後半には良質なエピソードが盛り沢山とは聞いていたけど
それを待たずして、
ベストエピと思われる様なエピソードが登場
もちろん後半に入ると噂通り
目頭が熱くなる秀逸なエピが続々出てきました
くっついた、別れたのだの次から次へと恋愛話が出てくるから
″メロドラマ″としての楽しみもあるけど
これはやっぱり医療ドラマなんだなぁと。
命と向き合う現場にいる彼女達は、時に残酷な現実をつきつけます
グレイズ・アナトミー 8TH SEASON
一方、#5″失うもの、得るもの″には笑った
今更かまととぶる訳じゃないけど
症例がまさかのあれ~
別の意味でやられましたよ
ふざける所と真面目な所のメリハリが本当に絶妙
衝撃のフィナーレ"傷だらけの翼"にまで
笑い所を入れてきましたからね
そんな色んな驚きや感動が詰まったこのシーズン。
本国では昨年~今年にかけてO.A.された全24話、
日本では
WOWOWでいち早く放送されました
外科部長
リチャード・ウェーバー(ジェームズ・ピケンズ・ジュニア )の
奥さん
アデル(ロレッタ・デヴァイン)を助ける為
不正を犯した
メレディス(エレン・ポンピオ)
旦那の
デレク・シェパード(パトリック・デンプシー)が
研究を続けられなくなっただけでなく、
シアトル・グレース・マーシー・ウェスト病院を
クビになってしまいます
そのせいでせっかく迎えられそうだった
養子の話も一旦白紙になり…
それに対し、
クリスティーナ(
サンドラ・オー)は
予定外の妊娠…
旦那
オーウェン・ハント(ケヴィン・マクキッド)は
大喜びなのに
どうしても母親になる事を受け入れられない彼女は…
一方、病院では5年目になったレジデントから
エイプリル・ケプナー(サラ・ドリュー)が
チーフレジデントに選ばれたものの、納得がいかない
アレックス・カレフ(ジャスティン・チェンバース)、
ジャクソン・エイヴリー(ジェシー・ウィリアムズ)、
もちろんクリスティーナも全く指示に従わず、皆したい放題
また、メレディスをかばって退いたリチャードに代わって
外科部長になったオーウェンを気に入らない
アテンディングも居て…
いつも以上にひっちゃかめっちゃか
今シーズンは"もしも"エピ=#13"もしもあの時"などもあり、
長く続いても、視聴者を楽しませる様々な工夫を凝らし
人気を維持しているメディカルドラマ。
本国では
シーズン9に突入です
いきなり地面が裂け、
車ごと地下にのみ込まれてしまう…
東日本大震災を経験している私達日本人には
決して、他人事【ひとごと】ではなく
胸に突き刺さるシーンでしょう。
そんな目を見張る場面から始まった今シーズンは
いつも以上に深い友情も描かれています
"「女なら必ず母親になりたい」と思っている"というのは
誤った認識で
そう思っていない女性も確実にいるのです。
"なれるかどうか不安だ"という事ではなく
根本的に思わない人が。
結局、それを心から理解できなかったオーウェンは裏切ってしまい、
今度はクリスティーナが必死で彼の過ちを受け入れようとしましたが…
この様な結婚生活で絶対避けて通れない事は
結婚する前に話しておく方がいいですよね。
殊に子供を育てるのが当たり前って思っていた人が
願っているのに恵まれないとかでなく
彼女の様に、欲しいくないっていうのを理解するのは難しいですよね~。
友達なら理解できるけど。
同時に今回の一連の出来事で、
改めてメレディスとクリスティーナの絆の深さを感じました
現在本国で放送中の最新シーズンには
そんな2人の特別エピソードも盛り込まれるんだとか。
ファンとしては保存版のエピになりそうですね
#3"ポストイットの重み"もまた
続ける事の意味を問いかけていたと思います。
ベイリー役
チャンドラ・ウィルソンが監督。
好きな邦題でもあるのですが、
メレディスたちはポストイットで結婚したんですね
ポストイットでの結婚。
されど"結婚"
病める時も夫婦でいると誓ったのです。
彼女せいでキャリアも絶たれ、子供も奪われた。
この前まで描けた未来が一気に見えなくなった…
それでも一緒にいる意味って
ちなみに彼女がオーウェンの裏切りを知ってかけた言葉。
「ひどい事をした人が、ひどい人だとは限らない。
過ちは皆おかすものよ。」
う~ん。
最近ではすっかりコメディを得意とするキャラになっていましたが、
心に響かせる姿も健在。
すごい女優さんだわ~~
#9″悲しみの足音″も素晴らしいエピ
何故か不幸とは重なるもの。
このエピがまさにそれを表現していて
