ウディ・アレン監督は
すごく評価されている作品があるのと同時に
いまひとつ理解できないのも結構ある。
飛行機の中で一足先に観た
「ローマでアモーレ(12)」も
正直よく解らなかった…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
だから彼の作品て
一か八かの賭けの様な気もするんですが
今月WOWOW
に初お目見えした2011年作品は大当たり~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
解りやすいし、パリの風景も美しいし
SFファンタジーでありながら、
全くそう感じさせない妙![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/5f/6aa28b611a0633d746841aa3593b8c72.jpg)
ミッドナイト・イン・パリ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
主役のオーウェン・ウィルソンもすごい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_3.gif)
この映画、最初に3分半
ひたすら美しいパリの風景を見せて
その後タイトルロール越しに声が入ってくるんですね。
この声を聞いた時
「あ~ウディ・アレンも出ているんだ~」と思ったら
オーウェン・ウィルソンが話していたんです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
話し方から歩き方、
服装からちょっとひねくれた感じまで
何から何までそのもの![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
出演者にそんな事させるなんて
彼はよっぽど自分が好きなんだね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/warai.gif)
売れっ子脚本家のギル・ペンダー(オーウェン・ウィルソン)は
婚約者のイネス(レイチェル・マクアダムス)と
芸術の都・パリに訪れます。
仕事も兼ねた裕福な彼女の両親と共に。
ギルは引っ越して来たいと考えるほど
パリ、特に1920年代のパリに憧れていて
小説家に転向しようとも思っています![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/nezumi.gif)
ところがイネスはそんな彼を全く理解しようとせず![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
むしろマリブに住みたいと思うほど。
パリで昔好きだった
ポール・ベイツ(マイケル・シーン)に偶然会えば
彼にも奥さんがいるのに
ポールの肩ばかり持つ始末![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
そんな感じで何日か一緒に行動すれば当然気分は悪く
ポールがインテリ振るのもギルは気に入りません。
酒に酔ったのも手伝って、皆と別れ
1人、街をふらついていたある午前0時。
目の前に現れたクラシックカーに
誘われるがままに乗り込み、
向ったパーティーで目にしたものは…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
アメリカが禁酒法時代の1920年代。
ヘミングウェイ、ピカソ、コール・ポーターなど
名だたるアーティストが集ったパリを舞台に制作した
ウディ・アレン監督・脚本のSFファンタジーです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/usagi.gif)
すっっっごい好み![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
私の好みなんて知ったこっちゃないよと
読むのを止める人が続出しそうな書き出しですが…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
いいんです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
今回はいいんです。
だってそれほど好みだったんです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/nezumi.gif)
一応色んな好みの方が読んで下さっている前提で
を付けているつもり…
つまりは好きじゃないジャンルの方が見ても
面白いとか何かしら見て良かったと思えるだろうという作品に
5つ付けているのですが、
この作品に関してはそんなのどうでもいいねっ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/warai.gif)
最初にも書いたパリの風景や
オーウェン・ウィルソンの演技はもちろん
何と言っても別世界への入り口が最高![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0145.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0145.gif)
たぶん面白いSFに出会うと
毎回同じことを描いていると思うんだけど![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
いかに無理なく創造の世界に入れるかが
とても大切だと思うんです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
今作は"ウディ・アレンの新作"程度の
予備知識しか入れずに観たら
最初タイムトラベルしたって
気が付きませんでしたからね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en1.gif)
ギルと一緒ですよ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_3.gif)
フィッツジェラルド![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
ヘミングウェイ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0159.gif)
コール・ポーター![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0160.gif)
何、何、昔に来ちゃったの~~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en2.gif)
私には1920年代のパリへの憧れはなく
もちろん出てくる人全部の名前なんて分かりません。
キャシー・ベイツが演じていたガートルード・スタインだって
知らなかったし![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
でも知らなくったって
充分笑える作りになっていると思います![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0150.gif)
ピカソが愛人アドリアナ(マリオン・コティヤール)を描いたのに
ポールが知ったかして語るとかね。
いやいや違うから。
いやいや失敗作だから![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/warai.gif)
好きで好きで仕方なくて
その時代に行けちゃったというのも、とても素敵![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
しかもこれが二段階になっているんですよね。
ギルにとっての黄金時代と思った1920年代で出会った
アドリアナと一緒に居るうち
少しずつお互い好意を持って時間を共にした。
そして今度はアドリアナが黄金時代だと思った
ベル・エポックの時代へ。
その時ゴーギャンやドガが口にした事とは…
本当、いつの日も「昔は良かった」
人はそう言いたくて仕方ないのかもしれませんね。
実は何も変わらないのに![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_face.gif)
そんな自戒の念も込めた作りは
すっっっごい好みとしか言いようがありません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/nezumi.gif)
よしっ。
今月はWOWOW
でウディ・アレン特集やっているので他の作品も見てみよう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0146.gif)
一か八かねっ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_2.gif)
すごく評価されている作品があるのと同時に
いまひとつ理解できないのも結構ある。
飛行機の中で一足先に観た
