2012年O.A.のドラマでは断トツ好きだったのと
ジェニファー・ハドソンがゲスト出演し、
隠されたアメ・アイ対決になると聞いていたので
非常に始まるを楽しみにしていたミュージカルの続編
前半は少々物足りなく感じていましたが
後半は本領を発揮し、高揚感を味わいながらラストを迎えました
SMASH 2ND SEASON
2013年に放送されたこのシーズンで終了したものの
製作陣が納得のいく内容だったという様に
個人的にも楽しく全17話、
Dlifeで鑑賞しました
また大好きな
ブラ&シスのスコッティ役
ルーク・マクファーレンを久しぶりに見られたのも嬉しかったな
役はトムが恋するトニー賞の審査員
マリリン・モンローを題材にしたミュージカル
"ボムシェル"のボストン公演を成功させ、
いよいよブロードウェイでの公演が現実になりつつある時。
作曲家の
トム・レヴィット(クリスチャン・ボール)は評価されたものの
コンビを組んでいる
ジュリア・ヒューストン(デブラ・メッシング)は
脚本をけなされたので自信を失っていました。
レベッカに代わって主役をはった
カレン・カートライト(キャサリン・マクフィー)は実力が認められる一方、
彼女の結婚をも壊したライバル
アイヴィー・リン(メーガン・ヒルティ)は
"ボムシェル"でも居場所を失い、再びオーディションを受ける日々
そんな中、"ボムシェル"の上演に暗雲が。
プロデューサーである
アイリーン・ランド(アンジェリカ・ヒューストン)が
集めた資金に問題があったのです。
演出家の
デレク・ウィルズ(ジャック・ダヴェンポート)も
女性問題でマスコミにたたかれ…
果たして、プレビュー公演までこぎつけた"ボムシェル"は
無事にブロードウェイで上演できるのでしょうか
また、様々なライバルがいる中、
本場ニューヨークのショービズ界で成功できるのは誰なのでしょう
今シーズンは、グラミー歌手
ジェニファー・ハドソンも迎えたさらに本格的なパフォーマンスもあり、
トニー賞授賞式に向けてクライマックスを迎えます
前半物足りなかったというのは"ベタ感"で
分りやすい展開でなくなったという事なのかもしれません。
男と女がいれば恋に落ちる。
目指すポジションが同じならばライバルになる。
幸せな人がいれば、そこに妬みや嫉妬が生まれる。
悲しきかなどんなに人は歴史を歩もうと
その根本は変えられないのです。
そして変えられないからこそ、"普遍"というものがあり
時代を越えて共感できるものがあるのでしょう。
シーズン1はそういったベタベタな展開を中心に
話が進んでいた所こそ面白かった
カレン
アイヴィーだったし、
その嫉妬から男を奪った。
演出家はこういった世界ならよくありそうな感じで
主役の女性にすぐ手を出す。
スタッフもすぐに演者と親密になる。
マジですか~と突っ込みながらも
やってくれましたと拍手しながらそのベタな展開を喜んで見ていました
ところが、今シーズン最初はそれがちょっと判り難い。
ジェニファー・ハドソンはもちろん期待通りの
素晴らしい、心打つパフォーマンスを見せてくれたけど
改めて思えば彼女が演じた
ベロニカてどんな役だったけ
歌もあまりに上手過ぎて何だかストーリーから浮いていた様な気がしたし…
いつのまにやら、もう1つ"ヒット・リスト"というショーが作られる事になって
カレンはそっちに行っちゃって、
激しい争いをするライバルも何処へやら…
そして最大の
マリリン・モンローも何処へ行ったのじゃ~
もちろん"ボムシェル"が題材にしているのは解るんだけど
今シーズン、マリリンの人となりがほとんど見えてこない。
もっともっと彼女の人生を知りたい。
やっぱり彼女あってのSMASHだったのでは
と思うのです。
その点#11"ドレス・リハーサル"は
マリリンのミュージカルシーンもあり、
"ボムシェル"と"ヒット・リスト"の判りやすい対決もあり、
カレンがデレクを振って意地悪される
っていうベタな展開もあり、
これよこれよと1人拍手して鑑賞しました
そして後半はこの様に求めていたベタな出来事が起きて
面白さを取り戻しました
"ヒット・リスト"の主役
ジミー・コリンズ(ジェレミー・ジョーダン)が
問題ばかり起こし、挙げ句ハイになってショーを引っ掻きまわしたり、
トムとジュリアが仲違いしたり、
アイヴィーが望まぬ妊娠までしてしまったり...
もちろんブロードウェイを舞台にしているドラマだけあって
トニー賞を描いていたのも興味深く
本当の授賞式を見ている様な感動がありました
残念ながら2シーズンと短い期間でしたが
個人的には
すでに鑑賞した歴代のアメドラの中ではかなり上位に入る作品になりましたよ
さてあなたはどの様にご覧になったのでしょう
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