なんであんなに ペラペラ しゃべれちゃったんだろね?
あまり触れられたくない過去のこと、
話の流れの中で、自分から。
自分に対する情けないような気持ちも、意外なほど軽い感じで――。
その人との信頼関係が できつつある、ということもあるでしょう。
ゆったりと穏やかな雰囲気の場だった、ということもあった。
そして、自然な なりゆき。
こちらの心が なんとなく、開放されてたんでしょうねぇ。
まさに北風と太陽。
正攻法で、理詰めで来られたりしてもね・・・。
(あんまり素直じゃない自分、ってこともあるでしょうけど。)
とにかく あの、
ペラペラしゃべった あのときの ふわっとした感覚は、
大事にしたら良いように思えてくるんです。
周りを見わたしてもね、
その本人の決意や取り組む姿勢はもちろん重要だけど、
人って(良い意味でも、そうじゃなくても)、
支え合ったり 響き合ったりして、そう成っているんだよねぇ。
そうなる背景とか状況とかがある。
ちょっと飛躍するけど、
『聴き取りづらい』っていう状態もねぇ――。
やっっとナントカ、だいたい聴き取れて
「あぁ、疲れるぅ・・・」となる場合と、
「あの人と(一応って感じでも)良い会話が出来たね」となる場合と、
紙一重みたい。
そのあたりは微妙で、自分でも不思議な感じなんだけど。。