12日、ミモロは東京のお友達といっしょに「祇園祭」の山鉾がたつ町に出かけました。
「いよいよ始まるね~」と、毎年、心が躍ります。
13日の午後は、多くの山鉾で組み上げた山鉾の曳き初めが行われます。「試運転でしょ?」そうね。これには、一般の人も参加でき、ミモロもかつて何度かいろいろな山鉾の曳き初めに参加したことがあります。
前日は、各山鉾で最終調整と準備が行われていました。
東京のお友達を案内して、山鉾をめぐるミモロ。「まだ、今日は人出が少なくて歩きやすいんだよ」
「あ、ヒオウギ売ってる~」祇園祭の花といわれるヒオウギ。平安時代の女性のもつ扇を思わせる葉の形が、この名の由来。
「これ家で育てられるんだ~。毎年咲くって書いてある…」と植物を育てるのが好きなミモロは、興味津々。
山鉾が並ぶ町では、町家を一般公開する「屏風飾り」の準備も進みます。
夕暮れ迫る京都には、祇園囃子が響きます。
「どこだろ?」
祇園囃子は、「函谷鉾」から聞こえてきます。この鉾の起源は、応仁の乱以前で、「長刀鉾」の次に続き2番目に巡行する「くじ取らず」の鉾です。
「あの~鉾の上に行けますか?」とミモロ。「はい、どうぞ1000円です」といわれ、
「鉾にすぐに上がれるって珍しいから、行こうよ!」とお友達を誘います。「いいよ」と一緒に鉾の上へ。
鉾の上では、囃子方が笛や太鼓、鐘を奏でています・
ミモロとお友達は、しばらく鉾の上で、お囃子に浸ります。
「祇園祭だね~」夏の夜…鉾から眺める京の町。
囃子方は、子供のころから参加し、初めは鐘を担当。それから笛や太鼓へと進むそう。
小学校のころから囃子方に参加しているという皆さん。こういう地域のつながりは、大人になっても続きます・。
「こういう子供のころからのお付き合いが、大人になっても強い絆になるんだよね~」とミモロ。
ミモロは、そういうお付き合いがうらやましくてなりません。
さて「函谷鉾」の町所には、鉾を飾る貴重な緞通などが展示されています。
なかでも注目は、古くやや色あせた段通を、新たに織りなおし、かつての鮮やかな色を復元したもの。「同じにできてる~すごいね~」とミモロ。なんでも龍村織物が織りあげたものだとか。
「山鉾の町所に飾られるものを見て回るのも楽しんだよ~」と、東京のお友達に説明します。
ここでは、すでに厄除け粽も用意されていました。
「この団扇もらっちゃった~」とうれしそう。
鉾見物を終えたミモロたちは、四条通の「大丸百貨店」の前に。
「あ、大船鉾の龍頭が展示されてる~」。後祭りのしんがりを務める「大船鉾」の昨年完成した鉾の先端に飾る龍です。
「今年もよろしくね~」とミモロ。
ミモロは、毎年「大船鉾」でお手伝いのボランティアをしています。今年も23日の午前中に・・・「どうぞみなさん、いらしてくださいね~」
夜になり、山鉾の前を飾る提灯が、町に祭りの始まりを伝える京都です。
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