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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

新年を飾る雅な扇や扇子「扇や 半げしょう」。新なお店に並ぶ寿ぎの扇たち

2023-12-27 | ショップ

「華やかな扇って、お正月に飾るのに、素敵だよね~」とミモロは、豪華な雰囲気漂う扇にうっとり。


年末のある日、ミモロは、京阪「清水五条駅」から「六波羅蜜寺」へとトコトコ歩いていた途中、足を止めました。

「あ、ここにお店移ったんだ~」

その店は、「扇や 半げしょう」。京都の伝統工芸の一つ、京扇子や扇の専門店です。


以前は、京都の花街の宮川町の中にありましたが、ここに移転したのでした。
「お気軽にお入りくださいって…」

ミモロは、さっそく店内へ。

以前より広くなった店内には、棚に色とりどりの扇や扇子が、花が咲いたように並んでいます。


「こんにちは~」と声を掛けるミモロ。


奥から、素敵な和服姿で現れたのは、このお店の若女将。
「あ、ミモロちゃん、お久しぶりです~もう何年も会ったないかもね~」と、変わらぬチャーミングな笑顔で迎えてくださいました。


「何度か宮川町に行ったとき、あれ?お店ない…って思って、伺えなかったんです」とミモロ。
「そう、ここに移ったんですよ。工房もここの2階に…」


ミモロは、店内の品を見て回ります。

「来年の干支の『辰』にちなんだ龍の図柄のものが、今は、人気ですね~」と若女将。
「うん、龍なら、外国人の人、好きだよね~お土産に扇子って人気だって聞いたことがある~」とミモロ。
そう、扇子や扇は、外国人観光客のお土産として人気が高い品のひとつ。日本らしい雅さで、インテリアとしても使えますし、近年は、温暖化の影響で、気温が高い欧州などで、風を求めて扇子を持ち歩く人が増えている…と、聞いたことがあります。お土産物として人気のポイントは、軽量で重ならない事。日本手ぬぐい同様日本らしい使える土産品として買い求める人が多いのです。

ここでは、日本文化体験プログラムもやっています。「投扇興」の体験や、扇に自分で絵を描く「扇子絵付け体験」ができ、多くの観光客が参加しているそう。
「ワ~ミモロも扇子絵付けやってみたい~!」と意欲を見せます。

京都を訪れる外国人観光客にとって、日本の神社仏閣の観光地巡りは、その建物や庭などを見るエキゾチックな興味をかきたてます。しかし、その歴史には、あまり興味がないもの。「平清盛とか秀吉って言っても、わかんないよね~」とミモロ。その建物や庭のバックグラウンドは、日本人なら「あ~あの人が作ったんだ~」と、その歴史的背景に興味抱けますが…外国人観光客には、それは無理というもの。

そこで、近年人気なのは、日本文化体験です。
「観光客が、寒い冬でも、薄い着物着て、街歩いてるよね~和服は、日本文化体験なんだよね~」と、今だに薄い着物姿の外国人観光客を見ては、毛糸のマフラーやブーツで防寒対策バッチリのミモロは、思わず震えています。

この日も、午後から、オーストラリアからの観光客のグループが「投扇興」を楽しみました。

馴れない正座をして、緊張気味にお抹茶をいただく姿…無理をしても、なんとか日本文化を知りたいという思いが伝わってきます。

さて、店内には、お正月を華やかに飾る扇なども多数揃っています。

「扇って、仕舞うのも簡単だから、手軽にリビングルームの雰囲気変えるのに便利だね~」とミモロ。
確かに、扇1本で、グッと日本的な設えになりますね~。

ここでは、オンラインショップでも、いろいろな品を求めることができます。

店内をいろいろ見て回ったミモロ…「また、伺います~いいお年を…」と挨拶して店を出ました。
清水エリアに来たら、ぜひ立ち寄りたいお店です。

ちなみに、年末年始は、12月29日~1月4日は休業です。

*「扇や 半げしょう」の詳しい情報はホームページで

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ミモロオリジナルグッズをぜひ~ご覧ください~

ミモロのウールジャージひざ掛け

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ゴミを減らす、食品から生活用品までの「量り売り」。必要な分を少量で購入可能。「斗々屋 京都本店」「

