聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

神秘的なアーク、見ても神秘

2008-04-29 20:19:01 | 洋画SF・アドベンチャー、ファンタジー
ここに来て下さっている方は薄々気付いてますか
よしおかは最近シリーズ物にはまっています。

もちろん映画の検定を受けようと思っているので、
その一環として
昔のヒット作品を見ているというのは一つの理由ではあります。

ただ、正直、試験と言うのは別に全てを見なくても
受験勉強的な事を勉強すればいい部分が多い。

だけど映画好きの私には
そういう事は意味がない。

受ける理由は単純。
映画というものが誕生して100年が経ち
沢山の名作があり、沢山の方たちが毎日映画を製作している。

仮に1日1本見たとしても
すべての作品を見ることは一生かかっても不可能な訳です。だからこそ

見る映画を1本1本大切にしたい

それには知識があるに越した事はない。
楽しむという形で映画を見るのとは違い新たな発見があるのでは?
それだけです。


おお、よしおからしく(?)前置きが長くなってしまいましたが

そんな訳で、本日見たのもこの夏、続編の公開をひかえたヒット作

インディ・ジョーンズ
~レイダース失われたアーク~ 


世界最高のヒットメーカーの1人とも言われる
ジョージ・ルーカス制作総指揮、
スティーヴン・スピルバーグ監督の81年の作品です。


第2次世界大戦が勃発する前の1930年代半ば
ヒトラーに率いられたナチス・ドイツ軍は
軍事力・経済力だけでなく、神秘・伝説の部分まで
勝つためなら何でも手に入れようとします。

その中でも手に入れたら怖いものなしだと言われている
「アーク」を入手しようと躍起になっているのです。

それを察知したアメリカは何とか阻止しようとあらゆる手段を講じ、
白羽の矢が立ったのが考古学者である
インディアンナ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)。
   
(つまり、日本語タイトルのインディ・ジョンーズですね)


インディは数々の難関を乗り越えて実績をあげた考古学者。

さて、どちらに軍配が上がるのか
と言う、ファンタジー・アドベンチャーです。


個人的にはインディが昔の彼女、マリオン(カレン・アレン)が
敵に殺された時(正確には殺されていない)
悲しみながらもアークを追い、
殺されていなかったと知ったけど、捕らわれの身になっているのに
やっぱりアークを追うのが好きだ~(笑)


それほど大切なものなのねというのが分かる、あはは。
もちろん自分の彼氏なら
速攻別れるけど(あ、聞いてない? 笑)


とにかく、続編があると知っているからなのか
結末が全然解決してない

うむむ。
まんまと作戦に引っかかったかしら

それでもアークが結局どんなものなのか分からないのは事実。
次回作、速攻見なくては

似て非なるもの

2008-04-27 15:41:50 | 洋画SF・アドベンチャー、ファンタジー
ようやく現在リリースされている中では
最後の作品に到達。本日見たのは

ターミネーター3 

よしおかが最近見た中では一番面白かったT2(ティー・ツー)から
12年振りの公開で2003年の作品です。

ジェームス・キャメロンがT2で物語は終わったと感じたのに対し
シュワちゃんがやりたいと逆の考えだった為
監督はジョナサン・モストウにバトンタッチ

機械が人類に反抗し核戦争が起きるはずだった1997年は
何事もなく過ぎ去ったんだけど、
ジョン・コナー(ニック・スタール)は何だか不安を抱えていた。

その予感が的中。
今度も2機のターミネーターが送られてきた。

今回のシュワちゃんは敵なのか、味方なのか…


味方ではあるんだけど、今度はジョンが未来から送ったのではなく
ジョンの同級生ケイト・ブリュースター(クレア・デインズ)が送ってきた。

だから言う事を聞くのもケイトに対してだけ。


もちろんこの作品も今まで同様、
敵のターミネーターからひたすら逃げるという点では一致している。

そして前作を引き継いだ部分も多数。

例えば、物語の最初でターミネーターの事を信じているのはただ1人。

1→カイル(ジョンの父)
2→サラ(ジョンの母)
3→ジョン

そして2番目に信じた人が次の作品で主役になる。

1→サラ
2→ジョン
3→ケイト

という事は来年公開が予定されている4では
ケイトが主役なのかな

他にも現在に送られてきて、シュワちゃんが洋服を奪った後
サングラスをかけたり。

あ、今回エルトン・ジョンのまねして☆型のサングラスを一度かけ
間違ったとばかりにかけ直すんだけど、これはちょっと笑った。

警官を乱暴に扱ったり、
一度止まって再起動したり…


続編だという部分を強調したかったんだけろうけど
私には

似て非なるもの

に感じました。

文章にしたら、さっきも書いたけど

ターミネーターからひたすら逃げる

内容なんだよね。
でも全く違う。

という訳で個人的にはシリーズ2が一番好き。
まあ、世の中の評価も同じようですが。


ただここまで見たので来年公開の4も、もちろん見ますよ

今度はシュワちゃんまで出演しないんだから…
どうなる事やら

監督はチャーリーズ・エンジェルのマック・Gとの事。
全く別の作品になりそうな気がするけど
これはこれで楽しみ


ルパンは義賊ではない?!

2008-04-23 21:31:30 | アニメーション
映画を見ると言うのは、映画館で、レンタルして、有料チャンネルで、自分で買って…
まさに色々なシチュエーションがありますよね。


その中でももしかしたら一番身近なのがテレビでなのかもしれません。

私も最初から最後までではないけれど
頭の片隅に眠っているシーンの数々は
無意識にテレビから入ってきている。

そして本日2本目に見たのは
そんなテレビでは沢山見たけど
実は最初から最後までは見た事がない1979年の作品。

ルパン三世 カリオストロの城 

まだ無名だったあの宮崎 駿監督の初監督作品です。

世界的な怪盗ルパン三世と相棒の次元大介はカジノで
大量のお金を盗み出す事に成功し、浮かれて車を運転していた。

ところがそれらは偽札だったのです。
その偽札というのが「ゴード札」と言われるすごく精巧な偽札。

ルパンはカリオストロ国家が絡んでいる事を知っていたので
次の仕事にその秘密を暴く事を選びます。


2人は身元を偽って、カリオストロ王国に潜入すると、
ウエディングドレス姿の女性がカーチェイスしている。
何かを察知したルパンたちは女性を援護するんだけど…

残念ながら女性は捕まり、再び大混戦が繰り広げられる。



すごく面白かった。
他の作品も見たいと思った。
なら、何故3つ…


それは先に宮崎作品も、ルパンシリーズも固定観念があるから。

逃げていた女性はクラリスというお姫様で
実はルパンが昔助けられていた。
作品全体としてすごくハートフル。

この作品が目に留まって今の宮崎監督がいらっしゃり、
彼の作品なら納得したと思う。

でもルパンなんだよね~~
言っている意味分かります


原作者であるモンキー・パンチもこの作品を評価しながらも
「ルパンは義賊ではない」
つまり「盗んだお金を貧しい人にあげる様な泥棒ではない」
事から、複雑な気持ちを抱いたんだそうです。

まさにそれっだっ


ルパンがいい奴だと、ちょっと嫌なのですよ。

とことん悪い奴であって欲しいと言うのが本音。

もちろんこの作品は後に色々な作品や人に影響を与えた事を
鑑みても素晴らしい作品でしょう。

でも個人的には…

まっ好み好み。


ちなみに最初にカーチェイスしている事で印象深い人も多いと思うのですが
ルパンの愛車がイタリアのフィアット500だと言うのは
あまりに有名な話でしょうか


ルパンシリーズは他のも通して見ていないからまた見てみ~ようっと

自分が感じる幸せを選ぼう

2008-04-23 11:05:30 | 洋画ヒューマン
本当にたった1年で物の見方は大きく変わるな~。
もしかしたら、
実は1日だったりするのかもしれませんが…

昨日WOW WOWでやっていたんですよね

プラダを着た悪魔 

については以前の記事を見て下さい。

あの時、ほぼ1年前に見た私は女性の味方の映画だと思った。
もちろんそれもあるけれどそれ以上に

幸せの選択

について描いている映画だと感じました。

ジャーナリストになりたいという信念だったのに
受かったからファッション雑誌で働く事になったアンディ(アン・ハサウェイ)。

同僚をバカにしていたのに
気が付けば、自分も同じだった。

印象的なのが、ワンピースに水色のベルトを2本から選ぶ時に
最初、アンディは笑うんです。

「だって、私には全く同じに見えます」と。

それを仕事にしている人をバカにして
彼氏に話す。
でもそれって自分をバカにしているって事ですよね。



最後の方で彼氏と上手くいかなくなって彼が言う。

「俺は誇りを持ってやっているなら
 お前がストリッパーでもいい」と。


うんうん。
いい彼氏だね~。

結局、その道にはその道のプロがいて
皆誇りをもってやっている。
それをバカにしてはいけない。


しかも、それをやっている事に何より自分が納得しなきゃ。
アンディは何かにつけ人の責任にし
「仕方なかった」と言う。

でも選んだのは自分なんだよね。

仕方なかったというのを言い訳にし
彼氏や友達も裏切った。


改めて仕事は仕事と感じます、最近のよしおか。

悲しきかな、仕事って代わりがいるんです。
でも家族や友達、恋人…
人の代わりはいない。

だから改めて周りの人を大事にしよう。
そう思いました。

もちろん、世の中に記憶や記憶に残る素晴らしい人がいる。
尊敬する。

でも私は好きな人たちと一緒に笑って暮らす事が
大事なんですよね。

きっと幸せは人それぞれ。
だからこそ
あなたの幸せだと思う選択をして下さいね

今日はそんな事を思いました。

デヴィット・フランケル(DAVID FRANKEL)

2008-04-22 20:39:43 | 監督・脚本家
こんなに素敵な作品を作る監督はやはりチェックしなければ

と、07年5月2日にプラダを着た悪魔を見た後
監督の事を調べましたが、本日また更新

監督や出演者などは更新したら新しい日付でアップしますので
是非、チェックして下さい。


さて、そんな彼は
私も持っていた事があるほどはまった海外ドラマ

SEX AND THE CITY
の6エピソードを監督。

1959年4月2日N.Y.生まれで
最近では、「Entourage」の監督としてエミー賞にノミネートされたほか
歴史アクションのTVシリーズ「ROME」の脚本で
アメリカ脚本家組合賞にノミネートました。

そうそうこのROMEも人気のドラマですよね


お父さんがニューヨーク・タイムズにいた事もあってなのか
ハーバード大学を卒業後、
テニス界のスーパースター、ジョン・マッケンローに関する記事を執筆。

それがTVの脚本家となるきっかけです。

ABCのシリーズ「The Ellen Burstyn Show」(86)の脚本を執筆。

マイアミ・ラプソディー(95)で映画監督デビューを飾りました。

こんな素敵な作品の後はどんな作品かしら
楽しみ

主な作品

マイアミ・ラプソディー(95)
Dear Diary(96)
プラダを着た悪魔(06)

運命は自分の手で変えるもの

2008-04-13 23:19:05 | 洋画SF・アドベンチャー、ファンタジー
確かに一気に音楽、映像が進化しました

ダダスッ、ダダスッ、ダスダッ
この回なら聞こえます、小さなスが
本日見たのは続編、あれから7年が経った91年の作品。

ターミネーター2 

人は成長すると、また新たな感情を学習し
本や映画に関して、違う見方をする事があるけど
まさに初めて見た時より数倍面白い。
(一回目は見ている内容を全然覚えてないんだけど

1984年に、サラを殺す事に失敗したターミネーター(殺人機)。
今度は手法を変え、成長したジョン自身を殺そうとする。
そこで送られてきたのが2機のターミネーター。
今度はどうやってこの危機を回避するのか



という事なんだけど、最初からやられた

ターミネーターで悪者だったシュワちゃんが
実は、今回は味方なのです。

最初の状況を説明する字幕に、戦争を阻止するため

「2機のターミネーターが送られた」

としか書いていない。つまり最初の作品を見ている人は
当然、1作品目と同様に

シュワちゃんが悪者だ

と思う訳です。でも実は違って、未来のジョンが
現在のジョン(エドワード・ファーロング)を守る為に送っていたのです。
つまり今回は味方。


流石は、ジェームス・キャメロンと思ったのが
まずこれで私達=見ている側がだまされますよね
でもそれだけじゃない。

物語の中で、あの経験をしたジョンの母=サラ(リンダ・ハミルトン)も
ジョンとシュワちゃんのターミネーターが一緒に居る所を見て
愕然とし、殺されると思う訳です。

これが現実と物語両方に効いているんだから2度やられたって感じ。

これだけで5つなんだけど
さらに結構笑い所もある。

例えば、あくまでターミネーターは機械だから感情はない。
微笑む事を教えてもらった時の
シュワちゃんのぎこちない笑顔。
声を上げて大笑い

あと、ターミネーターは自分の言う事を何でも聞くと分かった時、
ジョンが彼()に命令した事とか…
(このシーンは覚えていたな)

改めて才能に溢れた監督なんだって思いました。
見ない事はないけど、
話題性のあるもの以外好んでSFを見ない私に
新たな分野の楽しみを増やしてくれました。

尊敬の意を込めて、この後に監督の事調べてみましょう

ちなみにターミネーター3と同様、
監督は違うけど、来年4作品目が公開されるんだって


こちらが楽しみかどうかは…
次の作品を見てからだねっ

新しい扉を開ける鍵は距離?それとも…

2008-04-10 20:50:41 | 洋画ラブストーリー、ラブコメ
本日はレディースデイ
久しぶりに映画館に行きました。
見たのは香港の鬼才ウォン・カーウァイ監督作品

