聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

オープニングのカーチェイスで決まり!

2009-03-31 22:54:56 | 洋画クライムアクション・バイオレンス
資金繰りの悪化などで
現在4作目の制作が途中で止まっているシリーズ。

オーストラリア映画が国際的に認められる足掛かりとなった
1979年のバイオレンスもの。

マッドマックス 

当時無名だったメル・ギブソン
ジョージ・ミラー監督の出世作でもあります。

舞台は近未来。
(といっても当時から数年後なので、今となっては20年以上前だけど)
我が物顔でハイウェイを走り
警官を「ポリ公」と呼ぶバイクギャングがいます。

主人公マックス・ロカタンスキー(メル・ギブソン)は
彼らを取り締まる警官の1人。
しかも最強最速のね

ところが結局はいたちごっこで、手を焼いている日々。
そんなある日、マックスの同僚であり親友が
彼らに焼き殺されてしまうのです。

虚しさがマックスの胸をえぐり、
しばらく仕事を休んで最愛の妻ジェシー(ジョアン・サミュエル)と
旅に出る事にします。

それなのに…
さらに彼に悲劇が襲うのです。

もう失うものは何もないとばかりに
ギャングを執拗に追い詰める様は鳥肌もの。

残酷なまでの暴力描写、
カースタント、派手なアクションで男性陣の心をわしづかみ

怖い、痛いこときらいなよしおかは
思わず手で目を覆いたくなる作品です


やはりこの作品は、オープニングのカーアクションで決まりでしょう
圧倒的なスピード感、迫力感は
現在でも充分通用する激しさ

世界的に人気で続編が2作品あると言うのも納得

個人的にはギャングのボスが
相手を脅かす時に「カッー」っと言って牙をむくシーンがお気に入り
多分時代のせいだろうけど、
いまならむしろギャグですぜ
ご覧になる方は是非ここにも注目を

ありふれた奇跡(平均視聴率10.56%)

2009-03-29 22:26:20 | 邦画ヒューマン
私にとっては好きな脚本家というより作家である山田 太一さん。


全体のストーリーがというより、一部の文章が好き。
「ふぞろいの林檎たち」は放映されたのが小学生だったので
リアルタイムでは見ていなく
山田さんの脚本だと知って数年前に見ました。


そんな山田さんの12年振りで、最後にするとおっしゃっている連ドラ


ありふれた奇跡 

見ない訳がありません。
毎週木曜日22時から、フジテレビ系列で
全11話放送されました

主演は昨年の紅白で司会も務めた仲間 由紀恵さんと
連ドラ初出演の加瀬 亮さんです。

加瀬さんは連ドラを受ける気持ちはなかったけど
山田さんだからやってみようという気になったそうですよ


出勤前のJRのホーム。
ある男性(陣内 孝則)が飛び込み自殺をしようとしています。

体を張って助けたのが
中城 加奈(仲間 由紀恵)と田崎 翔太(加瀬 亮)。
これをきっかけに3人は係わりを持つようになります。


特に何か大きな目に映る様な行動があった訳ではないのですが、
2人は空気感で自殺しようとしているのを悟りました。

何故なら、2人もまた自殺しようとした事があったから…

もちろん今更、死のうなんて思ってはいませんが
まだそこから立ち直っていないというのが正直な所。
その時の事を話そうとすると苦しくなります。


翔太は涙ながら、震えながら告白し始めました。

以前、事務用品を販売している会社にいた事。
夢は現実とは程遠く、毎日怒られる日々。
営業成績は最下位で、上司に虫けら扱いされた事。
人間的にも侮辱され、まいってしまったのだと…


ある男性の名前は藤本 誠と言うのですが
彼もまた、人の温もりを求めるように語ります。

火事で奥さんと娘を亡くし、
アルコール依存症になり、会社にもいられなくなってしまい…
今回の騒動を起こしたのだと。


加奈も少しずつに語ります。
実は昔中絶した事があり
その責で子供の産めない体になってしまったのだと…



活字にすると、すごく重いテーマの様な感じがしますが
そこは山田 太一っ
(本人目の前にしてこのテンションは確実に無しですが


彼女達の傷が徐々に癒えていくかの如く
ゆったりと優しいタッチで描かれています。


でも、正直しんどい


本当に生きていくって大変だなぁ。。
皆、必死なんだなあって思います。


人生は終わりのない旅。
何処に向っているのかは誰にも分からないもの。
このドラマもそんな人生の様です

最後には未来がある感じで終わっていたので救いがありましたが。

ちなみに先日特ダネで
山田さんのインタビューを見たのですが
彼が話しているだけで泣きそうになりました。
何でだろう、話の内容じゃないんですよ。
ただ私に訴えかけるものがあった。それだけです

