ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

素足でも履ける大人の洒落たトラベルシューズ。京都蛸薬師通のオーダー靴店「Andante(アンダンテ)」

2023-05-09 | ショップ

「なんて履きやすい靴なんだろ!」と、ミモロのママが思わず声を上げたのが、このトラベルシューズ。

ソフトなベロアカーフ革を使ったシンプルなフォルム。なんとも心惹かれる靴です。

この靴は、京都の町中、蛸薬師通と富小路の交差点の西側にある「Andante(アンダンテ)」という靴屋さんのもの。

間口は狭いものの、奥行の深い店。いつも気になりつつ、前を通過していた靴屋さんです。


ある日、ミモロは、好奇心を抑えきれず、店内へ

「あの~見せてもらっていいですか?」と。

「はい、どうぞ~」とお仕事の手を休めて対応してくださったのは、この店のオーナーであり、靴職人でもある八巻裕介さんと貴子さんご夫妻です。


店の棚に並ぶのは、上質のイタリア製の革を使った靴が並びます。
「あの~ここは、紳士向けの靴だけですか?」とミモロ。「いいえ、オーダーでお作りするので、どなたでも…」と。
そう、ここはオーダー靴のお店なのです。

オーダー靴といえば、しっかりとした靴を思い浮かべますが、ここでは、ソフトな革を使ったトラベルシューズも作っています。

カラフルな色が揃ったトラベルシューズは、「INCIPE]という新しいライン。

旅行というと、歩きやすいスニーカー…という方が多いのですが、「う~なんかスニーカーでは、京都はカジュアルすぎる…」といつも思っているのミモロのママ。

歩きやすい靴で京都の町歩きを楽しむ場合も、老舗の飲食店やお店に入るのに、スニーカーでは、ちょっと気が引けるという人もいらっしゃると思います。
そういう方にお勧めするのが、このトラベルシューズです。

「別に旅行に行かなくても、日常的に履いたら素敵なんじゃないの?」とミモロ。

「どうぞ、試しに履いてみてください…」と。サンプルを試着させていただきました。
 
私の足を測定していないサンプルながら、そのフィット感は抜群。
しかも、どこも足に当たったり、擦れたりする感覚はありません。

「すごい!」と感激…土踏まずを支える様な感触さえ感じます。
こんなにフィットする靴に出会うとは…


実は、八巻さんご夫妻は、神戸の整形靴技術者養成校を卒業。足にトラベルを抱える人たちのための履きやすい靴づくりを修得なさったそう。また、本場ドイツで、その技術を磨かれた師と出会い、さらに高い技術を学ばれました。
そして、京都の義肢装具会社で、医師などと連携し、一人ひとり異なる足のトラブルに対応した靴づくりを行います。


足のトラブルを熟知しているお二人…その履きやすさは、口コミで広がり、今や全国からお客様がやってくるそう。

フルオーダーの靴は、製作に半年以上、価格も28万円~ですが、一度履くと、他の靴では…という人ばかり。

そんな高い技術を、より多くの人に提供しようと始めたラインが、トラベルシューズ「INCIPE]です。
足型を作らず、計測により型紙を作るので、製作期間も約2か月、価格も7万円~。

「こういう靴欲しかったんです~」と興奮気味のミモロのママ。

好みの色も選べます。すべて、上質のイタリア製の革…「う~ソフト…」


「こちらも、デニムにも似合いますよ」と勧められたのは、「ジャズシューズ」という白いカーフ革の紐靴9万円~。

「これも履きやすい…でも、白くて汚れませんか?」と心配そうなママ。

「もちろん、多少は汚れますが、それも味わいになります・・・思っていらっしゃるより汚れませんよ」と。

外反母趾や経年劣化で年を重ねるごとに、履きやすい靴が見つからにくいもの。

靴底は、薄いのですが、足にフィットするためか、長時間歩いても疲れないそう。
しかも軽量で、ぺしゃんこにしても大丈夫なので、スーツケースに入れて、セカンドシューズとして旅に欠かせないという人も多いのです。

「メッシュの靴もできるだって…」と、今や上質のメッシュ革が手に入りにくくなったそう。貴重な素材かも…


京都旅には、ふさわしいおしゃれで上質感のあるトラベルシューズ。

「やっぱりオーダーの靴っていいよね~履き心地違うもの…」と、いつもオーダー靴を履いているミモロ。(合う靴が売っていないので…)

旅の機会が増える今後…海外のホテルやレストランでも、こういう靴を履きたいもの。


「無駄遣いしないで、こういういい品を買ったら…」と私を見上げるミモロ。はい…そうします…。

京都旅で注文した品は、ご自宅に送ってくださるそうです。ぜひ、いかがでしょう?

*「Andante(アンダンテ)」京都市中京区蛸薬師通富小路東入る油屋町140 ☎075-754-8151 11:00~20:00 火曜・第3水曜休み 不定休あり


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