミモロは、たくさんの楽しい思い出を夢の中でふたたび…。
ムニャムニャ…  う?なにかご馳走を食べている夢かも…。

さぁ、朝になったら、京都に戻る準備をしなくちゃね…。おやすみ…ミモロ


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本日17時、ミモロの東京での写真展閉幕。最終日です、どうぞ急いで、ミモロに会いに来てください・・・

2014-09-17 | イベント

「わーん、今日、ミモロの東京での写真展、終わっちゃうんだ~」と、朝から、そわそわしているミモロ。
昨日は、お友達と、ステーキを食べて、エネルギーをチャージ。
最終日に備えました。

「今日でここに通うのも最後だね…」と、ちょっとさびしそう。11日から、会場の「京都館」に到着すると、まず、会場内の展示の確認を…。
 
「大丈夫、パネルはがれてないね…」と、それから、プレゼントされたお花に水を…。ちゃんと世話するミモロです。


さぁ、今日は、ミモロの写真展会場の様子を詳しくご覧にいれましょう。

「京都館」の一番奥のコーナーがミモロの写真展会場です。
  入り口には、ご挨拶やミモロを紹介するパネルが並びます。
入り口の正面には、ミモロの地元の「粟田神社」のお祭りの紹介が…。

訪れる人に、「10月に開催する、すごく素敵なお祭りですから、ぜひ来てくださいね…」と盛んにPRするミモロ。
「わーカワイイ法被ですねー」といわれると、「そう、これ地元のお友達に作っていただいたんです…」と、ちょっと鼻を膨らませて自慢げに説明。

京都の三大祭りを紹介するパネルが、側面につづきます。
 「葵祭」「祇園祭」「時代祭」どれもミモロが、楽しく紹介するもの。「へぇ~祇園祭で、ミモロちゃん、お手伝いしてたんですね~」


 

「わーカワイイ・・すご~い」と来場者から声が上がるのが、奥のガラスケースの中に飾られたミモロ愛用の品々です。
 
大好きなワンピースやリュックサック、帽子…そして和服がズラリ…。
「お着物は、和服の先生が作ってくださったの…」と、こちらも自慢気…「さすが京都ですね~」と、ミモロの小さな着物の質の高さに驚いています。「フフ・・・だって、京都はものづくりの町だもの・・・クラフト作家さんたちがいっぱいいるんだよ~」とミモロの京都自慢が…。

「いろいろミモロちゃんやってるんですね~。カワイイ…」
 
小舞の体験や、工房見学をするミモロの姿に、思わず笑みがこぼれます。

一番奥の壁には、京都の四季の美しさを紹介するパネルが、京都の旅を誘います。
  

「すごくきれい…ミモロちゃんが案内してくれるから、景色がいっそう楽しく見える…行ってみたいなぁ~」とお客様。
「京都は、いつ来ても、すごく楽しいの…」と、またまた京都をPR.

「あのーなかなか京都に行けないから、ミモロちゃんのブログ毎日見て、京都の旅を楽しんでるんです…」と、多くの方がおっしゃってくださいました。

「わーうれしい…」とミモロは、目を潤ませて…。

昨日もたくさんの方々がミモロに会いに来てくださいました。

ぬいぐるみのお友達も来てくれました。

「京都の旅をミモロちゃんといっしょにしてる気分になるんです…」と、いってくださる方々。
本当に、うれしいです。

京都の魅力をお伝えしたいと、思うミモロ。でも、それだけじゃなくて、「ミモロちゃんを見ていると、ホットする…。癒されますね~」との声も。
「ミモロ、お役に立ってるの?」そう、小さなミモロが、少しでもお役に立てていることが、なによりうれしく思います。

ヨイショ…ミモロ何してるの?
「あのねー明日は、京都に帰るから、荷造りの練習…だって、たくさんプレゼント頂いたんだもの…」プレゼントを詰めた荷物を背負っています。
まだ早い…最終日も頑張らなくちゃね…

本日、最終日は、17時まで…どうぞミモロに会いに来てください・・・。

京都のいろいろな物産もたくさんそろっている「京都館」。スタッフのみなさんと、ミモロがお待ちしています。



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日本橋エリアの歴史的建造物散歩。いよいよ明日閉幕、ミモロの東京での写真展

2014-09-16 | 東京

いよいよ明日に迫った「ネコのミモロの京都案内写真展 in Tokyo」の閉幕。「もうすぐ終わっちゃうんだ~」と、なんとなくさびしいミモロです。11日から、東京駅八重洲中央口正面ヤンマービル1階の「京都館」の奥のミモロの写真展コーナーで、毎日、会いに来てくれる人たちを、待っていました。
「今日は誰がきてくれるの?」
近くのホテルから、京都館に通うミモロの日課も、明日限り…。
連日、たくさんの人たちが、ミモロに会いに来てくださいました。



わざわざ遠くから来てくれた方、お友達を誘って会いに来てくれた方、また、何度も、ミモロに会いに来てくださった方など、本当に、たくさんの方々とミモロは、会うことができました。
小さなお友達もできました。「また遊んでね~」