2023-11-07 | ショップ

「スーパーに並んでいるにんじんより小さい…」とミモロが見るのは、店に並ぶ不揃いなにんじんです。


ある日、ミモロは、京都の河原町通を丸太町通に向かい自転車で進んでいました。
「あれ?こんなところに食料品店があるんだ~」
 

よく車でこの前を通っていましたが、立ち寄ったことはありませんでした。

「オーガニックの食料品店かな?」と思いながら、店内へ進みます。

京都では、最近、オーガニックの食料品店が人気。いろいろなところに新しいお店も登場しています。

「なんかいろんなものがある~」キョロキョロ。

ミモロは、興味津々…店の品をひとつひとつ見て回ります。

一般的なスーパーマーケットは、野菜や果物は、ビニール袋に入れて販売されていますが、ここでは、木箱に並んでいます。
 
「あの~どうやって買うんですか?」とミモロは、お店のスタッフに聞いてみることに…。

「はい、ここは、すべて量り売りでお求め頂いています。10g以上から購入可能で、野菜の葉っぱ1枚や玉ねぎ半分でも買えるんですよ」と。

「え~そんな少量でもいいの?」と目を丸くするミモロです。

必要な量だけ…それは余分に購入して、ゴミになってしまうフードロスをなくすため。
「一人暮らしの人には、いいよね~。それに必要な分だけ、新鮮なものが買えるもの…」とミモロ。

ここ「斗々屋京都本店」は、2021年7月にオープン。日本初のゼロウェイストなスーパーマーケットです。
そのコンセプトは、以前からあり、東京の代官山などで販売を始めた、本格的な店舗として京都に。
ですから、店内にビニール袋などは一切ありません。

また扱う品々は、地球に、そして人にやさしいものばかり。
過酷な環境で飼育された動物のもの、また、過酷な労働のもと作れたものなどは、一切置いていないのだそう。

「鶏がスクスクと育つ環境で生んだ卵で、1個から購入できますよ」とスタッフの方。


また、店内の壁面には、ナッツやパスタなどが並びます。


「お茶やハーブも量り売りなんだ~」


必要な量を、訪れた人は、自分で秤で計ります。


量り売りは、ワイン、オイル、調味料などの食品だけでなく、石鹸などの日用品にも及びます。


「え~石鹸も量り売りなんだ~」


歯ブラシもプラスチック製ではなく、木製です。


店内のあるガラスケースの中には、いろいろなお惣菜が…

このお店の品々を使ったもの。
「美味しそう…」


ここに並ぶお惣菜を作るのに、一切ラップなどは使用しないそう。
「すごい徹底してるんだ~」

お店では、ランチなども楽しめます。


店の一角では、古い新聞紙を伸ばして、包み紙に…

「さすがそこまでやるんだ~」と感心仕切り。

さて、ここで品を購入するためには、あらかじめ容器を持参するか、お店に用意された容器のレンタルも可能。
「あの~ミモロのお家には、プラスチック製の密閉容器しかないけど、それ持ってきてもいいんですか?」とミモロ。
「できれば、そういうものを使わない暮らしをお勧めしているんですが、あるなら、どうぞ~」と。

毎週、プラスチックごみを出すミモロ。「1週間で、大きなビニール袋にいっぱいになっちゃう…」と。
日本は、多くのプラスチック製の容器を使用。リサイクルが進むとは言え、その大量なプラスチック製のゴミは、地球環境に少なからず影響を与えているのです。

「でも、近くのスーパーマーケットでお買い物しちゃうしね~」とミモロ。

しかし、近年、ゴミゼロを目指すこのようなお店がいろいろな場所に展開されているのだそう。
「こういう意識は、若い世代の方が、関心が高いかも…」

「今度は、容器持ってきます~」とミモロはお店を後に…
ぜひ、一度、お店へ…暮らし方が変わるかもしれません。

*「斗々屋」の詳しい情報はホームページで

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お待たせしました!「ミモロの京都暮らしカレンダー2024」登場です!