ジェームズ・スチュアート(JAMES STEWART)

2009-03-26 23:21:38 | 海外の出演者
映画を紹介している雑誌や本は数あれど…
これこそ、好きな2人が語っているねと思う本に

「それはまた別の話」がある。
和田誠さん、三谷幸喜さんどちらも大尊敬の方です。

これを読んでいて、素晴らしき哉、人生!を見たんだけど、

彼は地でこの役をやっているらしい。
和田さんはお会いした事あるそうです。


つまり良い人であると同時に、
当時活躍されたという事ですから気になってエントリ


その人柄の良さは「アメリカの良心」と呼ばれたそうですよ




1908年アメリカペンシルベニア州生まれ
ブリジストン大学在学中から学生演劇に参加。

大学では建築学の学位をとるんだけど、就職口がなく俳優を志します。

本当こういう職業って「やりたい」じゃなく
「やる必要がある」人は
ぽんと世界に放り込まれるのでしょうね



フィラデルフィア物語(40)でアカデミー男優賞を受賞するなど
素朴な男を演じて名を残しました




主な作品

舗道の殺人(35)
我が家の楽園(38)
スミス都へ行く(39)
フィラデルフィア物語(40)
ロープ(48)
素晴らしき哉、人生!(49)
ハーヴェイ(50)
グレン・ミラー物語、裏窓(54)
知りすぎていた男(56)
翼よ! あれが巴里の灯だ(57)
めまい(58)
飛べ、フェニックス(66)
リバティ・バランスを射った男(62)

ハケンの品格(平均視聴率20.1%)

2009-03-25 21:29:08 | 洋画ヒューマン
当時は大泉 洋さんが
全国ドラマの主役級で出演するというので
かなり釘付けで見ました。

2年後の今、誰もが想像していなかった100年に一度の不況と言われている中、
再放送していてやはり面白かったので
しっかり録画して、最終話まで見ました

ハケンの品格 


最初に見た時より興味深く
胸に突き刺さるシーンも多かった気がします。
多分1個増えたね。


大前 春子(篠原 涼子)は
現実にはありえない数の資格を持ち、お時給3000円のスーパー派遣。

とてつもなく仕事は出来るけど
東海林 武(大泉 洋)をはじめとする社員を
バカにする様な態度をとり
慕ってくる同じ派遣社員の森 美雪(加藤 あい)や
上司である社員の里中 賢介(小泉 孝太郎)をもバッサリ切る。


当然こんな人間とは付き合いたくない
ところが…


実は大前がすごく優しい人だと皆が気付いていくのです。

やはりどんなに強がっても
人間性はにじみ出るものなのですね

一切残業はしない。
会社から求められても契約更新しない。

そんな大前が派遣にこだわる理由、
そして同じ場所で3ヶ月以上働かない理由とは
一体何なのでしょうか


最初にも書いたけどこれは再放送。
2007年当時、良い面も取り上げられ、結構この派遣という働き方がブームになっていました。
今とは全く違う社会情勢だけど。

今なら派遣でも働けるだけあり難いかな?


改めて働く形態に良いも悪いも
楽も大変もないのでは?とよしおかは思います。

社員は社員なりに
派遣は派遣なりに
さらに日雇い、アルバイト、出来高…
色んな形態があるけれどみんな大変なんだよ(笑)

ただ大前が言っていた。

働く事は生きる事だと。
よしおか思うに逆もしかり。

生きていて今まで一度も辛い目にあった事が無い人はいないでしょう。
逆に
幸せを感じた事が無い人もいないでしょう。
つまりどんな働き方でも良い面と悪い面がある。

だから「選び取る」しかないんでしょうね、
生きていく為の方法を。

あくまで働くのはお金を得る為。
そこにあなたは何を求めるのでしょうか?
正解はないとよしおかは思います

自分だって日本人以外の人には外国人

2009-03-21 21:55:50 | 洋画ヒューマン
この作品は先月19日私がMCの試写会で見ました。
不法移民問題を題材にしていて
非常に根深い問題だと感じ
少し調べたいなと思っていたのです。