マイ・ブルーベリー・ナイツ 

ノラちゃんが初主演なので、何よりも音楽に期待していました。

彼氏に振られてしまったエリザベス(ノラ・ジョーンズ)は
ニューヨーク州にある彼女の向かいのカフェに出入りするようになる。

ある時、何で私が振られたんだと思う?
との質問にそのカフェのオーナージェレミー(ジュード・ロウ)は
手の付けられていないブルーベリーパイを見せ、
このパイと同じだと答える。つまり

「選ばれなかっただけ」と。

それ以来、エリザベスはブルーベリーパイを頼み
少しずつ会話を重ね、2人の距離は縮まっていく…




はずだったのに…


突然エリザベスは旅に出掛けたのです。

当然振られて、ハイ次
な~んて簡単に気持ちは切り替わる訳はなく
彼吹っ切る為にある事が必要だったのです。

監督曰く、距離だと。

正直、監督の意向とは違って私はこの映画を見て

傷を癒すためには時間が必要だと感じました。

確かにエリザベスは遠い所に旅に出たんだけど
その旅先で出逢ったアニー(デイヴィット・ストラザーン)、
スー・リン(レイチェル・ワイズ)、
レスリー(ナタリー・ポートマン)…みんな色々傷ついていて…
その傷を癒すためには、
ゆっくり時間を過ごさなきゃなって感じたんです。

すごく主観的なんだけど。
これを見た人はどう感じましたか

ところでウォン・カーウァイ監督は独特の浮遊感が有名ですが
この映画もふわふわしていて、なんだか心地よい。
シャボン玉の中を見ている様な不思議な気分。

とくにノラちゃんの音楽をはじめ、
BGMがよりいっそう心地よくさせる。


監督に対して、有名だという事しか予備知識がなかった私は
少し満喫の仕方を間違え、
勿体無かったかも…

やはり映画はある程度調べて鑑賞した方がよいと
改めて感じました、反省

運命は変えられない

2008-04-06 10:27:11 | 洋画SF・アドベンチャー、ファンタジー
ダダス、ダダス、ダスダッ

え~そんなオープニングだっけ
うそ~ぉ。

ダダッ、ダダッ、ダダッだよ~

と記事を読んでいる方には非常に分かりづらい書き出しですが…

本日はこんなオープニングだったかしら
と確かめる為に見ました。

ターミネーター 

1984年の作品という事は…
私が初めて見たのはきっとテレビですね。

きっと小学生とか中学生だから
ほとんど映画は見ていなかったはず。
そんな事もプラスしてとても面白かった記憶がありました。

改めて見て…はやり面白い。

1984年のサラはウエイトレス。
いつもの様に仕事をこなし、友達と楽しく過ごしていました。
そんな彼女の耳に飛び込んできたのは
「サラ・コナー」という同姓同名の殺人事件。

自分も追われている事に気付いた時
もう一人の未来からやってきたカイル・リース(マイケル・ビーン)に出会います。

彼が言うには…
2029年の世界は核戦争が勃発し、機械が人間を支配する世界。
人間が絶滅しそうになりかけたけど、
1人の勇敢な男の人が立ち上がりました。
その男を消すために、未来から送られてきたのが
ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)=殺人機。

闘って負けた2029年の機械はその根元から
つまり母親=サラ・コーナー(リンダ・ハミルトン)を殺そうとしているのだと。


最初は精神病なのではと疑うのですが…
(そりゃそうだ、私も絶対信じない 笑)

実際に沢山の警察官があっという間に殺されるのを見て
その話を信じます。

さあ、サラとカイルはどうやってターミネーターから
逃げるのでしょう

と、内容は非常にシンプルで基本的に
「ターミネーターが追いかけてくるだけ

でも最初から最後まで緊張感があるんですよね~。

あ、ただ今のCGに慣れている私にとって
最後の方で、ターミネーターが人間の皮をはがされ
金属だけで動いているシーンがあるのですが、
CGだとバレバレ
まあまたこれも時代を反映していて面白い部分だと思うけど(笑)

そしてなんと言っても今やカリフォルニア州の知事ですが
シュワちゃんが本当の機械に思える

感情がない感じとか、微妙な硬い動きとか。
これはターミネーター2見るの楽しみだ。
ちなみに続編ってどんなお話でしたっけ
全く覚えていない
よし、近いうちに見~よおっと

あ、そう言えば最初の音楽はこの作品じゃ駄目らしい。
続編で少し音楽も音が良くなってそう聞こえるとの事。
おっし。
ではテーマソングも再びチェックですね。
あなたも見るときはどう聞こえるのかチェックしてね