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京都生まれのバッグブランド「onomasato」。昨年夏から「京都文化博物館別館」に店舗移転

2023-05-22 | ショップ

「あれ?ここにお店が移ったの?」とミモロが足を止めたのは、京都生まれのバッグブランド「onomasato]のお店です。


このブランドのクリエーターで、自らすべてのバッグのデザインから製作までなさる小野正人さん。
そのバッグは、軽量で、持ちやすく、耐久性にも優れ、多くのファンをもっているのです。
独自のバッグブランドを手掛けて、すでに10年を超え、その種類も豊富になっています。

以前、今出川通沿いにあったショップ兼工房に伺ったことがあるミモロ。昨年夏にショップのみ「京都文化博物館別館」へ移転したのは、知らなかったのでした。

お店のある「京都文化博物館別館」は、歴史的建造物。

この建物は、近代建築を多数手がけた建築家 辰野金吾とその弟子の長野宇平治の設計で、「日本銀行京都出張所」として明治39年(1906)に竣工。「日本銀行京都支店」となってからも昭和40年(1965)まで使っていました。その後、「財団法人古代学協会」の所有となり、「平安博物館」として開館。昭和44年(1969)に国の重要文化財に指定されます。昭和61年(1986)に京都府に寄贈され、「京都文化博物館別館」として公開されることに。

建物の正面から、右に進んだところにあるお店。


「あ、ミモロちゃん、お久しぶりです」とそこにいらっしゃったのは、奥様の小野祥子さん。「onosamato]のブランドマネージメントを担当なさっています。


「ここにお店が移ったんですね~すごい!」とミモロ。そういうのは、この場所には、3店舗ほどしかショップがなく、なかなか出店することができないのです。
「はい、本当に素晴らしいご縁で、ここにお店を持つことができました」と。


高い天井には、シャンデリアが…天井近くまで続く窓…ほかの店舗にはない雰囲気がそこに…。
「この雰囲気とても気に入っているんです」と祥子さん。

「バッグの雰囲気ともなんかマッチしてるみたい~」と思うミモロです。

「onomasato]のバッグは、日常使いはもちろん、旅にピッタリのバッグ。

「軽いし、丈夫だし、雨にも強いんだよね。ママも持ってるよ~」とミモロ。

その素材は、すべて日本のメーカーとの共同開発で生まれたオリジナル。


また、トレードマークとなっている「カラス」のデザインは、西陣の職人さんに依頼して完成した特注の生地でできています。


そのデザインや色は、男女関係なく使えるバッグです。
「このバッグ素敵!」とミモロが気に入ったのは、上質の革を使ったもの。

「使う年月が、味わいをもたらしますよ」と祥子さん。
「そういうのいいよね~これからは、本当に気に入ったものを、長く大切に使う時代だよね」とミモロ。

様々なデザインのバッグが並ぶお店…


「ここは、前のお店より、町中だから、たくさん人が来るんじゃない?」とミモロ。
「う~もちろん常連の方は、よくいらっしゃるんですが、外からはお店が見えないので、建物の中に入ってくる方に限られているんです」と。
「そうなんだ~」確かに、外からはここにお店があることはわかりにくいよう。

ここにお店が移転してからも、小野さんは、手づくり市などに出店をなさっています。そこでこのお店の存在も多くの人に知ってもらっているそう。

平日は、工房に籠って、製作をなさっている小野さん。ひとつひとつ丁寧に妥協許さぬバッグづくり…
「コロナ禍の時は、製作時間がいつもよりあったので、いろいろな種類のバッグができたんです」と。
「ということは、今、一番、種類が豊富ってこと?!」と目を輝かすミモロ。

一度使うと、その使いやすさにファンになってしまうバッグです。

京都旅の折は、ぜひ「京都文化博物館別館」のショップへ足を運んではいかがでしょうか?
次の旅に持っていきたくなるバッグに出会えるかも…

*「onomasato文博店」の詳しい情報はホームページで 文博での営業は、原則土曜・日曜11:00~17:00 また東寺弘法市、百万遍手づくり市などへの出店も。出店の日程もホームページで確認ください。オンラインショップもあります


