新幹線の指定席チケットを購入してきました。
地元の小さな駅。
着くと、男の方がトイレの清掃をしてくださってた。
グレーの作業着。
――シルバーセンターあたりから来てくださってるのかしら?
と思いながら切符売り場に行くと、
『しばらくお待ちください』という札があって、誰もおられない。
ホームでもない。
(小さな駅のこと、いつも一人しかおられないのです。
ちなみに夕方5時まで。それ以降は無人。。)
もしかして・・・、と思ってたら、やっぱりさっきの方でした。
作業着を脱ぐと、それが「駅員さん」だった。
新幹線の切符は、私の場合 「障害者割引」だし、乗車区間のことで多少事情がある。
こちらの説明は口でも出来るけれど、
駅員さんが「こうこうですか?」と確認して下さるのは、ほとんど聴き取れない。
日常会話なら、推測とか、当てずっぽう、みたいなことでも良いかもしれないけど、
この場合は そうはいかない。全て書いて戴いた。
もう定年間近のような方。そして、新幹線チケットの販売は不慣れなご様子。
さらに全て筆談。
そんなこんなで、えらく時間がかかってしまいました。
でもね、なんと、
駅員さんは手招きして、その事務室に入ってらっしゃいと言ってくださったんですよ。
寒いでしょうから、ということのようです。
そして簡素な丸イスですが、すすめて下さった。
暖かい事務室は とてもありがたかったです。
時間は かかったけれど、一生懸命 丁寧に 一つ一つ確認しながらチケットを作成して下さるのが
とても嬉しかった。
仕事って、スムーズで速いばかりが良いんじゃないんですねぇ。
やっぱり、また次回も この駅で購入させて下さいね。
どうぞ よろしく