「ここ登るんだ~頑張らないと~」と、行く手を阻む倒木を見上げるミモロです。
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ここは、京都左京区最北端の山里 久多の自性寺谷の沢。このエリアの自然保全などの活動をする「ビーバーの会」での自然観察会で、今回は、山間を流れる沢沿いに登る「沢登り」を体験します。
では、一緒に体験しましょう。
京都の町中から車で約1時間。福井へ続く鯖街道沿いにある山里久多は、今も昔ながらの祭りや山里の暮らしが営まれています。
コロナ禍で、屋外での活動に人気が高まり、キャンプ場などがある久多にも以前より多くの人が訪れています。
ミモロがメンバーになっている「ビーバーの会」は、そこで自然観察および環境の保全活動をしているのです。
「今回は、沢登りで、滑りやすいので十分注意してくださいね」と、まずはミーティング。
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さらにこの時期は、山ヒルが多いので、それを予防する服装や虫よけスプレーなども必須です。
「ミモロちゃんもしっかり予防しないとね~」
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10時に県道から山に入ります。
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あちこち見回しながら進むミモロは、遅れがち…「待って~」と一生懸命歩きます。
いつもは山道を進みますが、今回は、沢の流れに沿って登るのです。
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沢の周囲には苔も多く、岩の表面にも苔が生え、気を抜くと滑ってしまいます。
メンバーの方がミモロたちのために梯子を用意。大きな岩に立てかけて、小さなミモロでも登れるようにしてくださいました。
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「そこにつかまって、ゆっくり上がってください~」「は~い」
「森って、湿気が多いんだね~」とミモロ。古い倒木には、キノコがびっしり。
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「食べられるかな?キノコ汁にしたら美味しいんじゃない?」と興味津々。
「う~キノコは、本当に注意しないと…毒キノコかもしれませんから…」とベテランのメンバーさん。
「でも、動物が食べた後もあるから、大丈夫なんじゃないの?」とミモロ。「う~どこかで動物もお腹壊してるかもしれませんよ(笑い)」
「あ、これは大丈夫みたい…」ミモロは、近くに動物が食事した後を見つけました。
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クルミを食べたのでしょう…そばにはフンもいっぱい。「誰が食べたんだろ?リス?ムササビ?」
さぁ、もっと上に進みますよ~
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急な斜面を両手を使って、しがみつくように登るミモロ。ネコなら、もっとスピーディーに登れるはずですが、2足歩行のミモロはそうはいきません。
歩けなくなると、ママのリュックに…。
歩くこと2時間半。この日の目的地の大きな岩のところに到着。
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大昔、隆起した岩で、まるで神様が下りる磐座を思わせます。
そのそばに聳える木の枝の間に、なんか小さな花が咲いています。
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「え~誰があそこに運んだんだろ?」と首をかしげるミモロ。「おそらく鳥だと思いますが」「いろんなところに育つ場所広げるんだね~、ヒッチハイクみたい~ただで移動させてもらっちゃうんだ」
ちなみに…山に入るときは、服装に外来種の植物の種などがついていないか注意する必要があるのだそう。人間が媒介して、外来種を山に広める可能性が高いのだそう。どうぞご注意ください。
目的地に到着した皆さん。
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「ミモロちゃんもよく頑張りましたね~」「はい、みんなに助けてもらったから…」と達成感にあふれた顔に。
そこでひと休みしてから、今度は、沢を下ります。「山は降りるときの方が注意しないと…」
ミモロは、ママのリュックに入り、ランチを取るウッドデッキまで進むことに。
13時過ぎにウッドデッキでランチを…。「あれ?これなんだろ?」とミモロがそばの枝を見上げます。
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そこには、木の幹の洞があり、入口に葉っぱが積み重ねられています。
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「これ、誰かが巣を作っているんじゃないの?ミモロ達が来ちゃったから、途中で作業中止してるのかも…」と。
どうもそこに使う葉っぱには、こだわりがあるようで、木の周囲には、葉っぱが何枚も散っています。
「何が、選ぶ基準なんだろ?」
「だれの巣なのかな?」と、謎は深まるばかりです。「う~誰の巣かよくわかりませんね~」
「今度、来た時に雛とかいるといいなぁ~」とミモロ。
森に入ると、いろいろなことを教えてもらえるよう。京都に暮らして、自然がグッと身近になったミモロです。
今回もいろいろお世話になりました。
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秋には、稲刈りやキノコ狩りなども行われる久多。「もう少し、交通の便がいいと、もっといろんな人が参加できるんだけど~」とミモロ、車以外で来れないというのが、残念なところです。
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観光客は、交通の便のいいところしか行けない…「もっといろんなところに行って欲しいのにね~」
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