熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

この内閣も短命かな?

2021-10-06 21:51:42 | 政治
毎日新聞の全国世論調査で岸田文雄内閣発足直後の支持率が49%と5割を切りました。

新聞社によって数値は異なりますが、従来の内閣発足時よりも低い支持率であることは間違いないですね。

「岸田政権は安倍・菅政治の継承だと世論が受け止めた」「甘利氏と当時の秘書が都市再生機構(UR)と補償交渉をしていた業者から現金を受け取ったとされる問題の影響」を指摘する向きは多く、私も同じ見解です。

自民党若手は「岸田さんは『甘利ファクター』を甘く見ていた」と指摘し、甘利氏は5日の記者会見で「私としては説明責任を含めて責務を果たし終えたと考えている」と主張したが、調査では5割以上が甘利氏起用を「評価しない」と回答しているので、今後問題となりますね。

岸田内閣が浮上するには、コロナ対策に全力を挙げて第6波を防ぐことが必須なのですが、この体制では期待できそうにありません。

今年の冬は憂鬱の中で自粛するしかないのか・・・


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ノーベル賞受賞

2021-10-05 19:36:57 | ノーベル賞
今年のノーベル物理学賞にアメリカ・プリンストン大学上席研究員の真鍋淑郎さん(90)が選ばれました。

真鍋さんは地球温暖化研究の先駆的存在で1950年代末からアメリカにわたり、コンピュータを用いて気候の変動を分析する研究分野を開拓しました。

その後、二酸化炭素濃度の上昇が大気や海洋に及ぼす影響を世界に先駆けて研究し、現代の地球温暖化予測の枠組みを築きました。

日本のノーベル物理学賞の受賞者は、2015年の梶田隆章さん以来、12人目です。

真鍋さんは米国籍を取得しています。

最近、光触媒の研究者たちが中国に移って研究を続けるということが話題になっていました。

私が研究所に勤務していた数十年前も米国で研究を続ける日本人が多く、いわゆる頭脳流出が問題となっていました。

当時は日本の古臭い研究体制が頭脳流出の主要因だったのですが、ここ最近は日本政府の研究予算削減でまともな研究ができないことが主要因となっていますね。

このままでは日本で基礎研究ができなくなり、ノーベル賞を受賞する研究者はいなくなるでしょうね。

研究や学問に理解のある政治家が出てこないといけないのですが、お先真っ暗です。

何とかならないのか・・・・



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感染者急減の理由は?

2021-10-04 19:42:19 | 感染
新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が明け、人の流れや街の活気が戻りつつありますが、感染者急減の理由は明確に分かっていません。

専門家は5つの仮説を挙げるが、決め手に欠けています。

新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は、仮説として急減理由に5つの要因を挙げています。

①危機感 各自が感染対策?
②夜の街 若い世代が避けた?
③ワクチン 接種率向上の効果?
④クラスター 高齢者守られた?
⑤気候 換気や降雨が影響?

5つは急減要因として考え得るが決定打とまでは言えませんね。

厚生労働省の担当者は「急減理由が分からないと言うと不安をあおる。定量的にどの要因の割合が高いかは分からないが、人々の行動変容とワクチンの2つが合わさり減少した。外国に比べ、日本人の感染予防への意識の高さが大きく寄与している」と分析していますが、これは単なる推測で分析とは言えない。

政府分科会のメンバー釜萢・日本医師会常任理事は、急減理由は不明とし「ウイルスは、保有者から(十分な抗体がなく)感受性のある人々への伝播でんぱがあって感染拡大する。どこかでつながりが断たれた」と推測していますが、具体的な原因が不明ですね。

これでは専門かとは言えません。

感染から2年近く経過しているのに、感染者が急減した理由が究明できないとは、情けないの一言です。

厚生労働省や分科会から分析結果が出てこないのは、本当に原因が分からないのか、それとも都合が悪いので隠しているのか、はっきりさせろ!




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注目すべき判決

2021-10-03 20:02:24 | 裁判
注目すべき判決が東京地裁でありました。

インクジェットプリンターの設計を変えて純正品のインクカートリッジしか使えないようにしたとして、互換品のカートリッジを販売するエレコムなどがブラザー工業を相手取り、設計変更の差し止めと約1500万円の賠償を求めた訴訟の判決が30日、東京地裁でありました。

朝倉佳秀裁判長は、設計変更が独占禁止法違反(不公正な取引方法)にあたると認め、約150万円の賠償をブラザーに命じました。

判決によると、ブラザーは2018年12月以降に製造・販売したプリンターについて、インクカートリッジの読み取り機能の設計を変更し、互換品を認識しないようにしました。

判決は、プリンター製造業者は、プリンター本体の価格を抑え、利益率の高い純正品のインクカートリッジを継続購入してもらうことで収益を上げていると指摘して、純正品に比べ価格が安い互換品が売れれば、プリンター製造業者への経済的打撃が大きくなると説明した。

そのうえで、ブラザーの設計変更の目的は「市場シェア率が高い互換品の販売を困難にするため」とし、消費者が純正品を購入せざるを得ない状況になったと認めました。

このため、設計変更は「正当性はなく、市場での公正な競争を阻害するおそれがある。不当な抱き合わせ販売だ」と判断しています。

被告のブラザー工業は控訴するでしょうから、結論は持ち越しになりますが、独禁法違反に対する配慮は必要ですね。



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生命科学

2021-10-02 19:38:22 | 
石浦章一さんが書かれた「生命科学講義」を読みました。

この本は、副題に「小説みたいに楽しく読める」と書かれているように、基礎知識がない人でも楽しく読めます。

「生命科学のおはなし」「進化のおはなし」「遺伝のおはなし」「DNA鑑定と歴史の謎」
「データを見るときの注意点」「遺伝子組み換えとiPS細胞。ワクチン」「環境と生物、放射
能」「ゲノム編集の最新事情」について分かり易くかかれています。

新型コロナウイルスのパンデミックで分かったことの一つに、科学技術に対する各国の政府の立場がありますね。

アメリカは国難にもかかわらずここ20年科学研究費の増額を続けています。
これがワクチン開発の成功につながり、世界中の多くの人の命を救いました。

それに比べてワクチン開発で後れを取っている日本の貧しい科学の現状は21世紀に入ってからの研究費の持続的削減から来ていることは明らかです。

科学を国策にする以上、科学に理解のある政治家の存在は不可欠です。

岸田さんには、菅首相が任命を拒否してその理由を語らない愚かな判断を覆して、日本学術会
議の任命拒否された6名の委員を任命してほしいですね。

そして研究予算を増額して、大学の研究者が任期付きというような不安定な状態で研究を続けることのないように待遇を改善してほしいですね。

安倍・麻生支配からのだっきゅくを目指して、森友問題、桜を見る会問題、加計問題に大ナタを振るうことができれば見直すのですが。

無理かな~。



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