京都に住む人、訪れる人が、必ず目にしている「京都タワー」。

ミモロは、「いつか上ってみたいなぁー」とずっと思っていました。
東京タワーも、見てるだけという人が多いように、京都タワーも同じ。
京都に育った人は、子供の頃、遠足などで行ったことがある…と。年に何回も京都を訪れる、京都通を自称する人も、実は、上ったことがないという人が多いスポットです。
訪れる人のメインは、修学旅行生や外国人観光客。4月上旬は、修学旅行生がいないので、展望室には、外国人の姿が目立ちます。


アメリカとインドネシアから観光に来た方。「ソーキュート!」とミモロは、大人気。2週間から4週間の旅行日程で、京都で主に過ごすそう。日本人の旅行日程の短さを感じてしまいます。
さて、地上から約100メートルの位置にある展望室に上っているミモロ。

目の前に広がる、360度のダイナミックな景色にただ見惚れるばかり。

地上131メートルのき「京都タワー」は、はっきり言って、低いタワー。「東京スカイツリー」が634メートルですから、約5分の1の高さしかありません。でも、建物の高さ制限のある京都、周囲には、全く高い建物がないため、地上100メートルにある展望室でも、視界を遮るものが皆無。
「京都の町をグルリと山が囲んでいるのが、よくわかるねぇー」
あまり高くないのは、京都にはかえって好都合で、町の通りや、家並みがよく見えます。

「あ、もしかして、これ『平安神宮』の鳥居だー。ミモロのおうちって、あそこのそばだねー。アレー動物園の観覧車もちょっと見えるよー」と感激の声。

訪れた人が誰でも無料で使える望遠鏡で、目印の鳥居を見つけたよう…。


窓には、主要な建物の位置を示す表示が。

「今日は、霞がかかっていて、あまり視界が良くないんですよ。一番いいのは、冬の空気が澄んでる時、春は、どうしても霞ますねー」と、このタワーに勤めて10年という係りの方。

「このタワーは、風が強いとよく揺れるんですよ…。あまり強風の日は、展望室には上がれません」と。
「えー嵐の日に雷が見たかったのにー」と、稲妻を見るのが好きなミモロは、ちょっとがっかり。
360度のグルリと回れる展望室…ミモロは、アチコチの望遠鏡をのぞきます。
気が付くと、西の山に、陽が傾き、山の稜線が、赤く染まり始め、夕暮れが刻々と迫ってきました。


この夕暮れの時間帯は、なかなかステキ…。

陽が山に隠れるころになると、眼下の町に、しだいにポツポツとライトが灯り始めます。
「なんかいい感じになって来たー」

時間を追うように、足元がキラキラと光り始めます。


この赤い鉄のフレームは、タワーの展望室の周りにあるもの。「提灯の骨みたい…」とミモロ。
タワーの様子がよくわかるフレームで、なかなか美しいと思ってしまいました。
「ロマンチックだねー」と、ひとり夜景を眺めながら…。

夜21時まで営業してるので、ぜひ夜景を見に…。高くないので、夜景がとても身近で、いい感じ。
町の条例で、照明などに制限がある京都。そのため夜景は、東京や神戸のような華やかさはなく、どこかしっとりした感じが漂います。夜景を楽しむ時間帯は、ミモロが訪れているような、夕暮れから1時間程度がベスト。
山の姿や、建物の形が見える時間帯で、ここが、プロの写真家がよく夜景を撮影するタイミングです。
特に、ライトが少ない京都では、あまり遅い時間帯はおすすめできません。真っ暗で、周囲の山や家が見えなくなります。
しばらく夜景を楽しんだミモロ。そろそろ帰る時間…その前に記念のスタンプを。


「ねぇ、これなあに?」


今も健在!懐かしさすら感じられる記念メダルです。昭和の香りが漂います。今も、修学旅行生は、メダルを集めているのでしょうか?
約1時間ほど、京都タワーで過ごしたミモロ。

「また、遊びに来てくださいねー」と、案内係りのみなさんに見送られて、タワーをあとに…。
帰り際、ちゃっかり自分の写真展の案内ハガキを渡して…。なかなかしっかり者のミモロです。
*「京都タワー」の情報は、ホームページで。

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私も幼き頃、遠足で行ったクチ。
外から眺めるもので、中に入って上るものじゃない・・・
なんて、思ってたり・・・
でも、市中を100mから見渡すのは一見の価値あり、やね。 しかも、パノラマ。
タワワちゃんも気になる存在だし。
でも、キャラで行くなら、絶対、ミモロちゃんの方が可愛い・存在感あり・ステキ・・・
そのうち、京都にミモロあり・・・なんて、言われますよ!
東京には、もう、帰れないわねぇ・・・
今度タワーに登ってみたいデス!
記念メダルって捨てられないので、実はすごい記念品になるよね。
でも、一度は、上ると、「上ったことあるよー」って言えるでしょ。景色もすごい・・・・。まるでお空にいるみたい・・・。