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連日、猛暑が続く京都。でも山間にある貴船には、涼しい風と清らかな川の流れが。
ミモロは、今回は、貴船神社の本宮から500mほど離れた奥宮へ参拝します。

杉の大木の並木が続く参道。そこには、もう何か特別な空気が漂います。

奥宮は、もともと昔はここが本宮。貴船神社のはじまりの場所です。
参拝の前に、まずはお清めを。

山から水は、清らかで、冷ややか。ミモロも神妙な面持ちでお清めを。
そもそも貴船神社の奥宮は、創建年度は不詳の古い神社。
伝えによると今から1600年前とも・・・。
その昔、浪速の津(大阪湾)に黄色い船に乗った女神、玉依姫が、「この船の留まるところに
社殿を立てよ。さすれば国がうるおい、人民に福徳が与えられん」とのお告げ。
その黄色い船がとどまったところが、キブネ。今の貴船の名の由来とも言われます。
境内には、玉依姫が乗った船を人目に触れぬよう石を積んだという
船の形の「船形石」(ふながたいわ)が鎮座しています。

「上から見ると船の形なんだって・・・・この中に黄色い船があるの?」
また、神門のすぐ脇には、「連理の杉」というご神木が聳えます。

「杉と楓が根元で合体してる珍しい木なんだって・・・。
仲良しの木だから、夫婦や男女の仲のよさを願う木なんだって・・・」
そしてなんと
本殿の下には、龍穴という大きな穴が開いているそう。

(写真の奥の建物・・)
「ここは、水の神様なんだって・・・だから穢れを清めてくれるんだね・・・」
境内のベンチに座って、しばらくその空気に浸るミモロです。

谷間にある貴船の夕暮れは早く、周囲の木々からの蝉しぐれも、
気が付くと、ヒグラシのカナカナと甲高く鳴く声が、山に響いています。
「ヒグラシの声って涼しい感じだよね・・・。あーなんて気持ちがいいんだろ・・・。
このまま夏の間、ここにいたいなぁー」とミモロ。
さぁ、そろそろおうちに戻りましょ・・・。
「きっとまだ暑いよう・・・でも、ここでパワーをいただいたら大丈夫!
次は縁結びをお願いしよう・・・」
パワーチャージをしたミモロは、元気に町へと向かいます。
旅のポイント
貴船神社は、縁結びのパワースポットとして知られます。
本宮の近くにある「結社」(ゆいのやしろ)は、和泉式部もお参りし、
心変わりした夫の心を取り戻したそう。
貴船神社の詳しいことはホームページで。