「ローマでアモーレ(12)」も
正直よく解らなかった…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
だから彼の作品て
一か八かの賭けの様な気もするんですが
今月WOWOW
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
解りやすいし、パリの風景も美しいし
SFファンタジーでありながら、
全くそう感じさせない妙
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/5f/6aa28b611a0633d746841aa3593b8c72.jpg)
ミッドナイト・イン・パリ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
主役のオーウェン・ウィルソンもすごい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_3.gif)
この映画、最初に3分半
ひたすら美しいパリの風景を見せて
その後タイトルロール越しに声が入ってくるんですね。
この声を聞いた時
「あ~ウディ・アレンも出ているんだ~」と思ったら
オーウェン・ウィルソンが話していたんです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
話し方から歩き方、
服装からちょっとひねくれた感じまで
何から何までそのもの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
出演者にそんな事させるなんて
彼はよっぽど自分が好きなんだね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/warai.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/book.gif)
婚約者のイネス(レイチェル・マクアダムス)と
芸術の都・パリに訪れます。
仕事も兼ねた裕福な彼女の両親と共に。
ギルは引っ越して来たいと考えるほど
パリ、特に1920年代のパリに憧れていて
小説家に転向しようとも思っています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/nezumi.gif)
ところがイネスはそんな彼を全く理解しようとせず
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
むしろマリブに住みたいと思うほど。
パリで昔好きだった
ポール・ベイツ(マイケル・シーン)に偶然会えば
彼にも奥さんがいるのに
ポールの肩ばかり持つ始末
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
そんな感じで何日か一緒に行動すれば当然気分は悪く
ポールがインテリ振るのもギルは気に入りません。
酒に酔ったのも手伝って、皆と別れ
1人、街をふらついていたある午前0時。
目の前に現れたクラシックカーに
誘われるがままに乗り込み、
向ったパーティーで目にしたものは…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
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アメリカが禁酒法時代の1920年代。
ヘミングウェイ、ピカソ、コール・ポーターなど
名だたるアーティストが集ったパリを舞台に制作した
ウディ・アレン監督・脚本のSFファンタジーです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/usagi.gif)
すっっっごい好み
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
私の好みなんて知ったこっちゃないよと
読むのを止める人が続出しそうな書き出しですが…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
いいんです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
今回はいいんです。
だってそれほど好みだったんです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/nezumi.gif)
一応色んな好みの方が読んで下さっている前提で
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
つまりは好きじゃないジャンルの方が見ても
面白いとか何かしら見て良かったと思えるだろうという作品に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
この作品に関してはそんなのどうでもいいねっ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/warai.gif)
最初にも書いたパリの風景や
オーウェン・ウィルソンの演技はもちろん
何と言っても別世界への入り口が最高
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0145.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0145.gif)
たぶん面白いSFに出会うと
毎回同じことを描いていると思うんだけど
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
いかに無理なく創造の世界に入れるかが
とても大切だと思うんです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
今作は"ウディ・アレンの新作"程度の
予備知識しか入れずに観たら
最初タイムトラベルしたって
気が付きませんでしたからね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en1.gif)
ギルと一緒ですよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_3.gif)
フィッツジェラルド
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
ヘミングウェイ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0159.gif)
コール・ポーター
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0160.gif)
何、何、昔に来ちゃったの~~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en2.gif)
私には1920年代のパリへの憧れはなく
もちろん出てくる人全部の名前なんて分かりません。
キャシー・ベイツが演じていたガートルード・スタインだって
知らなかったし
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
でも知らなくったって
充分笑える作りになっていると思います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0150.gif)
ピカソが愛人アドリアナ(マリオン・コティヤール)を描いたのに
ポールが知ったかして語るとかね。
いやいや違うから。
いやいや失敗作だから
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/warai.gif)
好きで好きで仕方なくて
その時代に行けちゃったというのも、とても素敵
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
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しかもこれが二段階になっているんですよね。
ギルにとっての黄金時代と思った1920年代で出会った
アドリアナと一緒に居るうち
少しずつお互い好意を持って時間を共にした。
そして今度はアドリアナが黄金時代だと思った
ベル・エポックの時代へ。
その時ゴーギャンやドガが口にした事とは…
本当、いつの日も「昔は良かった」
人はそう言いたくて仕方ないのかもしれませんね。
実は何も変わらないのに
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そんな自戒の念も込めた作りは
すっっっごい好みとしか言いようがありません
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よしっ。
今月はWOWOW
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一か八かねっ
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