ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

茶道を愛する人たちが作る茶碗など「紫野侘茶 陶芸研究所展」最後の展覧会。2月11日まで「京都府立文化芸術会館」で

2024-02-09 | イベント

「え~もう作品展開催しないの?これが最後だなんて…」と、よく伺っていたミモロ。

ぜひ、いらしてはいかがでしょうか?

陽ざしに幾分春の光を感じながらも、まだまだ毛皮のミモロでも肌寒さを感じる京都。
河原町通沿い、「京都府立医大病院」の向かい側にある「京都府立文化芸術会館」に出かけました。

ここは、文楽や落語、演劇などを行うと共に、展示室では、さまざまな作品展や企画展が開催されるところです。


そこで2月11日(日曜日)まで、「紫野侘茶陶芸研究所展」という陶芸を学ぶ人たちの作品展が開催されます。
今年で10回目を数える恒例の作品展ですが、今年が最後に…。

そもそもこの陶芸教室は、大徳寺の塔頭「瑞峯院」で表千家のお茶のお稽古をしていた方々が、「自作の茶碗でお茶を頂きたい!」との思いから始まり、栃木県の益子町に工房を構える陶芸家の秋風庵泥舟先生のご指導のもと腕を磨かれました。

1年を通じて、ご自身の思いを込めて作り上げた茶器など…年々、その腕前を磨かれ、素敵な作品が…

「ミモロちゃん、いらっしゃい~」と、この日、受付にいらしたのは、お教室でご指導なさる陶芸家の室田先生と会員の松田さん。

「こんにちは~また伺いました~」と自転車でやって来たミモロ。

「わ~今年もいろんな作品が並んでる~」


まずが、秋風庵泥舟先生の作品を拝見…

存在感のある花入れ…土から生まれた温かさと逞しさを感じたミモロです。

「あ、これ室田先生の作品だ~」

大きな皿には、白い椿がこぼれた図柄…「冬の椿って感じがする~見ているだけで、素敵だから、この上にお料理盛れない…」とミモロ。


「桶型花器」は、松田さんの作品。

「これにお花入れるの?でも、ここでメダカ飼ったら素敵だと思う…」と失礼なミモロ。

器の底の青緑色がまるで池のように見えたのでしょう。
「あ、なるほど~それもいいかも…」と優しい松田さんでした。

今年の茶碗は、黒茶碗と赤茶碗が目立ちます。同じ土や釉薬であっても、作る人の個性と焼き具合により、趣が異なる姿。
  

「本当に、いろんな趣が生まれるんだね~不思議…」


毎週、お教室に通われて、作陶に励まれた会員のみなさん。職業も出身地もバラバラで、お茶と茶器などを通じて、豊かな時を過ごされていることが伺えます。

デザイナーや写真家も、それぞれの感性を表現。
 
「京都って、その気になると、本当に素晴らしいものに出会えて、自分の心を豊かにしてもらえるんだね~」としみじみ思うミモロです。


いろいろな器を作られ、それを使い、いっそう日々を豊かに過ごされる…そんな景色が伺えます。

作品展は、今回を最後に…とのことですが、またいずれ…それを期待するミモロです。



日本の美、それを育む人の心を感じさせる作品展です。ぜひ、いらしてはいかがでしょうか?

*「紫野侘茶陶芸研究所展」2月11日まで10:00~18:00(最終日~16:00)京都府立文化芸術会館 2階展示室 入場無料

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