京上賀茂「御料理 秋山」。旬の野菜をたっぷりと、趣向を凝らした料理の数々

東京から遊びに来たお友達は、とてもグルメ。毎回、料理自慢のお店を訪れて、京の旬の味わいを楽しんでいます。
「ミモロちゃん、上賀茂にある『御料理　秋山』って行ったことある？」
そこは、京都でも評判の料理屋さん。「予約なかなか取れないんでしょ？夜は行ったことないかも…」とミモロもその評判を知っています。

「興味あるなら、予約するけど…」となんと1か月前に、お友達は予約しました。

『御料理　秋山』は、地下鉄「北山駅」から歩いて15分ほどの住宅地にあります。
　
「入口から雰囲気あるよね～」と、店に入る前から、ワクワクしてしまう趣が…。築80年という古民家を改装したお店です。

待合で少し休んでから、いよいよ食事する場所へ。
　お店の中の飾りも素敵…主人の趣味の良さが伺えます。

2006年の開業以来、その美味しさは評判で、この夜も、予約はいっぱい。ミモロとお友達は、カウンター席の一番はじっこに座りました。
　

「いらっしゃいませ～。ミモロちゃんのこと知ってますよ～お手柔らかにお願いします～」と、ご主人の秋山さん。
「すご～く楽しみにしてきました…よろしくお願いします～」とご挨拶。
秋山直浩さんは、「吉兆」で13年修業を積んだ料理人。その腕とセンスの良さが、多くの人を魅了しています。

カウンター席からは、厨房でキビキビ働く料理人の方々の様子がよく見えます。
真剣なまなざし…　
ミモロは、ただじっとその様子をカウンターから見つめます。「どんなお料理いただけるのかな？」

ここには、料理に合うお酒もいろいろ用意されています。「ミモロちゃんは、どんなお酒にしますか？」と聞かれ、
「あの～スッキリした感じで飲みやすいの…お願いします」と。「では…」と選んでくださったのは、三重県のお酒。
「これ、伊勢のサミットでも出されたお酒なんですよ～」と
「う～美味しい…すごく飲みやすい…これなら海外のゲストにも好評だったんじゃない？」と、結構日本酒を飲む機会の多いミモロ。すごく気に入ったお酒でした。

さてお料理がミモロたちの前へ。
「これは夏の御祓いの茅の輪をイメージしたもので、その輪をくぐる感じで召し上がってください…」
「くぐるの・・・？」本当にくぐらなくてもいいの！お箸をくぐらせる感じで…。自分がくぐると思ったミモロでした。

　　　
ハモ、ナス、タコ、朝どりトマト・・・海の幸、山の恵み・・・初夏らしい食材が味わい豊かに次々に…すべておまかせですから、その日に何が登場するか、楽しみもいっそう。

ここの野菜は、鷹峯の『樋口農園』の朝どりのもの。秋山さん自ら毎朝、畑に通い仕入れます。

「これ素敵な趣向だね～」
まるで蛍の虫かごのような器が…上には、アジサイがあしらわれています。
タコの煮付け、ヒラメなどの白和えなど、ミモロもうっとりする料理が…

「京都のいろんなお話も聞けるんだよ～」秋山さんとの会話も、ここを訪れる楽しみという常連さんも多数。
話を聞きつつ日本酒の進むミモロ。
料理とお酒の相性も抜群…ついつい杯を重ねます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ステーキもあるんだ～」この辺りから、目もトロンとしてきたミモロ。全部のお料理を紹介できずすみません。


「酔い覚ましして来よう・・・」とミモロは、玄関そばへ。
「ふ～お腹いっぱい…みんなすごく美味しかった～」玄関に置いてあった煙草盆でキセルを吸うマネ。やっぱりまだ酔ってるんだ～すっかりくつろいでいます。

ミモロ、デザートですよ～食べないの…と声をかけると・・・
「え？デザート・・・食べるよ～」と、突然、目に輝きが戻り、一目散に席に。
　
「フルーツと水無月だ～」今年初の水無月です。京都では、6月に氷室の氷をイメージしたお菓子をいただく習慣があります。

「ごちそうさまでした～」「楽しんでいただけましたか？」とお店の方と。すでに時間は、夜22：30を回っていました。
この日の料理はひとり1万円。

「はい、大満足です…また来たいね～」とミモロ。


＊「上賀茂　御料理　秋山」京都市北区上賀茂岡本町58　075－711－5136　昼のおまかせ　4200円　入店時間12：00～12：30　夜のおまかせ　1万円、1万2500円（すべて税別）　入店時間18：00～19：30　水曜、月末木曜休み　要予約
　


人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね～ミモロより

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら