この映画が上陸する前に
アカデミー賞を授賞式を見たので
嬉しいのは解るけど、
ずい分、「Thank you.」の羅列だなぁと正直思いました
でも先に見ていたら
きっと一緒になって喜んだことでしょう
それくらいナタリー・ポートマンの演技は素晴らしかった
ブラック・スワン
彼女はこの演技で
第83回アカデミー賞主演女優賞を手にしました
のちに一部の代わりを務めたダンサーが
彼女が全て踊っているのではないと発言し、
物議をかもした様ですが…
素晴らしかったのはダンスそのものと言うより、
プレッシャーに負け、狂っていくその姿。
多少、誰かが代わり踊っていたからって問題ありません
昔から歌の吹き替えなんてよくある事ですしね
監督は「レスラー(08)」でベネチア国際映画祭
金獅子(最高作品)賞を受賞した
ダーレン・アロノフスキーさんです
ニューヨークにある
一流のバレーカンパニーに所属する
ニナ・セイヤーズ(ナタリー・ポートマン)
母エリカ(バーバラ・ハーシー)も元バレリーナで
自分の果たせなかった夢を彼女は託され、
人生のすべてをバレエに捧げています。
そんな彼女にチャンスが…
今までプリマバレリーナだった
ベス・マッキンタリア(ウィナノ・ライダー)が年をとったから
新作「白鳥の湖」では新たな主役を選ぶと
フランス人監督のトマ・ルロイ(ヴァンサン・カッセル)が発表したのです
ただし、ニナが完璧に踊れるのは白鳥だけ
邪悪で官能的な黒鳥と
二役踊れなければならないのですが…
そんな中、黒鳥が似合う
ライバルリリー(ミラ・クニス)も現れ
主演のナタリー・ポートマンが
現実と悪夢の狭間をさまようバレリーナを演じ切り
その演技を大絶賛されたスリラーです
どんどんニナが追い詰められていく様を
単純に見ているだけでも、緊迫感があって
最後まで画面に釘付けになりました
怖いよね~。
ホラー映画よりずっと恐ろしいですよ
しかも見終えて、じっくり考えると
様々な解釈が出来るんですよね
はい、ネタバレ警報ですよ。
最後に完璧にプリマをこなし
大喝采を浴びたニナ。
その彼女のお腹からは血が…
というか、その前にリリーも殺しちゃった
ここで考える訳です。
どこまでが現実で、どこからが夢なのか…
そもそもリリーは存在するのか…
今までは優等生タイプだったニナが
もっと官能的になる様なことも覚えないといけないとトマに言われ
徐々に追い詰められていく。
そんな中、リリーとベッドインしてしまうんですね~
この時の2人の顔をご覧になりました
一瞬、リリーの顔がニナに見えたような…
こんな所からも
実はリリー自体いなかったんじゃないかとも思える訳です
そもそも刺した後にも居ましたからね。
それだと人も殺していない
むしろ、自分の中の悪夢を克服したとも
受け取れますよね
最後に広がっていく血は
それまで優等生だった彼女に出来た″黒い部分″の証。
一皮むけたという事を表しているのかもしれません。
そしてそれは、ナタリー・ポートマンという
女優にも重なりますよね。
「レオン(94)」という大ヒット映画で一躍有名になった彼女。
けれどそれがあまりに大きくてなかなか越えられないでいた。
今回″レオンの子役″というイメージを
越える事ができたんですもん。
それは本当に本当に大変な苦労だったでしょう。
改めて拍手を送ります
アカデミー賞を授賞式を見たので
嬉しいのは解るけど、
ずい分、「Thank you.」の羅列だなぁと正直思いました
でも先に見ていたら
きっと一緒になって喜んだことでしょう
それくらいナタリー・ポートマンの演技は素晴らしかった
ブラック・スワン
彼女はこの演技で
第83回アカデミー賞主演女優賞を手にしました
のちに一部の代わりを務めたダンサーが
彼女が全て踊っているのではないと発言し、
物議をかもした様ですが…
素晴らしかったのはダンスそのものと言うより、
プレッシャーに負け、狂っていくその姿。
多少、誰かが代わり踊っていたからって問題ありません
昔から歌の吹き替えなんてよくある事ですしね
監督は「レスラー(08)」でベネチア国際映画祭
金獅子(最高作品)賞を受賞した
ダーレン・アロノフスキーさんです
ニューヨークにある
一流のバレーカンパニーに所属する
ニナ・セイヤーズ(ナタリー・ポートマン)
母エリカ(バーバラ・ハーシー)も元バレリーナで
自分の果たせなかった夢を彼女は託され、
人生のすべてをバレエに捧げています。
そんな彼女にチャンスが…
今までプリマバレリーナだった
ベス・マッキンタリア(ウィナノ・ライダー)が年をとったから
新作「白鳥の湖」では新たな主役を選ぶと
フランス人監督のトマ・ルロイ(ヴァンサン・カッセル)が発表したのです
ただし、ニナが完璧に踊れるのは白鳥だけ
邪悪で官能的な黒鳥と
二役踊れなければならないのですが…
そんな中、黒鳥が似合う
ライバルリリー(ミラ・クニス)も現れ
主演のナタリー・ポートマンが
現実と悪夢の狭間をさまようバレリーナを演じ切り
その演技を大絶賛されたスリラーです
どんどんニナが追い詰められていく様を
単純に見ているだけでも、緊迫感があって
最後まで画面に釘付けになりました
怖いよね~。
ホラー映画よりずっと恐ろしいですよ
しかも見終えて、じっくり考えると
様々な解釈が出来るんですよね
はい、ネタバレ警報ですよ。
最後に完璧にプリマをこなし
大喝采を浴びたニナ。
その彼女のお腹からは血が…
というか、その前にリリーも殺しちゃった
ここで考える訳です。
どこまでが現実で、どこからが夢なのか…
そもそもリリーは存在するのか…
今までは優等生タイプだったニナが
もっと官能的になる様なことも覚えないといけないとトマに言われ
徐々に追い詰められていく。
そんな中、リリーとベッドインしてしまうんですね~
この時の2人の顔をご覧になりました
一瞬、リリーの顔がニナに見えたような…
こんな所からも
実はリリー自体いなかったんじゃないかとも思える訳です
そもそも刺した後にも居ましたからね。
それだと人も殺していない
むしろ、自分の中の悪夢を克服したとも
受け取れますよね
最後に広がっていく血は
それまで優等生だった彼女に出来た″黒い部分″の証。
一皮むけたという事を表しているのかもしれません。
そしてそれは、ナタリー・ポートマンという
女優にも重なりますよね。
「レオン(94)」という大ヒット映画で一躍有名になった彼女。
けれどそれがあまりに大きくてなかなか越えられないでいた。
今回″レオンの子役″というイメージを
越える事ができたんですもん。
それは本当に本当に大変な苦労だったでしょう。
改めて拍手を送ります
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