聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

2010年★5つ 27作品

2010-12-31 23:59:59 | 索引
2010年に本国で上映された、または放送された(ドラマ)5つ作品。
ちなみに順番は各々のジャンルで好きな順です。

邦画

1.アウトレイジ
2.十三人の刺客
3.おとうと
4.悪人


洋画

1.ブラック・スワン
2.インセプション
3.キッズ✣オールライト
4.ザ・ファイター
5.トイストーリー3(3D)
6.ソーシャル・ネットワーク
7.灼熱の魂
8.ヒアアフター


ドラマ

1.フリーター、家を買う
2.君たちに明日はない


アメドラ・イギリスドラマ

1.グレイズ・アナトミー 7TH SAESON(~11)
2.デクスター 5TH SEASON
3.私はラブ・リーガル 2ND SEASON
4.キャシーのbig C 1ST SEASON
5.ブレイキング・バッド 3RD SEASON
6.ダウントン・アビー SERIES 1
7.グッド・ワイフ 2ND SEASON(~11)
8.ホワイトカラー 2ND SEASON(~11)
9.ナース・ジャッキー 2ND SEASON
10.ブラザーズ&シスターズ 5TH SEASON(~11)
11.CSI:NY 7TH SEASON(~11)
12.デスパレートな妻たち 7TH SEASON(~11)
13.マッド・メン 4TH SEASON

参考までに2010年の大きな出来事

・チリ鉱山で落盤事故があり、69日ぶりに33人全員が生還
・裁判員制度で初の死刑判決
・全国で記録的猛暑、道内では農業被害も
・日本ハムがドラフト会議で斎藤佑樹投手を1位指名
アバターが歴代興行収入をぬりかえ、1位に
 3DTVも登場し、本格的な3D時代の幕開け
・AKB48、嵐のブレイク
・昭和の大女優高峰 秀子さん死去

パンチラインは家族愛

2010-12-27 22:36:06 | 洋画ヒューマン
ブラザーズ&シスターズ 最新の放送を記念して
キャストの出演作を特集しているAXN


第1弾はサリー・フィールドの出演作。


そっか~
フォレスト・ガンプ/一期一会では
母子である2人が、別の関係で先に共演していたんですね



パンチライン



もう今から20年以上前の映画であり
しかも恋愛が絡んでいるので
若干の古臭さは否めないけど
時代が変わっても変わらない″家族愛″は
しっかりと描かれていました



2人の娘と旦那さんがいて
傍から見ると平凡な主婦のライラ・クリトシックサリー・フィールド


けれどもちろん彼女は彼女なりの不満や
密かな夢があります。


それは″自分だけにできる″事がしたい。

だから″人を笑わせたい″と



そこでコメディアンが集うパブで
修行がてら、出演する事になるのですが、
一主婦の域を出ず…



一方、そのパブでいつも大爆笑をとっているのが
スティーヴン・ゴールド(トム・ハンクス)