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素足でも履ける大人の洒落たトラベルシューズ。京都蛸薬師通のオーダー靴店「Andante(アンダンテ)」

2023-05-09 | ショップ

「なんて履きやすい靴なんだろ!」と、ミモロのママが思わず声を上げたのが、このトラベルシューズ。

ソフトなベロアカーフ革を使ったシンプルなフォルム。なんとも心惹かれる靴です。

この靴は、京都の町中、蛸薬師通と富小路の交差点の西側にある「Andante(アンダンテ)」という靴屋さんのもの。

間口は狭いものの、奥行の深い店。いつも気になりつつ、前を通過していた靴屋さんです。


ある日、ミモロは、好奇心を抑えきれず、店内へ

「あの~見せてもらっていいですか?」と。

「はい、どうぞ~」とお仕事の手を休めて対応してくださったのは、この店のオーナーであり、靴職人でもある八巻裕介さんと貴子さんご夫妻です。


店の棚に並ぶのは、上質のイタリア製の革を使った靴が並びます。
「あの~ここは、紳士向けの靴だけですか?」とミモロ。「いいえ、オーダーでお作りするので、どなたでも…」と。
そう、ここはオーダー靴のお店なのです。

オーダー靴といえば、しっかりとした靴を思い浮かべますが、ここでは、ソフトな革を使ったトラベルシューズも作っています。

カラフルな色が揃ったトラベルシューズは、「INCIPE]という新しいライン。

旅行というと、歩きやすいスニーカー…という方が多いのですが、「う~なんかスニーカーでは、京都はカジュアルすぎる…」といつも思っているのミモロのママ。

歩きやすい靴で京都の町歩きを楽しむ場合も、老舗の飲食店やお店に入るのに、スニーカーでは、ちょっと気が引けるという人もいらっしゃると思います。
そういう方にお勧めするのが、このトラベルシューズです。

「別に旅行に行かなくても、日常的に履いたら素敵なんじゃないの?」とミモロ。

「どうぞ、試しに履いてみてください…」と。サンプルを試着させていただきました。
 
私の足を測定していないサンプルながら、そのフィット感は抜群。
しかも、どこも足に当たったり、擦れたりする感覚はありません。

「すごい!」と感激…土踏まずを支える様な感触さえ感じます。
こんなにフィットする靴に出会うとは…


実は、八巻さんご夫妻は、神戸の整形靴技術者養成校を卒業。足にトラベルを抱える人たちのための履きやすい靴づくりを修得なさったそう。また、本場ドイツで、その技術を磨かれた師と出会い、さらに高い技術を学ばれました。
そして、京都の義肢装具会社で、医師などと連携し、一人ひとり異なる足のトラブルに対応した靴づくりを行います。


足のトラブルを熟知しているお二人…その履きやすさは、口コミで広がり、今や全国からお客様がやってくるそう。

フルオーダーの靴は、製作に半年以上、価格も28万円~ですが、一度履くと、他の靴では…という人ばかり。

そんな高い技術を、より多くの人に提供しようと始めたラインが、トラベルシューズ「INCIPE]です。
足型を作らず、計測により型紙を作るので、製作期間も約2か月、価格も7万円~。

「こういう靴欲しかったんです~」と興奮気味のミモロのママ。

好みの色も選べます。すべて、上質のイタリア製の革…「う~ソフト…」


「こちらも、デニムにも似合いますよ」と勧められたのは、「ジャズシューズ」という白いカーフ革の紐靴9万円~。

「これも履きやすい…でも、白くて汚れませんか?」と心配そうなママ。

「もちろん、多少は汚れますが、それも味わいになります・・・思っていらっしゃるより汚れませんよ」と。

外反母趾や経年劣化で年を重ねるごとに、履きやすい靴が見つからにくいもの。

靴底は、薄いのですが、足にフィットするためか、長時間歩いても疲れないそう。
しかも軽量で、ぺしゃんこにしても大丈夫なので、スーツケースに入れて、セカンドシューズとして旅に欠かせないという人も多いのです。

