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重要文化財の「今西家住宅」を見学したミモロ。
さらに今井町の散策を続けようと、「今西家住宅」を出た途端、突然、「なんかもう歩けない・・・なぜかエネルギーが出ない。フー」と、言い出しました。「そうだ!お腹が空いてるからだ・・・」。やはり原因は、それでしたか。
そして、「今西家住宅」のすぐ近くに、食事と喫茶ができる「町家茶屋 古伊(ふるい)」を見つけました。でも時間は、3時近く。食事には、中途半端な時間です。
「いい雰囲気のお店だけど、この時間に何か食べられるかなぁ・・・」ミモロは、ちょっと心配そう。
「あのー、今の時間でも、何か食べられますか?」と、まずは、お店の方に尋ねます。「大丈夫ですよ。おそばや柿の葉ずしなど、いろいろありますよ」
お店の建物の原形は、18世紀後半に建てられたもので、その後、修復などを繰り返し、今の姿に。店内は、心和む古き町家の設え。長い年月を経た調度品なども店内を飾ります。
ミモロは、お座敷に上がって、「きつねそば」¥550を注文しました。
少し待つと、大好きな「きつねそば」がミモロの前に。
「来た来た!うーん、お出汁のいい香りがする」ミモロの鼻はピクピクと。
大きなお揚げとかまぼこが入った蕎麦。ほどよい甘さのお揚げの味のよさに、ミモロは夢中でいただきます。
関西に暮らして、ミモロは、すっかり「きつねそば」が大好きになりました。丼を埋めるような大きさのお揚げで、甘く煮込んだお味がとても美味しいんです。ミモロによると「きつねそばやうどんは、関西の方が、お揚げが美味しい」とのこと。以前行った伏見稲荷のそばでも、やはり美味しいきつねそばを食べました。それぞれのお店が、工夫した味付けで、値段も手ごろ。まさに関西の日常の味です。ぜひご賞味あれ!
「あー美味しかった!ごちそうさま」ペロリと食べたミモロは、やっと元気を取り戻したよう。
「また、いらしてくださいねー」とお店の方に見送られ、「そろそろお家に帰らなくちゃ」ミモロは、駅への道を急ぎます。
*「町家茶屋 古伊」今井町4-6-13 電話0744-22-2135 営業時間:平日10:30~17:00 土・日曜・祝日~17:30 休:4~5月、10~11月は月曜。ほかは月・火曜 「今西家住宅」から100m東へ。