非常にクオリティの高いポリティカル・ドラマ。
前シーズンも確かに目的の為なら
フランクは容赦ないって思っていたけどここまでかという衝撃の幕開け。
まさか現実にはこんな事ないよねと思わず疑ってしまうほどリアリティがあるのです。
まあ私は全く政治とは無縁ですが
ハウス・オブ・カード 2ND SEASON
だから、現在お気に入りのコメディグッド・プレイスで
「リンカーン以外の大統領は皆悪い所にいる」なんて台詞に思わずにやにやするほど。
Netflixで2014年に配信開始された全13話
配信はもちろん、ソフト化もされている9話までの感想です。
第45代アメリカ大統領ギャレット・ウォーカー(ミシェル・ギル)政権で
あらゆる手段を使って、副大統領にまで登りつめた
フランシス・アンダーウッド(ケヴィン・スペイシー)。
就任後、腹心ダグラス・スタンパー(マイケル・ケリー)に加え
野心家の女性上院議員キャサリン・デュラント(ジェイン・アトキンソン)も新たに傍に置き
中国の実業家レイモンド・タスク(ジェラルド・マクレイニー)の影響力を弱めようとするのですが
彼こそ国務長官になるのを阻害した人物なので
関係はこじれにこじれ…
一方、ピーター・ルッソ(コリー・ストール)の死について
ゾーイ・バーンズ(ケイト・マーラ)達が、
フランクの関与を疑っているので手を打ちます
果たして今シーズンではどんな汚い手を使い、キャリアを守るのか
デヴィッド・フィンチャーが製作総指揮を務め
ネット配信番組では初めてエミー賞監督賞を受賞したポリティカルドラマ第2弾です
法案を通す為なら、相手の妻の病気も利用する。
自分たちのキャリアの為にクレア(ロビン・ライト)が中絶したのに
レイプによってだとテレビのインタビューで応える。
こんな事かすんで見えるほど今シーズンは容赦ないですね
確かにピーターを殺したあたりから、ゾーイも危険だと思ってましたよ。
でも
あ、大丈夫ですか
まだご覧になっていない方は読まないで下さいよ、いつもの様に
まさか、地下鉄で突き落とすなんて
しかも1話目で
この#1"第14章:Chapter 14"は第66回エミー賞で監督、脚本賞にもノミネートされていますが
寝ながら見ていたのに思わず飛び起きるほど驚がくしました。
それにおののいた同僚のジャニーン・スコースキー(コンスタンス・ジマー)は地元に戻り、
恋人だったルーカス・グッドウィン(セバスチャン・アーセラス)だけが
真相を探ろうとするのですが、
恋人だった事で、冷静な判断ができないのだと周りの人達は思うのです。
そんな時FBIに操られている、ハッカーのギャヴィン・オルセイが近づいてくるんだけど、
まんまと罠にはまり、逮捕されてしまいました
そう言えば、彼ウエストワールドにも出ているジミ・シンプソン
司法取引にも応じない姿勢で闘おうとするんだけど
元ワシントン・ヘラルド紙の編集長のトム・ハマーシュミット(ボリス・マクギヴァー)も
ジャニーンもフランクに屈し、ついには応じる事に。
普段の生活では使う事のない言葉だけど、本当「えげつない」
ジョディ・フォスターが監督している#9″第22章″も秀逸だったな-。
フランクがひいきにしているリブのお店にチェーン店化の話が舞い込んできたんです。
副大統領が絶賛しているからと。
ところが関係がこじれてしまったタスクの仕業で
お店のオーナーフレディ・ヘイズ(レグ・E・キャシー)が昔、人を死なせていて
刑務所にも入っていた事が公になります。
その時のフランクの対応…。
いや~これぞフランクだわ。
クレアも一度は愛した写真家のアダム・ギャロウェイ(ベン・ダニエルズ)に対しても
売名行為でクレアの写真をマスコミに売ったと言えと脅すなんて…
ホワイトハウスってこんな恐ろしい世界なの
いずれにしろ、自分がされたら嫌だけど
ドラマ中なら「もっとやれ」
この後もどんな汚い手を使うのか、最後まで見届けますよ
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