そんな矢先、日本でも
先日不法入国したフィリピン人の両親に生まれた子供だけ
日本に残る事が出来
両親だけマニラに帰る決断が下されましたよね。

改めて考えてみたいなと思い、本日付けでエントリします。

ハリソン・フォードが脚本に惚れ込み
メジャー以外で初めての出演となる


正義のゆくえ I.C.E特別捜査官 

監督・脚本のウェイン・クラマー自身も
南アメリカ出身の移民です。


「不法入国」という問題が日本よりずっと多いアメリカ。
マックス(ハリソン・フォード)は
そんな移民を取り締まる連邦移民局員です。


沢山の人種・民族が集まるアメリカに
女優になる為にやってきたオーストラリア人女性もその1人。

その女性は保険にも入っていない車で、事故を起こしてしまいます。

相手はグリーンカードを発行する審査をする人で
彼女は幸か不幸か、彼の車にぶつけた事をきっかけに
グリーンカードを手に入れることが出来るのです。

ただし、体の関係という犠牲の代償に…

ちなみにそのボーイフレンドもまた不法移民で
彼は永住権を得る為に
信仰してもいない宗教をしている振りをし
不正を隠そうとします。

一方、今回のフィリピン人の長女と同じ様に
両親は海外から不法入国した。
そして子ども3人を産み、時は流れたのです。

ある日その長女が授業で
「9・11事件を起こした人の気持ちは解る」
という様な発言をしてしまったから
長女は危険人物と認識され、両親の不法入国が発覚。
結果、家族はバラバラに引き裂かれてしまうのです。

その他にも国外から来た人たちがアメリカ国民になる為に
不正はもちろん、殺人もあり、

この根深い問題を解決できるのでしょうか?






正直、札幌でのほほんと暮らしている私には
不法移民問題って他人事だった。

もしかしての映画を見ていなければ
ニュースもさらりと見ていたかもしれない。

要は「どこで線を引くか?」という事ですよね?
これが非常に難しいと思うんですが


確かに、明らかに
不正に入国する事はいけない。
見つかったら強制送還されて当たり前。

もちとんもっと深く突っ込むと
「何故、国を逃げてきたか」って事が重要になってくるけど
話がさらに難しくなるから、とりあえずこれは置いておいて。



でももう何年も経って
(フィリピンののり子さんの両親に関しては17ですよね
今更両親はやはり日本国民ではなく
日本で産まれた彼女だけ日本国民と認められるのって
どうなんだろう…?

両親がずっと犯罪者だというならまだしも
今の今まで家族と一緒に暮らしてきたんだよね。
それを引きさかなけらばならない理由って何だろう?

私に答えは出せません。
ねえ、あなたはこの問題どう思いますか

公開はまだ先で秋の予定。是非劇場でご覧下さい

居てくれて有難う

2009-03-16 21:51:09 | 洋画ヒューマン
雪まつり期間中だったのか、収録だったのか?
いずれにしろすごく見たかったのに、試写会に行けず
非常に残念がっていたら、2度目の試写会

予想通りハートフルな映画でした

マーリー~世界一おバカな犬が
        教えてくれたこと~ 



ミシガンの冬、雪の舞う日に結婚式を挙げた
ジョン・グローガン(オーウェン・ウィルソン)とジェニージェニファー・アニストン)は
共にジャーナリストとして働く新婚さん。

子供は欲しいと思っているものの
気持ちとして準備が整っていない2人。

そう打ち明けるジョンに
同僚で独身貴族()のセバスチャン・タンニー(エリック・デイン)がアドバイスします。
予行演習として犬を飼えと。

そんな訳で、ジェニーの誕生日に
家族の一員となったラブラドール・レトリバーのマーリー。

ところが…

マーリーはとんでもないおバカな犬だったのです

他の犬や飼い主に飛び掛る、
家具を噛みちぎるのは当たり前。
ジョンがジェニーにプレゼントしようとしたネックレスを
すかさず飲んでしまう…

犬のトレーナーからも見放されてしまう始末

でもそんな犬だからこそ
3人の親となり、グローガン一家に
かけがえのない事を教えてくれたのです。

これは犬という動物を通して、家族の絆を描いた物語です。



すごくすごく素敵な映画です

相変わらずのネタばれ警報だし
これを書いても見る気が失せる訳じゃないから書くけど

犬であるマーリーだから、人間より短い時間しか生きられず
5人より先に永遠の眠りにつきます。
つまり家族は死に立ち会わなければならなかった。
それを経験する事で悟るのです。

