ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都東山エリアを一望できる「京セラ美術館」の屋上庭園「東山キューブテラス」。

2021-08-06 | 博物館・美術館


「だれもいない~」と、ミモロがトコトコ歩くのは、「京都市京セラ美術館」の北東にある広い屋上テラス。

現代アート展示室と収蔵庫などを供えた「東山キューブ」という建物の屋上にあるスペースです。

美術館を訪れる人たちの憩いのスペースで、コロナ禍でなければいろいろなイベントなども行われるのですが、残念ながら、「京都市京セラ美術館」は、改修工事を終え、リニューアルオープンの時期、すでにコロナ禍の状況になってしまいました。
「でも、だれもいないから、のんびりできるね~」と、すでに18時の閉館時間もまもなく…。

広いテラスをスキップしたり、ひとりで楽しむミモロです。

「あ、いい景色~」と南側は、知恩院などがある東山が連なる景色。

そして眼下には、美術館にある日本庭園が広がっています。

四季折々の植物が彩る庭は、七代目小川治兵衛が作庭に関わり、池を中心に変化ある景色を見せてくれます。

「う~本当に気持ちいいね~」と、深呼吸。

夕暮れが迫るテラスには、強い日差しもなく、幾分涼しい風がミモロの毛並みを揺らします。

ミモロが座るのは、テラスに続く階段状のスペースで、ここに座って過ごすひと時は、なんとも開放的。


コロナの感染者が急増している今、お友達といっしょに過ごせない状況が続くミモロ。
「みんなどうしてるかな?」と寂しそうにポツリ。時々携帯でおしゃべりしたり、ZOOMで顔を見たりできるものの、やはり直接会うことに勝るものはありません。「でも、今は、がまんしなくちゃ~」と、デルタ株の強い感染力は、ミモロといえども侮れないこと。

まん延防止重点措置措置が発令されている京都市内。飲食店の営業時間は、夜20時までに短縮され、アルコールの提供はできません。「どこが緊急事態宣言と違うの?」とミモロ。う~主体が、国か自治体の違い?「そんなこと、ミモロにはわかんない~」と。

テラスの東側は、「五山の送り火」の大文字山が見えます。
「今年も、点火は、縮小されるんだって~」と、去年は、文字や形が夜の闇に浮かび上がることはありませんでした。
そして今年も、同様な状況になるのだそう。

テラスの北側は、「平安神宮」や「岡崎グラウンド」。

そして西山に夕焼けが、明日の晴天を告げています。


さぁ、そろそろ美術館を出ないと…「うん…」

一人で過ごす時間が多いミモロですが、今回は、フランソワ・ポンポンのシロクマやドラえもん展のドラちゃんにも会えました。

このテラス、美術館を訪れたらぜひ…。

現在、事前予約なしでも、入館できる場合が多い美術館。猛暑日が続く京都で涼しく過ごせる憩いの場所かもしれません。

「お魚いるかな?」と琵琶湖疏水をのぞきます。


「お水涼しそうだね~」と身を乗り出すミモロ。

昔は、琵琶湖疎水でも泳ぐ人がいたそうですが、今はもちろん遊泳禁止です。
「落ちたらいいの?」と危険な発言。もしミモロが落ちたら、流れにのって、鴨川から淀川、大阪湾に…。まぁ、必ずどこかに引っかかると思われますが…。

琵琶湖疎水から分流する「白川」。


「ここなら泳いでもいい?梯子ついてるし~」そう、かつてこのエリアは、白川の流れを板で堰き止め、子供たちのプールにした歴史もあります。鉄の梯子はその時代の名残。ダメ~水着じゃないでしょ。

水深は、大人の膝くらいなので、時々近所の子供や犬が水遊びしていることも…。

ビショビショのミモロは連れて帰れませんよ~。「そう…」とやっと諦めた様子。
よほど暑いと感じているミモロなのでしょう。気持ちはわかるけど…

さぁ、おうちに戻りましょう…。
明日も、熱中症アラートが出そうの京都です。

*「京都市京セラ美術館c」の詳しい情報はホームページで

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