次から次へと悲惨な事が降りかかる。
メレディス達が養子をとる望みが本格的になくなってきた…
にも関わらず、別の子どもを守らなければならない事態に陥り、
しかも…
医療ミスで患者を命の危機にさらした
カリー(サラ・サミレス)&ジャクソン。
テディ(キム・レイヴァー)の旦那が大量に血を吐き
緊急手術をやる事になったんだけど、
テディは他の手術があるからヤンが代わりにやる事に。
けれど彼だと知らされず行った手術の結果は…
1話でこうも不幸を入れてくるのかと突っ込みたい気持ちになりつつ、
あまりにやるせない状況に涙なくしては見られませんでした。
特に、
サンドラ・オーは素晴らしかった
エミー賞にノミネートされていた頃の彼女を思い出しましたよ
しかも手術中、夫の容体を知らないテディは
あまりにシュールな事をやってのけ、大爆笑
真面目な中にこういう笑い所を入れてきて
緊張感を抜くのも、お見事です
#14"花より愛を"はバレンタインのお話。
アメリカのバレンタインは日本とは違って
男女関係なく好きな人にプレゼントを渡すと言うのは
大分認識されるようになったと思いますが…
8年間付き合ってずっとプロポーズを待っていた女性が居たんですね。
彼女は今年こそは結婚したいと思って
指輪をもらうのを楽しみにしていた。
それなのに、プレゼントはネックレスで
あまりに残酷な結末は
形に拘ってばかりいると大切なものを見失うという事でしょうか。
これまた出色したエピソードでした。
と、今シーズンは噂通りの素晴らしいエピが続出だけど、
もう1つ気になる事が。
それは
アレックス
当初はチャライだけの男で
かなり嫌いなキャラだったけど
最近はとてつもなくいい男
ちょっと突っ走る時はあるけれど
誰よりも患者の為に行動している姿には
思わず顔がほころんでしまいます。
彼氏にフラれ、未熟児で健康に育つか判らない子を産んだ
研修医に依存されて、
彼女の為を思って取った行動はダントツ格好よかった
指導している
アリゾナ(ジェシカ・キャプショー)にも
素敵な笑顔をさせちゃってニクイ男っ
さらに後半はメレディスたちが試験を受けるお話が中心に進んできました。
詳しくはこちらの
医療制度に譲りますが、
彼女たちは今年研修が最後の年で
専門医になるために試験を受けなければなりません。
ここでの合否がこれからの人生を大きく左右する訳ですから
当然皆も熱くなる。
そんな彼らに様々な試練が待ち受けていて…
この辺りも今シーズンの大きな見どころとなりました。
間違いなくここではエイプリル役
サラ・ドリューがピカイチでしたけど
ちなみに試験会場と言うのが
先日私が行ってきた
サンフランシスコ
タイムリーだったので、より一層感動しちゃいました
そうそう、もちろんこのドラマの楽しみの1つも健在。
マイナーで活躍されている方の良質な音楽もBGMで使っているので
新たな出会いが毎回あるのですが、
今シーズンのエンディング曲は
Opus Orange(オーパス・オレンジ)
2007年にアメリカのカリフォルニアで結成され、
ソフトバンクのCMで使われた♪Nothing But Timeでご存知の方もいるかもしれません。
こちらは
♪That Is To Say
Amazonや
iTunes Storeからもダウンロードできますので
視聴もできますから気にいったら、是非ダウンロードして下さいね
という訳で毎週楽しく見てきた今シーズンも衝撃的な最終話で終了。
一部
シーズン9のネタバレ警報
ですが…
結局、飛行機事故にあったメンバーのうち
レクシーは亡くなってしまいました。
カイラ・リーはこのシーズンを持って降板が発表されていたので
残念ながら、マークとの幸せな結婚生活は叶わず…
そのマーク演じる
エリック・デーンも降板。
ただし、彼の生死は微妙な感じでしたから
どんな幕引きになるのかは来シーズンの楽しみの1つ。
レクシーと2人仲良く…な~んて期待していますが。
そしてもう1人は
キム・レイヴァー
テディは新たな働き口を見付けたので、
病院を去るという形で終わるようですね。
いかがだったでしょう。
個人的には今までで最高のシーズンだったんじゃない
というほど
涙あり、笑いあり、考えさせられる事ありの素晴らしい内容だった思います。
今回見逃してしまった方、DVDは来年3月20日発売予定です
是非、これからご覧になる方もすでに見たあなたも
シーズン9でも一緒に泣き笑いしちゃいましょう
にほんブログ村 次のシーズンが待ちきれないっというあなたはポチっ