「気持ちいいね~」とミモロが、静かに座っているのは、京都の祇園にある臨済宗建仁寺派大本山「建仁寺」の方丈の縁です。
京都最古の禅寺です。
毎年、建仁寺では、夏の3日間(今年は7月7日~9日)、朝6:30~「暁天坐禅会・緑陰講座」という坐禅体験と講師によるお話が伺えるひとときが設けられます。
コロナの時期は、開催も中止でした。「今年は、やってるんで~でも、朝がゆの接待はないんだって~残念!」と、以前も参加したことがあり、その時は、朝がゆがふるまわれたのでした。それはまだ中止です。
6時に祇園の八坂神社の前に到着。
人や車の姿がない、祇園の花見小路を、ひたすら南へと歩きます。お寺は、この道の突き当りにあります。
「なんか久しぶりに来ちゃった~」とミモロ。日中は、外国人観光客を中心に、多くの参拝者がこの門を通ります。
まずは、本坊で、受付を済ませます。この坐禅会と緑陰講座には、予約なしで無料で参加できます。
この日も100人以上の方々が…。
坐禅を行うのは、方丈で、そこには、たくさんの座布団が整然と並べられています。
「きっとお坊さんたちが、並べてくださったんだね~」と。
ミモロは、方丈のお庭に近い座布団に座ることに…。座る場所は、自由に選べます。
坐禅会が始まる前に、お寺の中を見て回ることに…
美しく整えられたお庭…禅寺らしい凛とした雰囲気が、そこに…。
しばし方丈前のお庭を眺め、気持ちを整えるミモロ。
「京都にいると、こういう経験ができるのが嬉しいね~」としみじみ思います。
そろそろお席に着かないと…
「あ、もう時間?は~い」とミモロは、坐禅会のために座布団に座ります。
毎月「聖護院門跡」で、第3金曜日の19時から「止観体験」に参加しているミモロ。坐禅は、馴れています。
ミモロの前に、僧侶の方のお席が…そこには、坐禅の開始と終了を告げる鐘や拍子木あり、そして時間がわかるように線香が灯されます。
15分の坐禅を2回、合計30分行います。じっと座るミモロの耳には、バシーン、バシーンと、警策の音が響きます。
次々に、警策を受ける参加者…その音が絶えることがないほど…。「う~参加者多いからね~」と、みんな1度は警策を受けようと、希望者は、次々に合掌しているよう…。
ミモロは、ピクリとも動きません。あまりに警策の音が多すぎて、怖いのかも…。結局、受けることなく終了しました。
次は、受付の時に頂いた「坐禅会のしおり」を手にし、般若心経と白隠禅師坐禅和讃を、みんなで声をそろえて唱えます。
「ギャーテーギャーテーハラギャーテー…」と般若心経の最後の部分だけ、大きな声で唱えるミモロ。
そこしか覚えていないようです。
7時を過ぎて、いよいよ「緑陰講座」が始まりました。
この日の講師は、作家の小松成美さん。多くのスポーツ選手を取材し、本も多数出版されています。
講義のテーマは、「諦めなければ、夢は叶う~プロフェッショナルに共通する、思考法と行動とは?」という興味深いもの。
ミモロも熱心に耳を傾けました。
「もっといろんなことを、多くの人にお伝えできるように頑張らないと…」と、改めて思うミモロでした。
8:30にすべて終了。「朝早くないと、動けないね~」と。
そう、連日35度を超す気温になっている京都です。「早くお家に帰らないと…雨降るみたいだよ~」と言いながら、「祇園祭」が始まった「八坂神社」の前を足早に進むミモロでした。
建仁寺の「坐禅会と緑陰講座」は、明日9日にも開催されます。
*「建仁寺」の詳しい情報はホームページで
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