「たくさんお話しできなくて、ごめんなさ~い」とミモロ。でも、いっしょに写真を撮影すると、みんな笑顔に…。
それが一番、ミモロには、うれしいこと…。本当に、ありがとうございます。

さて、東京での写真展が終わるのも、いよいよ明日…。明日は、午後17時で閉幕です。お気を付けくださいね。


東京滞在中、ミモロは、朝の時間が、フリータイム。そこで、近所のお散歩に出かけました。
  
ホテルから、トコトコ歩いてゆくと、古い感じの建物が…「日本橋高島屋」です。「あ、京都の四条河原町にあるデパートだ~」京都に住む人にとっては、馴染みの百貨店。「京都の建物より、古い感じ…」
この建物は、昭和8年、もともと「日本生命」の社屋として建設され、その一部を高島屋が借り受けていたそう。「全館冷暖房完備」という当時、お買い物客には、大評判の設備を持っていました。昭和38年に、日本生命が転出し、この一角がすべて高島屋に。当初の基本設計は、高橋貞太郎氏が担当。その後、村野藤吾氏などにより、増改築がなされます。
「村野藤吾って、京都の『ウエスティン都ホテル』にある和風の「佳水園」設計した人だよね…」とミモロ。戦後の数寄屋建築に優れた作品を残した建築家です。この高島屋の建物の外側には、レトロモダンな装飾などが施され、「なんか美術館の入り口みたい…」と思うミモロ。

「平成21年に、百貨店として、初の重要文化財に指定された建物なんだって~。」
重厚な雰囲気の扉にも、アートを感じさせる装飾。

「ここ、水飲み場だったんだって~」
現在は、水飲み場でありません。「よくお客さんが荷物置いたりしてるよねー」大理石の装飾が、素敵です。

「仲間に入れて…」とすがりつくのは、天使の像。
高島屋は、ローズちゃんという天使のキャラクターが、昔からいました。そう、高島屋といえば、バラのマーク…そしてローズちゃん…が有名です。

「昔の百貨店の建物って、みんな素敵だよね~」とミモロ。すぐ近くにあるミモロが以前訪れた「日本橋三越」も、重厚でゴージャスな雰囲気の建物です。
昔は、百貨店は、みんなの夢の世界…すてきな品々が、いっぱい…きっと今以上に人々は、胸を躍らせて百貨店にいったのです。そう、ちょっとおめかしして…。大食堂で食べた『お子様ランチ』。富士山の形のチキンライスに旗が立ってました。百貨店は、特別な世界…だから建物も特別な雰囲気が似合います。

「高島屋」の近くに、もうひとつレトロな雰囲気の建物が…。「三菱UFJ信託銀行」のビルです。
 
ここは、かつて「旧川崎銀行本店」の建物で、昭和初期のルネッサンス様式で建てられたもの。今は、正面の外観だけが、残され、ほかの部分は、高層ビルになっています。
 
「あ、うさぎ…」ここのマスコットキャラクターは、ピーターラビット。窓辺に並ぶぬいぐるみたちにミモロは、挨拶…。「そこの場所、お日様がずっとさしこむから、暑いよね~。日に焼けちゃってかわいそう…」と同情的。

銀行の立派なビルといえば、「三井住友信託銀行」がある三井本館。
堂々とした建物で、アメリカのジャームズ・スチュワート社が設計を担当、トリブリッグ&リヴィングストン社が施工し、昭和4年にできたビルです。三井財閥の本拠地となった威厳ある建造物。戦後、財閥解体に伴い、ここは昭和20年に、GHQが接収し、一部を使用していました。平成10年に、重要文化財に…。

「ギリシャの神殿みたい…」大きな柱が、建物の周りに…。
「うわ~立派…」と内部も
天井は、陽光がさしこむように、ガラスが使われています。内部の柱も、半ばが幾分膨らんだエンタシス。天井の装飾も見事です。「日本じゃないみたい…」とミモロ。「銀行っていうより、宮殿にいるみたい…」と。 

現在も、銀行の業務がここで行われています。
「ここにお金預けると、お金持ちになれそうな気がする…」とミモロ。ネコは、預金できません、残念…。
ここにもマスコットが…ブチの犬…


「ミモロもどこかの銀行のマスコットになりたいなぁ~。みんなをお金持ちにするのに…だって、ミモロ、福招きネコだよ~」と、妙に自信満々。

さぁ、早くホテルに戻って、支度しなきゃ…お客様いらっしゃる時間がすぐよ…「は~い」とミモロは、慌てて、銀行を後に…。
「あ、お花咲いてる…」ビル街の花壇に植えられた花が、通行人の目を癒します。
「こっちにも花…いい香り…」
ミモロの自然観察に付き合っていると、いつまでかかるか…。さぁ行きましょ!写真展も後2日間…さぁ気合を入れて!
「オーケー!さぁ今日もがんばるぞ!」

都会のビルを見上げ、気合を入れるミモロです。

ミモロの写真展は17日、水曜までです。どうぞ、お忘れなく…。


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