4月17日に京都室町三条に、京都の伝統の技を知る「細辻伊兵衛美術館」が開館しました。
江戸時代から続く手ぬぐいの老舗「永楽堂」の一四代当主細辻伊兵衛さんが、手ぬぐいの文化と魅力を多くの人に知ってほしいという思いから開館した企業美術館です。
「ミモロちゃん、いらっしゃいませ~」といつも個性的な細辻さん。「あ、眼鏡かけてくればよかった~」と、なんだも真似したいミモロでした。
アフターコロナを見据え、これから訪れる国内外の観光客の京都観光の新たなポイントになる美術館です。
京都の文化をユーモラスに、またアーティスティックに表現する手ぬぐいが、江戸から現代まで、その時代を反映したデザインの作品が展示されています。
「十四代ってすごいかも…」
その長い歴史の中、細辻家が大切に所蔵してきた貴重な品々も公開されています。
町中にある商家にとって、火災などが多かった時代に、大切なものを守ること自体大変なもの。
江戸初期に狩野山雪による屏風をもとに製作された袱紗。
「いろんな歴史があるんだね~」とミモロ。
大きさがほぼ決まっている手ぬぐい。限らたスペースには、無限の世界が広がります。
実用的な使い方だけではなく、美術品のように屏風や額に仕立てるなど、その芸術的な魅力も見逃せません。
1階、2階にある展示スペースには、それぞれの時代を反映したデザインが施された手ぬぐいが来場者の目をくぎ付けに。
この美術館の名誉館長の納屋嘉人さん。「淡交社」の社長さんでもあります。
「その時代に生きた人たちが、なにを求めていたか…いろんなことが手ぬぐいを通じてうかがい知ることができます。多くの方に見ていただきたいですね~」と。
「実は、外壁も京都らしいかも…」
神社仏閣の屋根に見られる「銅板一文字葺き」というもの。
「時とともに、色が変化し味わいが生まれる思いますよ」と。
「手ぬぐいって、京都に来てから、すごく使ってるんです。汗ふいたりするだけじゃなくて、本当に使い方いろいろあるんですよね~。それにお土産にも軽くて、かさばらなくて便利だしね~」とミモロ。
京都らしいデザインは、昔から京土産として人気。
ほとんどの手ぬぐいは、「注染」という手仕事の技法で染められています。
「微妙な色の濃淡なんかもあって、温かい感じだよね~」というミモロです。
美術館内にはミュージアムショップもあります。
ここだけしか販売されていない品々もあるそう。「どれかな?」
京都に生まれた新たな美術館…ぜひ訪れてはいかがでしょうか?
*「細辻伊兵衛美術館」の詳しい情報はホームページで
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで