ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

2024年干支の辰…ミモロのお気に入りの「大船鉾」の龍頭。同じ彫刻師作と言われる「瀧尾神社」の龍の彫刻へ参拝

2024-01-01 | 京都
明けましておめでとうございます。今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

最初のご挨拶は、今年話題の紫式部の姿で…。
「2024年もミモロ、いろいろなリポートします~どうぞ応援よろしくお願いします!
 世界中が、穏やかで、平和になりますように~」

さて、2024年の干支は”辰”


ミモロが、辰=龍で思い浮かべるのは、「祇園祭」の「大船鉾」の矛先に聳える凛々しい龍の姿です。


その堂々とした姿…まばゆい黄金色に輝く龍は、世の中のあらゆる厄を祓う勢いを感じさせます。

この「大船鉾」の龍は、幕末の禁門の変で鉾が焼失。以来、その姿見ることは、2014年に鉾が復活し、2016年に龍頭が白木の状態で登場。そして2020年に黄金色のかつての姿が蘇ったのです。

「デカイ~」と見上げるミモロ。

でも、足元の小さなミモロを優しく守ってくれているようにも見えてきます。
今年の夏の「祇園祭」の後祭り(7月24日)の山鉾巡行には、この龍が大船鉾に登場します。

「今年の初詣には、ここに行かなくちゃ~」とミモロが向かったのは、「東福寺駅」のそばにある「瀧尾神社」です。

この神社の拝殿の天井には、見事な龍の彫り物があるのです。


さて、この天井にいる迫力ある木彫の龍…実は、「大船鉾」の龍頭のモデルになっています。
「大船鉾」の黄金の龍の復活にあたり、さまざまな調査の結果、ここ「瀧尾神社」の拝殿の天井を飾る龍の彫刻と作者が同じである可能性が高まりました。その作者は、京都で代々その名が継がれる「九山新之丞」で、「大船鉾」の龍頭は、その名跡を継いだ木彫師の森哲荘さんが、この龍を基に、「大船鉾」の龍頭が作られたのでした。

拝殿の天井に、うねるように今にも動き出しそうな龍。天保10年(1839)ごろに作られた龍です。

「瀧尾神社」には、本殿にも様々な種類の動物の彫刻が…

「見事だよね~」と改めて思うミモロです。

「以前、白木の時の「大船鉾」の龍頭に似てるね~その姿も黄金色の時よりシャープな感じだった~」と、その当時を思い出すミモロです。

干支の龍の天井画や障壁画、屏風などは、禅宗の寺院で見ることができますが、立体的な彫刻の龍は、ここだけでは???

ぜひ、初詣に訪れたい神社です。

*「瀧尾神社」京都市東山区本町11-718 JRまたは京阪「東福寺駅」徒歩2分

初詣の前には、もちろんおせち料理を頂いたミモロ。

「いろんな料理がいっぱい~帯苦しい~」と言いながらも、しっかり食べます。

このおせち料理は、大晦日にお友達の出張料理人の三田さんが作ってくださったもの。

比延平のお住まいまで頂きに伺い、ランチもおごちそうになったミモロです。


家に戻ったミモロ「明日にならないと食べちゃダメなんだって~」と言いながら、ちょこっとつまみ食いも…。
でも、やはり大晦日は「年越しそば」。
「え~おそばないの…?」ごめん…年越しうどんになっちゃった~

長いものを頂いて、長寿を願う年越しそば…まぁ、2023年は、長いうどんで済ませることにしました。

「ともかく、今年もどうぞよろしくお願いいたします」



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