「メッシュの靴もできるだって…」と、今や上質のメッシュ革が手に入りにくくなったそう。貴重な素材かも…


京都旅には、ふさわしいおしゃれで上質感のあるトラベルシューズ。

「やっぱりオーダーの靴っていいよね~履き心地違うもの…」と、いつもオーダー靴を履いているミモロ。(合う靴が売っていないので…)

旅の機会が増える今後…海外のホテルやレストランでも、こういう靴を履きたいもの。


「無駄遣いしないで、こういういい品を買ったら…」と私を見上げるミモロ。はい…そうします…。

京都旅で注文した品は、ご自宅に送ってくださるそうです。ぜひ、いかがでしょう?

*「Andante(アンダンテ)」京都市中京区蛸薬師通富小路東入る油屋町140 ☎075-754-8151 11:00~20:00 火曜・第3水曜休み 不定休あり


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ポルトガルタイルの専門店「アズレージョ ピコ」。色とりどりのタイルが並ぶ店内

2023-04-11 | ショップ

「素敵なタイルだね~。お家で使いたいなぁ~」と、ミモロが憧れるの眼差しを向けているのは、ポルトガルタイルです。


まだ春が始まる前のある日…ミモロは、自転車で町を散策していました。「京都御苑」の西、中立売通りを西に進み、油小路通の交差点の近くで、自転車を止めました。

「なんか素敵なお店があるよ~」と。

通りから、店内を覗くと、そこには色とりどりのタイルが見えます。

ここは、「アズレージョ ピコ」。ポルトガルタイルの専門店です。

アズレージョとは、ポルトガル語でタイルのこと。15世紀にスペインからもたらされた技術は、建造物の壁面を飾る装飾として、家の内外に使われています。イスラムの影響もあり、この地域では、盛んに作られるようになり、今もアーティスティックなデザインのものが、多くの人を魅了しているのです。

「あの~見せてもらっていいですか?」とミモロは、お店の中へ。


「はい、どうぞ~」と笑顔で迎えてくださったのは、このお店のオーナーである深越さん。

ポルトガル語を勉強し、なんども訪れ、すっかりポルトガルの文化に魅了されたそう。なかでも、歴史に培われたタイルの美しさに心奪われたとか。縁あって、ポルトガルタイルの専門店を開き、現地の工房の職人に依頼し、オリジナルのオーダーメイドタイルの製作なども手掛けています。

「なんかこのタイル、絵画みたい…」とミモロ。

「はい、組タイルと言って、何枚かのタイルを組み合わせ、額のように仕上げた芸術性の高いものです」と。
家の表で表札のように壁にはめ込んだり、サイズも幅広いもの。
「タイルだから、お外でも変色したりしないんだ~」とミモロ。

また複数のタイルを何枚も連ね、壁紙のように使う「パドラォン」というタイルも、ポルトガルやスペインをはじめ、イスラム文化圏でよく建造物で目にするもの。

建造物全体に使うのではなく、キッチンやバス、洗面所、玄関、ベランダなどに部分的に使用されるケースが多く、日本でも、リフォームの折などに、ぜひ~という要望も多く、ここでは、リフォームの相談なども対応してくれます。

「いいなぁ~こういうタイルのバススペース…憧れちゃう…」というミモロ。

タイルの手描き職人さんたちのハンドメイドのタイル…もちろん、それなりのお値段です。
「欲しいけど…」とじっと見つめるミモロ。


一枚だけでも、鍋敷きとして、テーブルで使うと素敵です。
「上になんか乗せるのもったいない~だってタイルだけで芸術品なんだもの~」とミモロ。あ、そうですね~失礼…

一枚でも、十分にインパクトがあるタイルの模様。その使い方は、いろいろ想像できそうです。
「う~これ、キッチンの壁に張ろうかな~」と、一枚一枚タイルを見てゆくミモロでした。


是非、一度覗いてみてはいかがでしょ?お気に入りの模様との素敵な出会いが待っているかもしれません。

*「アズレージョ ピコ」の詳しい情報はホームページでどうぞ~

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