ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

初詣の準備も完了。一足早く「伏見稲荷大社」に参拝。外国に来たみたい~

2017-12-30 | 寺社仏閣

あと少しでお正月という日に、ミモロは「伏見稲荷大社」に出かけました。
 
なんでこの時期に?「だってお正月になると、参拝者がいっぱいで身動きできなくなるんだってよ~。神様は、いつ参拝しても、ちゃんと見守ってくれると思うから~」というミモロならではの理由で…。

ミモロの予想通り、境内は、いつもより、むしろ少な目の参拝者の数。「ゆっくり参拝できる~」と、本殿に向かいます。

まず、祖の前にお清めを…。
「あれ~」
ミモロが、お清めの手水場で驚いたのでは、ひしゃくが水にたくさん浮いていることでした。次々にひしゃくを使う観光客。でもそれをきちんと戻さないので、水の中に落ちていたのです。その数10本以上。「なんでもとに戻さないの?落ちたら、ちゃんと拾わなくちゃ~」と。そこでほかの観光客の間から手を伸ばし、ひしゃくを水から拾い上げては、元の位置にもどします。日本のネコとしては当たり前の行動です。

周囲に聞こえるのは、中国語や韓国語、英語など日本語以外の言葉です。「なんかここ外国みたい~」

本殿前で参拝を。
 
「今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします」と祈ります。

「お正月ぽいね~」すでに伏見稲荷大社は、お正月の姿に。
 

しめ縄も飾られています。
このしめ縄、よく見ると、他の神社とはちょっと異なる雰囲気です。
 
そう、横に渡されるしめ縄の下に、稲穂を束ねたものが下げられているのです。それは、伏見稲荷大社の狐が加える稲穂にも通じます。稲穂=五穀豊穣を意味するものです。
「商売繁盛にもご利益あるんだよね~」とミモロ。そう、初詣には大勢の人が参拝に詰めかける、日本でも屈指の初詣スポットです。
初詣のポスターからもその様子が伺えます。「ほらこんなに人がいっぱい…だから今日来たの~」


参拝を終えたミモロは、「千本鳥居」に行くことに。
 
鳥居の入口には、大勢の人がカメラを構えて撮影を。
そして次々に、観光客は、鳥居の中へと吸い込まれて行きます。その列がず~と続いています。
「わ~ここから先も観光客いっぱいみたい~」ということで、それから奥に行くのは、諦めることに。
 
奥に進むと鳥居は、こんな風になっています。これポスターの前で撮影しました。

「初詣って、すごそうだね~。でももうお詣りしたから…」と、早目の初詣・・・いいえ、1年のお礼詣りですね。

参道沿いのお店もいつも通り賑わっています。
「でも、ホント、外国人多いね~」そう、伏見稲荷大社は、京都で最も外国事観光客が訪れる場所。
だから多いのも当たり前ですが、やはりマナーは地元の問題にもなっているよう。

地元の中学生が書いたポスターが、実情を物語っているようです。

このエリアにも、民泊に反対するポスターもありました。
京都で増加する民泊。中国人が家やマンションの部屋を購入し、そこで中国人向けの民泊を行うケースも多く、また祖のゴミ処理や騒音などが近隣住民の問題にもなっているケースがあります。
オリンピック開催に向けて、さらに増加する外国人観光客。その方々に日本を楽しんでもらいたいとは思いますが、住民の生活を侵害することは困りもの。ますますいろいろな問題が生じそうな京都です。

「ともかく来年が平和で、みんなが幸せに暮らせるといいね~」と思うミモロでした。



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