それこそ出演している人からすれば
溢れんばかりの才能が羨ましい限りですが
彼にはいわゆるエリートの家族が居て、
自分は医大を退学になるほどのオチこぼれで…




そんなある日2人は出会い、
さらにテレビ局の人達が見るくる大会があるというのだから…



人は誰しも人知れず悩みがあり、
それを理解してくれる人に心が動くものでしょう。

では本当に理解し、受け入れるというのはどんな事なのか
ここでもサリー・フィールドの熱演が光ります









この作品をエントリするにあたって
少しネットで調べたのですが…



中には主演の2人の関係を恋人の様に
書いているのもあってちょっと驚きました


確かにそんな雰囲気になるのですが
ライラが否定しているし
それ以上に″家族″を描いています。

だからジャンルも″ヒューマン″


きっと誰もがどこかで自問する。

″このままでいいのか?″

どんな人だって迷うだろうし、
迷わないなら逆に、「いいのか~?」と
私が意地悪して突っ込みたい




人は生きている限り、この問題にぶつかり続けるでしょう。

そんな中、理解するというのは
すなわち″受け入れる事″なんじゃないかな~と
最近、私は思います


これはもう長い、長~い目で見なければならない訳で
やっぱり家族がその受け皿なんだろうと。


もちろん、仕事場、友達と受け皿は多いに越した事がないけど
無条件に信じられるのって″家族″よね。
それなりに責任も伴うけど。


そんな訳で、紆余曲折あって
やっぱり家族の元に帰り、
ライラを温かく受け入れたクリトシック家に
時を越えてほっこりしました



それにしても20年以上前からこんな演技をされている
サリー・フィールドに完敗です



そうそうタイトルの″パンチライン″とは
お笑いでいう″オチ″の事です。

ブラザーズ&シスターズ 3TH SEASON

2010-12-22 17:26:07 | 洋画ヒューマン
シーズンを追う毎に
面白さが増してくる


登場人物が多い分、
様々な問題が起き、解決法も色々あって
見ていて飽きません


現在最新のシーズン4がAXNで放送中で、
ファンからはこれまでで最高傑作と言われている



ブラザーズ&シスターズ 3TH SEASON



このドラマを見ていると素直に
″家族っていいなぁ″と思えます

08~09年にかけて全23話O.A.されました





ウォーカー家の次女キティ(キャリスタ・フロックハート)は
流産を乗り越えて
ロバート・マキャリスター議員(ロブ・ロウ)と結婚したものの
子供に恵まれず、養子を迎える事に。


当然女性としては、家族を1番に考えて欲しいけど
ロバートには野心があるので…



彼の下で働くようになった
次男ケヴィン(マシュー・リス)は板挟み





一方、父ウィリアムの愛人だったホリー・ハーパー(パトリシア・ウェティグ)が
係わるようになって
ファミリー企業ではなくなってきたオーハイ食品。


長女サラ(レイチェル・グリフィス)と
伯父さんソール(ロン・リフキン)は辞め、
長男トミー(バルサザール・ゲティ)も
何か決める時にはかやの外


そこでトミーは会社を取り戻そうとある決意をします




そんな子供達にいつもやきもきしている
ノラサリー・フィールド)も
自分の力で何かしたいと、ボランティア施設を作る事に



けれどやっぱり家族の事が気になって…



今シーズンは末っ子ジャスティン(デイヴ・アナブル)と
レベッカエミリー・ヴァンキャンプ)にロマンチックな展開もあり、
困難を乗り越え、
ますます絆を深めていくウォーカー家にお付き合い下さい










前作でホリーの他にも愛人がいて、
息子ライアン・ラファティ(ルーク・グライムズ)まで居た事が判りましたが、
彼がまた問題をもたらします。


これからさらにウォーカー家に影響するかもしれませんが、
今のところ
絆を深めるのに一役かっている存在でしかないかな


それくらい彼らの結束は固いのです


今回特に大きいのはキティとロバートの問題。

きっとどこの家庭でもそうだろうけど
夫婦2人だけの時と、子供がいる時では
優先順位が変わる。

多くの人は子供が1番になると思う。



けれど時にはそうではない人もいる。
ロバートなどはまさにそう。


彼はキティの話は無視して
結局、勝手に知事選への出馬を決めてしまった。

彼女は何度話しても変わらない彼に
幻滅し、諦め、
別の男性を好きになってしまった…



こんな話よくあるけど、
これってやっぱり女性が抱く幻想なんだろうね~



「子供ができたら、
 もしくは結婚したら変わる」っていう。


多分変わらないんじゃな~~い


極端な話、
女の人は妊娠している間に少しずつお母さんになっていくけど
男の人はある日突然お父さんになる。


全然違いますよね。




もちろん″普通″は変わると思いますよ。

けれどこの様に政治家とか、
スポーツ選手とか、芸能人とか…
いわゆる誰もが成れる職業についていない人に
それを求めても無理だよね、きっと。


そういう人と一緒になるって事は、それも覚悟しなきゃね。

だから単純にそういう人の奥さんって
私には真似できないなぁと思います



でもさ、キティ、
失敗してもノラが温かく迎えてくれるから
大丈夫よ



よしおかもウォーカー家の一員になりたいから
ジャスティンの奥さんを狙っていたんだけど
レベッカと結婚する事になったので
諦めますわ、あは。


ちなみに彼を演じているデイヴ・アナブル
今年の10月に実際に結婚しています。
お相手も女優さんなので
奥さんはシーズン5で登場するみたいですよ




さて、現在日本で初お目見えのシーズン4では
ラブラブなはずのカップルに危機が訪れたり、
キティの体調に異変が起きたり…




こんな寒い季節にぴったりの
心がほっこりするファミリードラマを見て
あなたも一緒に温まりませんか

酷な現実を描いた大人のファンタジー

2010-12-19 19:49:14 | 邦画ヒューマン
リンダ リンダ リンダでも好演した
ペ・ドゥナがまるで本当の人形の様に思えるほど
素晴らしい演技を見せてくれました