あんなに自分たちを困らせ
一度ジェニーは捨てようとした事さえあった。
それでもやはりかけがえのない家族だったんだよね。

5人とマーリーの別れの日なんて
本当に切ない。
切なすぎ。
改めて、ジェニファー・アニストンは素晴らしい女優さんです

この作品を見ると
家族をはじめ、大好きな友達、仲間など
自分の周りに居る人に感謝したくなります。
一緒に居る事は決して当たり前ではないのだから。

ちなみに今回セバスチャン役のエリック・デイン
グレイズ・アナトミーにも出演しているイケメン。
この映画でも同じ様なプレイボーイで笑っちゃった。
こういう役ハマリすぎ

誰もが共感するでしょうこの温かい作品は3月28日公開です

DEXTER 1ST SEASON

2009-03-14 23:33:27 | 洋画クライムサスペンス・ミステリー
ほうほうそうきたか。
ん~全くの予想外、これだから海外ドラマは楽しい


2006年にアメリカのCATV、SHOWTIMEで放送が始まると
あっという間に高視聴率を記録した犯罪サスペンス。

昨年のエミー賞でも作品賞など、4部門にノミネートされた話題作

先日レンタル開始になった後半も一気に見ました


DEXTER 1ST SEASON



マジで面白いわ~
そして深いわ~。



主人公はマイアミ市警の血痕専門の鑑識官で
タイトルにもなっているデクスターマイケル・C・ホール

同じ警察官で刑事として働く義理の妹デボラジェニファー・カーペンター)や
シングルマザーの恋人リタ(ジュリー・ベンツ)にとっては
頼りがいのある優しい男。

ドーナツを配って差し入れするなど気配りも出来ていて
同僚からの信頼もあります。
けれど実は、デクスターは…



殺人鬼なのです。
それも殺す事に一切罪悪感がない



その予兆は子供の頃からあって
動物を殺していた…


それに気付いた義理の父であるハリーがデクスターを案じ
社会で生きる為に独自のルールを教えます。


証拠を一切残さない殺し方
周囲から怪しまれないための付き合い方
そして
殺していいのは、法で裁けない凶悪犯だけ…


では何故にこんな凶悪犯が
アメリカ市民に受け入れられているのでしょうか?




話が進むうちに
1人だけデクスターの秘密を掴んでいる人がいる事が分かります。


それがこの話の核になっている冷凍庫殺人事件の犯人なんですが、
その犯人だけがデクスターが連続殺人犯なのを知っています。

そしてデクスターに挑戦を仕掛けてくるのです。
周囲にばれる事を恐れて
とどんどん追い詰められるデクスター。


普通なら、こんな人絶対捕まってほしいですよね。
けど不思議と逃げきって欲しいとも思ってしまうんです。
すごく不思議な感覚

この不思議な感覚こそ、視聴率が高く
アメリカ国民に受け入れられている理由なのかな?
誰しもが人に言えない秘密を持っている。
変な部分があるという事も暗示している気もしますし。


かなり深いんですよね~
もちろん、日本人のよしおかにとっても。


実はデクスターは子どもの頃
母親を目の前で殺されたのです。

あ、当然ネタばれ警報よ


しかもチェンソーで、
他の人も一緒に、血の海に遭遇。
この後遺症だと言いたいのでしょう。

さらにマイケル・C・ホール
魅力的に演じているからというもの人気の理由の1つでしょう。

確かに続きは気になるものの
久しぶりにシーズンが完結していて気持ちよい

最近あまりに終わらない海外ドラマが多いので他の作品もそうしてね(笑)

BONES 1ST SEASON

2009-03-12 22:15:19 | 洋画クライムサスペンス・ミステリー
海外ドラマ4強を脅かす勢いのこのシリーズ。
先月の頭には3RD SEASONがレンタル開始になりましたが
まずはね

