12月になって、ミモロは、兵庫県の御影にある「白鶴美術館」に出かけました。この美術館は、春と秋に公開され、今年の秋の展示が終了間近に迫っている頃です。
京都から阪急電車を乗り継いで「御影駅」で下車。そこからタクシーで向かいました。
「歩いて15分って書いてあったけど、坂道だから、タクシーに乗ってよかったね」とワンメーターで到着。
最終日まであとわずかギリギリ間に合ったミモロでした。
この秋の展示は「揺ら美」というテーマで、水と風が生み出す表現の品々が展示されます。
「へぇ~立派な美術館だね~」と、アプローチを進むミモロ。
さて、この美術館は、「白鶴酒造」の七代目当主嘉納治兵衛氏が、昭和9年(1934)に開館した私立美術館の先駆け的存在です。江戸時代末期の文久2年(1862)に奈良、興福寺所縁の旧家に生まれ、幼少の頃より古美術に親しんだ治兵衛氏。酒造業を営む嘉納家の当主となってから、家業に励む傍ら、茶道を趣味とすると共に、美術品の蒐集を行います。
昭和6年の古稀を記念し、蒐集した美術品の中から500件を選び、この美術館に納めます。
現在の所蔵品は、奈良時代から江戸時代におよぶ日本の美術品および中国の歴史的美術品、1400点以上になっています。その中には、国宝2点、重要文化財22点を含み、年2回の公開でその姿をいくつか見ることができます。
受付を経て、ミモロは、美術館の中へ。
「立派な家具もいろいろ置かれてる~」とミモロ。
美術品だけでなく、建物や調度品を見るのも楽しくなります。
展示室は、建物の本館…そこへは、長い廊下を進みます。
「ねぇ、見て~照明に鶴の模様があるよ~」
さすが「白鶴酒造」の美術館、館内の随所に鶴のデザインされた工芸品を見ることができます。「それを探すのも面白いね~」とキョロキョロしながら歩きます。
展示室の前のスペースで、美術館や展示品の説明映像を見ることに…
「このソファのクッションがいいなぁ~」
寛ぎながら、映像を視聴します。
「中国の唐時代の銀の器だって~きれいだね~すごく細工が見事…さすが重要文化財」
展示室の中は、撮影ができないので、映像でご紹介しました。
広々とした展示室…そこにいるだけで、心落ち着くよう…ゆっくり展示品も鑑賞できます。
展示室は2階にも…
「この絨毯も普通の絨毯じゃないね~足の感触が違うもの…」というミモロ。
建物のあらゆる部分に本物の上質の品が使われています。「私立美術館としてレベル高いね~」美術館自体が美術品という感じです。
次は、お庭を拝見しましょう。
*「白鶴美術館」の詳しい情報はホームページで
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