"人形が心を持ってしまう"お話だから
ファンタジーなんだけど
妙にリアルな部分があって、
現実とファンタジーの世界を行ったり来たり
不思議な感じを覚えます


空気人形 


監督は誰も知らない歩いても 歩いても
お馴染みの是枝 裕和さん。

カメラは独特の映像を撮ることで有名な台湾のリ・ピンビンさん。





恋人と別れて以来
普通の恋愛関係を築けなくなり
人形と疑似恋愛をしている
ファミレスの従業員秀雄(板尾 創路)


彼はその空気でふくらませる人形に
名前を付け、一緒にご飯を食べ
公園に連れ出し、夜を共にします…



そんなある日、空気人形は
心を持ってしまったのです


男性の性欲処理をするために作られたのだから
本当は心なんて持ってはいけなかったのに…




今まで"感情"を持ったことのない彼女にとっては
何もかもが新鮮



アパートの軒から垂れる雫、
真っ青な空、
レンタルビデオ店、
そこで"働く"という事。
初めて目にする何もかもが


そして何より人とコミュニケーションする楽しさを覚えます。
と、同時に意志を持つ辛さも知り…



人を必要としなくなった人間と
人を必要とする人形の対比を通して
酷な現実を描いた大人のためのファンタジーです











久しぶりに見終えた時につけた
エントリするにあたって増やしたな~。



何だかよく分かんないんだけど
是枝監督は深い事を表現しているんだと感じた。


単純に好き、嫌い
面白い、面白くないとか言えず
考えれば考えるほど分からなくなるというのか…

自分が見終わって何を感じたのかさえ…







人は多かれ少なかれ
現実から目を背けて生きている。
"虚しさ"や"淋しさ"を感じながら。


気持ち悪いとか知らなきゃよかったとか
世の中には直視できない事が一杯あって
現実はとてつもなく酷だと思う。


真っ向から全てに立ち向かえる人はいないし、
向かう必要もない。


いわゆるグレーゾーンを持って生きている。



主人公の秀雄は"いき過ぎた"例だけど
変な部分は誰にでもあるでしょうし、
それをどう感じるかは人それぞれでしょう。





とまあ非常に抽象的で
「結局、何が言いたいの」と突っ込まれそうですが
う~ん、よく分からない




ちょっと初めて新宿ゴールデン街に行った時を
思い出してしまった。


あのドロドロした人間の様々な感情をキャッチして
"私はこの世界を知らなくていい"と思うのと同時に
"どんな世界なのか知ってみたい"という欲望も生まれた。


きっと秀雄の様な人は現実にいるのでしょう。


正直、気持ち悪いし関わりたくない。
なら関わらなければいい。
知らないふりをすればいい。



世の中にはそんな風に
目を背けている事がいっぱいあるんだろうなぁ…

何故、バリキャリ女子になったのか?