BONES~骨は語る~1ST SEASON 




タイトル通り、骨が事件を解明する手がかりになるクライム・サスペンス。

すごく面白いんだけど
一話ずつ話が完結するので、毎日1、2話位ずつ大人な見方をして、全22話終了。


いいですね~
こういう「次が急いでは気にならないけど、気になる」という大人ドラマ。



物語の主人公は、法人類学者
テンペランス・ブレナン博士(エミリー・デシャネル)。
彼女は骨を見ただけで性別・年齢はもちろん、スポーツ歴など
かなりの事が判ります。

しかも詳しく調べると、びっくりする様な事まで判るのです

それを利用してというか期待して
FBI捜査官シーリー・ブース(デヴィッド・ボレアナズ )が彼女に協力してもらって
様々な事件を解決していきます。

片や事実を重視する超理論派(=ブレナン)
片や捜査には直感も必要だと考える体育会系(=ブース)

つまりは立場も価値観も違う男女が事件を解決していくうちに
恋愛も発展し…

互いの価値観をも認め合う…


というお話でしょう





と最初に書いていたら、二人は付き合うことなくこのシーズンを終了し
よしおか大満足

やはり大人は簡単に恋に落ちてはいけません


ブレナンは多くの人から変わり者と言われているように
男女関係より仕事に興味あり。
最近まで結婚していたみたいですが。




ところで何だかんだ書いていて結構はまっているのは、
他でもないやはり事件の解決手法が面白い。


素人の私には非常に表現しにくいのですが
例えば骨を見て整形している事が判る。
その仕方を見ただけで、違法な手術をしている事判ったりするんです。

あと、
冷蔵庫に捨てられた人。
容疑者曰く、確かに性的な快楽を得る為に手錠を使った。
けれど自らの意思だと言うのです。
まさに死人に口なしです。

でもこの骨盤の砕け方は抵抗したものだと証明しました。



そして最終話で一気に面白くなったのですが
ブレナンの両親は15歳の時に失踪したんですね。
これは結構早くから解っていた事なんですが
なんと驚くべきことに…

あ、ネタばれ警報

彼女の両親は犯罪者で、死人の名義を手に入れ家庭築いていた
つまり彼女は本当はブレナン博士ではなかったの。

さらにこの事件は複雑らしく、
母親の遺体が見つかったものの、父親からは

「この事件にクビを突っ込むな」

と電話まで掛かってきた。
ずっと音信不通だったのにね。

かなり気になりますね~。
今までで一番続きが気になる。


あと、ブレナンとしては「普通」なのにズレていて笑えるシーンも多いです。


そうそうこのドラマを盛り上げている要素に脇役の存在があります。

ブレナンはジェファソニアン研究所で働いているんですね。

この研究所で事件を解決していくのですが、
一緒に働いているのが、
ブレナンの助手ザック・アディー( エリック・ミレガン)、
虫と鉱物の専門家ジャック・ホッジンズ博士(T・J・サイン)。

彼らがそれぞれの得意分野で事実を突き止めた後
ブレナンの親友であると同時にアーティスト
アンジェラ・モンテネグロ(ミカエラ・コンリン)が
3次元で映像にするのです。


このチームの連係プレーは見事だし、
それぞれ個性的なキャラクターで会話が面白い。
プライベートでも
実際に仲が良いのがうかがえます。

かなり質の高いドラマだと思うので、大人なあなたはじっくり鑑賞して下さい

楽しく音楽を知りましょう♪

2009-03-10 22:56:16 | 洋画コメディ、コメディタッチ
映画のページを整理しようと参考がてら見ていたら
やっぱり、はまって見てしまっています
このたった2行書くのに30分まで見た(笑)

何度見ても楽しい、好きです当然よしおかコレクションよ。
CDも



これを見るのは5回はくだらないけど
本当に楽しいだけでなく、
見る時によってひっかかる所も変わるから、両手に収まる好きさです。

天使にラブソングを 


主人公はアカデミー賞女優ウーピー・ゴールドバーグ演じるデロリス
デロリスは偶然、恋人でありパトロンのヴィンス(ハーヴィー・カイテル)の
殺人現場を職場であるクラブで目撃してしまいます。

実はヴィンスはギャングだったのです。

彼から逃れる為にデロリスは修道院に身を隠すことに。

ところが食べるもの、寝る場所をはじめ
今までの生活とはあまりに違うので文句ばかりの彼女。

それでも次第に馴染んでいきます。
その一つのキーワードが聖歌隊

修道院に身を隠す前は
しがないクラブとは言え歌手をしていたデロリス。

下手な聖歌隊の歌を聞き
唖然するもののそのリーダーに任命されます。

さて、聖歌隊は変わるんでしょうか?
またデロリスはギャングから逃れる事が出来るのでしょうか?

