ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

編み物初心者のミモロががんばったドイツの民芸手芸「クンストレース」。その巧みな技は感動的!

2023-06-23 | 体験

「これが、カギ編みじゃなくて、棒編みで編むって信じられない!」ということで、それを体験したミモロ。

ちょっと見は、カギ編みで編んだパイナップル編みのよう…でも、これ、棒編みで編むドイツの民芸手芸「クンストレース」です。

4月のある日、大胆にも編み物をほとんどやったことがないミモロは、京都東山三条の「古川町商店街」で開催された西陣のレースメーカー「LILY LACE]の「クンストレース体験イベント」に参加しました。

ベテランの方の付きっ切りで、馴れない手つきで、必死に頑張るミモロ。


イベントの開催時間2時間半を過ぎても、まだ終わりません。すでに編み物の経験者の参加者は、作業を終えて、会場からひとりふたりと次々に帰ってゆきます。作業の終わらないミモロは、居残り…「なんとか終えないと…お家では、とてもできないもの…」と。そう、編み方の作業図を読むのも大変なミモロ、途中で終えるわけにはいきません。

1時間以上超過して、やっと編み図に書いてある編み方をすべて終了。


編み棒を外しながら、縁をかがります。「これでいいですか?」


「では、最後に、縁に少し飾りを付けましょうね」と。

カギ編みで、縁の形を整えながら、装飾を編みます。

それが終わったら、編む作業は終了です。
「できた~」と、編んだコースターを持ちながら、呆然自失の表情のミモロ。

4時間近くの集中作業…ボ~とするのもわかります。「もうフラフラ~」

こでが、ミモロが編んだクンストレースのコースター


「わ~い!できた~よ~」としばらくして、作品を頭にかぶりおどける余裕も取り戻しました。


「では、仕上げをしましょうね~」と、今回ご指導くださった「クンストレース」の先生の福子アラクネーさん。


フニャフニャと波打つようなコースターを、きちんとした形に仕上げる作業が行われます。

「どうですか?」と、初作品を見て頂くミモロ。「大丈夫…ちゃんと編めてますね~」と言われ、ホッとします。

フニャフニャの作品を、ピンで固定して、その形を整えます。


そして当て布をしてアイロンがけを…


「わ~平らになった~」


これがミモロのコースターの完成した姿。

アイロン前は、小さなコースターだと思っていましたが、完成すると直径20センチ以上の花瓶敷に…
2つに折れば、ミモロの肩かけにもなりそうです。

「ミモロちゃん、よく頑張りましたね~」とご指導くださった福子アラクネーさんと付きっ切りで見てくださったベテランの仙波さん。

本当にお世話になりました。参加者は、メリヤス編みができれば…ということでしたが、やはり編み物に馴れた手をもっていることが必要そう。

福子アラクネーさんは、ベッドカバーサイズの作品なども多数作られています。
「すごいね~」とただただ感動するミモロ。

クンストレースって、本当にすごい編み物。普通の編み物のような編み図ではなく、段ごとに編み目が記号で示されています。それが解読できれば、簡単なのだとか。その編み方を継承しているのが、福子アラクネーさんなのです。

「この頃、編み物をする人が少なくなっているんですよ~」と福子アラクネーさん。
「確かに、ママの時代って、バレンタインやクリスマスに好きな人に手編みのマフラー編むのが流行ったんだって~。ママは、編み物苦手だからできなかったんだって…」と、余計なことまでバラすミモロ。

手編みのセーターを着ている人も少ないのでは?
かつて、手編みのセーターは、ほどいて、他のものに編みかえたりして、何度も毛糸を大切に使ったもの。
「それって、SDG’sかも…」はじめはセーターで、最後は、毛糸のパンツに編みかえられた毛糸も…。

もっと編み物をする人が増えるといいですね~

「クンストレース」を習いたい人は、京都リビング新聞社カルチャー倶楽部で、講座が行われています。ぜひ、そちらへ


「いろいろお世話になりました~ありがとうございました」作業時間を大幅に超過しながらもお付き合いくださった「LILY LACE]の西村社長に手を振ってお別れを…

「う~疲れた~でも、クンストレースの凄さわかって楽しかった~」というミモロでした。

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