2010-12-16 17:57:03 | 洋画ラブストーリー、ラブコメ
同じ年にしあわせの隠れ場所(09)
見事オスカーを手にしたサンドラ・ブロック


この映画では自身の出世作スピードを越えるヒットになりました


先日スカーレット・ヨハンソンと離婚するほど
多忙なライアン・レイノルズのお蔭かな


あなたは私のムコになる 



タイトルからして強い女性が出てきそうですが、
その通り、
バリバリのキャリアウーマン、略してバリキャリ女子が登場します。


先日、WOWOWで放送されていました



出版社の編集長として仕事に生きる独身女性の
マーガレット・テイトサンドラ・ブロック)は
いわゆるバリキャリ女子


無理やり部下を従わせるのはもちろん、
同じ様な立場の男子にだって
みんなの前で、平気で駄目だしします



そんな彼女が
就労ビザがおりず、
カナダに強制送還されるとなるから、さあ大変


突然、部下のアンドリュー・パクストン(ライアン・レイノルズ)と
結婚すると言うのです



そりゃ確かに編集の仕事はしたいけど、
いくらなんでも横暴じゃない

しかもグリーンカードの為の結婚だってばれたら
刑務所いきだし…



断れば仕事を失い、
受け入れれば、プライベートを失い…
こんな究極の選択あり




幸せになるための27のドレス
アン・フレッチャー監督が送る現代のラブ・ストーリーです












″バリキャリ女子″という流行?のテーマで
すぐに映画を作るあたり
流石はずっと一線で活躍している女優さんだなぁと思います


そうそうサンドラ・ブロック
製作総指揮にも名を連ねています。



正直、今まであれだけしいたげられていた人が、
しいたげていた人を好きになるなんて
そんな都合の良い話はないと思うけど
マーガレットがバリキャリ女子になった訳は
合点がいきました。



彼女は16歳で両親を亡くしていた。

つまり、他人の背後にいる人を
想像できなかったという事なんですよね。


これって現代の重要な問題だと思う




人を人だと思わない扱いをする人って
″親が子供を思う気持ち″を理解できないんだろうねぇ。




若い時はある程度、仕方ない。
でも自分が子供をもったり、
子供をもつ年になって
″人1人に対して、どれだけの愛情がそそがれているのか″
解るようになる。


だから家庭も築きたくなる。



残念ながら、何かしらの影響で
それに気付けないと、人をコマ扱いするんだろうね~




マーガレットがアンドリューの家族に会い、
自分のやっている事のおかしさに気付いたのは
コメディでありながら、
非常に社会を風刺している気がします




さて、この作品のDVD&BLU-RAYのリリースは
来年2月17日とちょっと先ですので、
見たい方は12月24日に再放送しますのでWOWOWでどうぞ

THE O.C. 3RD SEASON

2010-12-14 21:53:37 | 洋画青春・ロードムービー
人気があれば
シリーズが続くのが当たり前のアメリカンドラマ



だから2ND SEASON以上ある中、
終わる理由は2つに大別される。

まずは
人気が出すぎて、出演者のギャラが高騰し、
採算がとれなくなる場合



フレンズなどがまさに代表例で
ファンとしては残念だけど、満足して終わる事が多い。

一方、
視聴率の低迷で、打ち切られる場合



こちらはすでに情報が入ってきているから
モチベーションが上がらず、
日本で見る私達はちょっと厳しい


このドラマも早い段階で、その事実を知ってしまった…




THE O.C. 3RD SEASON


ただし、この情報が入ってきている分、
期待しないで見られ
ハードルが下がるという利点もあるかも


だって想像していたより面白かった
カリフォルニアの青い海と共に青春時代にタイムトリップ




前シーズン
ライアン・アトウッド(ベンジャミン・マッケンジー)を守るため
彼の兄を撃ってしまった
マリッサ・クーパー(ミーシャ・バートン)



一命はとりとめたものの
彼女の人生に黒い影を落とします。



正当防衛とはいえ
人を撃つような人とは同じ学校に通わせられないと
学校を退学になり、
ライアンとも上手くいかず、
お酒に溺れ、ドラッグにまで手を出し…




一方セス・コーエン(アダム・ブロンディ)と
サマー・ロバーツ(レイチェル・ビルソン)は
ケンカしつつも、お互いを大切に想っています

けれど、大学進学という岐路に立ち…



セスの母キルスティンケリー・ローワン)が
アルコール依存症になった事で、別の問題も



サンディピーター・ギャラガー)は
彼女を支えるはずが、
本来持っていた信念を見失い出し…



超高級住宅街に住んでも悩みは尽きません









どんな立派な人でも
道を誤る時はある。

それまでずっと大事にしていた″正義″や″家族″より
仕事を優先させようとしたサンディ。

そのせいでせっかく治まっていたキルスティンの
アルコール依存症も再発してしまった…


きっとこの病気って一生欲望と闘い続けすんでしょうね。
何だかのん兵衛と紙一重って気がするけど、
アメリカではよくドラマなどに出てくるから
結構、頻繁にあるんだろうか