そしてよしおかが新たな課題を発見しちゃいました。

デロリスは
自分の、歌手で食っていくという現実も乗り越えられるのかな?


映画の中でデロリスは賛美歌に
ソウルなどを取り入れ、シスターから嫌がられる様子が描かれています。

もともと賛美歌=GOSPEL
神への崇拝をテーマにしていますから
ロックや今でいうソウルを取りれるのは神への冒涜。
(多くの犠牲があっていまの音楽があるといっても過言ではありません)


コメディとして描かれていますが
当時のミュージシャンは
自分の信じる音楽と世間の評価に隔たりがあって
悩んだかも知れませんね。


ところで最初のシーンでは
当時の流行の音楽が判ります。

シスターが教室で「12人の使徒は?」と尋ねるシーンでは
ビートルズのメンバーを応えます。

もちろん怒るシスター。
今度は「黒板に書きなさい」と言うと
書いたのはエルヴィス
反抗的~

この様に、音楽要素盛り沢山ですが
一番の見所は聖歌隊が「my god」を歌っている所かな。

はじめのシーンでもデロリスが歌っていましたが
もともとはMary Wellsの曲です。
思わず一緒に踊りだしたくなる、手拍子したくなるシーンは圧巻です

ちなみに本気で一緒に踊ったけど文句ある(笑)

この世に繋がった命

2009-03-06 22:57:55 | 邦画ヒューマン
予告編を見ただけで半分泣いていたから、感動するだろうとは思っていたけれど
実際に見たら、2時間20分もあっという間で
予想以上に胸に突き刺さり、考えさせられました

余命 


百田 滴(松雪 泰子)は外科医で
結婚10年目を迎える良介(椎名 桔平)と幸せに暮らしていました。
どこの家庭にでもある様な多少の問題はあるもののね。


そんなある日
すっかり諦めていた子供を授かったのです。
本来なら大喜びのはずが、そうはいかなかった。
というのも研修医時代に患った乳がんが再発してしまったから…


外科医として働く滴は、充分すぎるほど承知しています。

もしこのまま産んだら、病気を加速させてしまい、命を縮めてしまう事。
そして産まなくても確実に死に向かっていくんだという事…

もちろん産んだ子が育っていく姿も数年しか見られない…

けれどせっかくこの世に授かった命。
母として女として、滴はどんな決断をするのでしょうか?




結局、滴は子供を産む事を決意します、それも1人で。


良介は滴と医大で知り合ったんだけど
医者になることを辞め、突然カメラマンになると言い出しました。
収入も不安定で
正直家庭は経済的には滴が支えているのです。

だから自分が育てていけない事に不安もある。
けれど産む事を選んだ。

しかも良介には乳がんを再発した事も告げずに。


その部分を見ている時、私は思った。
「何故、良介に言わないの?」
「産んだ後知らされた良介の気持ちは?」
「私には全く解らない…」


でもね、最後までちゃんと見て、滴の選択は最良のものだと思えました。

良介は滴が大好きだから
当然命を縮める事になる出産には反対する。

もし産まない選択をしていれば、
確かに何年かは長く生きられたかもしれないけど
この先長い間、良介は滴の面影を引きずって淋しく生きて事になった。

けれど子供の存在がその淋しさを紛らわせてくれていたんです。
むしろ喜びをももたらしてくれていた。
だからこの選択肢もありなんだって。


まだ子供を産んだ事がない、
もちろん結婚すらしていなくて、そんな事を考えた事もないよしおかにとって
その選択は想像を超えたものでした。


当然私が同じ様な立場になった時
同じ決断をするとは限りません。
でも同じ行動をとるのかもしれません。

まだまだ世の中分からない事だらけです、はい

是非、女性に見てもらいたいな。

そうそう劇場にご夫婦でいらっしゃっている方がいましたが
改めてご夫婦お互いの大切さを感じられるかも知れませんね


あと公開は残り一週間になってしまいましたが
もし間に合わなかったらDVDになってからでもいいです。是非ご覧下さい

P.S. 滴の子供瞬太役の林 遣都君、超可愛い