個人的に贔屓にしていたこの夫婦が
今シーズンぐだぐだだったから残念だったけど、
それでもこの2人の子供だから、セスはとってもイイ子






大学に落ちてしまったセスは
サマーの為に合格したと嘘をついた。
自分だけ合格したらいかないと行っていた
彼女の将来を案じて。


こういう嘘ってなかなかつけるものじゃありません。
きっと親の姿をみてこういう思考回路になるのでしょう。




それに対し、マリッサは…

まあ娘の元カレに手を出し、
3度目のお金持ちと結婚しようとしている母親に育てられたんだから
仕方ないか


最後はマリッサが事故にあい、
生死が気になるクリフハンガーですが…

続き見ようかなぁ

クリミナル・マインド 2ND SEASON

2010-12-09 22:15:33 | 洋画クライムサスペンス・ミステリー
いよいよ来月25日から
日本では最新のシーズンがWOWOWで放送され、
しかも同時期に本国ではスピンオフも登場するという
話題満載のこのシリーズ。


それなら今がチャンスよねと
まだ見ていないこのシーズンに突入しました




クリミナル・マインド 2ND SEASON




何だろうこの半端ない面白さ
犯人の尋問で10分も持たせられる番組なんて
他にあっただろうか



またまた3日間で
全23話見終えました




犯人の行動を分析してプロファイルする事で
突き止めていくのが
FBI行動分析課(=BAU


BAUを率いるジェーソン・ギデオン(マンディ・パティンキン)も
仕事は出来るけど
実は自分の部下を死なせてしまい、
PTSDを患っていた事も。



仕事柄PTSDを患うのは彼だけではありません。
エル・グリーナ・ウェイ(ローラ・クラウディーニ)は
撃たれた事で
仲間を信頼できなくなり…




代わりに入ってきたのが
エミリー・ブレンティス(パジェット・ブリュースター)

最初、親の七光りかと
アーロン・ホッチナー(トーマス・ギブソン)に認めてもらえなかったのですが、
アラビア語やスペイン語を流暢に話し、大活躍



一方、頼れるデレク・モーガン(シェマー・ムーア)が
実家のシカゴに帰った時、容疑者になったり
(#12「疑惑のプロファイラー」)

IQ187の天才で、その知識と記憶力を武器にする
ドクター・スペンサー・リード(マシュー・グレイ・ギュブラー)も
仕事を辞めようか悩む事件に遭遇したり凄惨な事件が次々に起こります




それでも、皆気を奮い立たせ、
さらにメディア担当ジェニファー・ジャロウ(A・J・クック)、
元ハッカーのIT担当ペネロープ・ガルシア(カーステン・ヴァングスネス)も加わって、
日々、全米各地で心理戦が繰り広げられます










普通のクライムサスペンスだと
その土地、土地の特徴が出る。

例えば、NYなら都会的。
カリフォルニア州ならビーチならではetc…


ところがこのドラマにはそれが当てはまらない。

何故なら専用ヘリで全国を飛び回っているから


本拠地は海兵隊の基地がある事でも知られる
バージニア州クワンティコにあるんですが、
彼らは地元の要請さえあれば、何処にでも行く。



だから事件の内容そのものはもちろん
視覚的にもバリエーションに富んでいる。




彼らの仕事は人の行動をパターンにあてはめ
分析・推理・予測する(=プロファイリング)ので、
犯行は連続して行われるもの。


どうしたってシリアルキラー(=連続殺人犯)や
放火犯が多くなってくる。

それなのに、どれ1つとっても同じものはなく、
改めて加害者、被害者に
それぞれの人生があるんだなぁって感じる。

そうそう、加害者もどうしてそういう犯行を起こすようになったのか、
その過程も詳しく描かれているんです。


もちろん、同じ様に感じないのはそれだけはない。



さっき、ちらっと書いたけど、
#10「テロリストへの尋問」での
ギデオンの尋問は圧巻だったな~~~


タイトルにもある様に、
このエピソードの犯人はテロリスト。
事前に犯行をくい止める為、尋問するのですが、
正直、この題材自体よくありますよね


それこそ某ジャック・バウアーなんていつもです


ところが非常に面白い

だぶん10分以上、尋問していたんじゃないかな~。
それなのに全く衰えることのない緊迫感。

犯人がギデオンに心を許すのと反比例するように
私の緊張感は高くなっていきました





このサスペンス相当面白い




さらにキャラクターも魅力的
モーガンなんて、超ワイルドでセクシー




前作に続いて、ガルシアとの電話でのやり取りが
超おしゃれ




このやり取りでは
ホッチナーは全然のらず
リードはのりたくてものりきれず微妙な感じで
ギデオンには逆に怖くて言えないというのが
キャラを全て集約していて、見所の1つです





このシーズン最後、
ホッチナーの立場が危うくなってしまいましたが、
さてどうなる


早く見たくて早速HMVに注文しちゃいました
届くのは明日?明後日かな
もう待ちきれません

24-TWENTY FOUR- 4TH SEASON

2010-12-07 21:14:32 | 洋画クライムサスペンス・ミステリー
確かに私達見る側の想像を越え、
そのクリエイター陣の能力は素晴らしいと思う。


作品自体も十分楽しませてもらった。
でも好きか
そうでないかと言えば好きではない


だから単純に好みで1つマイナスです





24-TWENTY FOUR- 4TH SEASON




自分なりの"正義"を貫けば
何をしても良いのがジャック・バウアー。


しか~っし
ここまでされたら、ちょっと引いちゃいます

そうか、だから以前は
次のシーズンの途中で見るのをやめちゃったんだな





あれから1年ちょっと。
CTU(=テロ対策ユニット)をクビになり、
新たにジェームズ・ヘラー国防長官(ウィリアム・ディヴェイン)の
特別補佐官として
ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)は働いています。


その国防長官の命が狙われ、
一時的にCTUに復活するのですが、
どうやら狙いは別みたい



今回のテロリストの目的は…


"完膚無きまでのアメリカの失墜"


それを阻止するにはやっぱりこの人しかいません。



前回の事件で投獄され、酒におぼれ
ミシェル・デスラー(レイコ・エイルスワース)との関係も終わり、
ボロボロになっていた
トニー・アルメイダ(カルロス・バーナード)も自分を取り戻し、
IT面ではクロエ・オブライエン(マリー=リン・ライスカブ)がサポートしながら、
ジャック・バウアーの
とにかく大変な1日がまたもや始まります












今回ジャックは国防長官の娘オードリーと
良い関係を築いていたんです。

けれど彼女は最後こう言って
彼の下を去って行った…



"あなたのいる世界はここなのよ"



う~ん、納得。
ドラマの世界だけど私も引いちゃったもん



つまり彼は任務を遂行する為、
国民の命を守る為なら手段を選ばない訳だけど…





今回はあまりにひどかった

1番酷かったのは
オードリーの別居中の夫の命より
犯罪者の命を優先させた事




これは詳しく説明しないと
解ってもらえないと思うので、
是非見て頂きたいのですが、
よしおかはドン引き~~



どうなんだろう
この辺りはやはり男と女で感じるものが違うんだろうか






まあそうは言っても
次から次へと先の読めない展開や
緊迫感のあるアクションは健在



何と言っても
最後死んだ事になってしまったジャック・バウアーが
どうテロリストの戦いに復活するのかが興味あります



最初にも書いたけど、
私は以前このシーズンまでしか見ていないので、
今度は100%まっさらな状態で鑑賞できる



それにしてもこのシーズンは
ネット社会の怖さも予言していて
改めて時代の先駆的なドラマですよね

コラム1 今チェックすべきアメリカンドラマ

2010-12-06 21:27:32 | お知らせ
ドラマはシーズンがだいたい23話位あって、
最近は本当見るのとエントリするのが追いつかないので
最新情報やチェックして頂きたいドラマは
"コラム"という形で発信していきますね


確実にこれからますます人気がでるのは
「メンタリスト」

今もかなり人気が出ているようですが、
元霊能者だったという異色の経歴もさることながら、
半端ない緊張感をもたらし、よしおか一押しのサスペンス。



アリー my Loveで知られるデビット・E・ケリーの
「ボストン・リーガル」もようやくDVD化
本国ではエミー賞の常連でもあったので、かなり期待できます


あとアメリカでは9月に新しいドラマが始まるのですが、
その視聴率1、2位を占めている「ネイビー」シリーズは
あんまり日本人受けしないと正直思う。


十分面白いけど
根本的な考えが違うので共感出来る部分は少ない気がします。



個人的は視聴率トップ10に帰り咲いた
グレイズ・アナトミー
借りるのにも、
見るのにも、
語るのにもいいと思いますよ。




いずれにしろ、
最新情報はコラムという形でこれからお送りしますね。
なかなかエントリが追いつかなくてすいません