熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

中国

2010-04-30 21:59:49 | Weblog
中国の威信を掛けた上海万博がいよいよ始まります。
上海万博の開会式を見ていますが、北京オリンピックと同様に豪華な演出ですね。
中国の勢いを感じます。

NHKのクローズアップ現代で、三夜連続、中国の特集を放送していました。

GDPで日本を抜いて、世界第二位の経済大国に躍り出ようとしている中国の上海万博は、そのパワーを世界に見せつける一大イベントです。

改革開放から30年あまり、経済成長だけでなく、政治、社会も大きく変化し新たなステージへ駆けあがろうとする中国のいまの姿を3回シリーズで伝える番組です。

第1回は、80后=バーリンホウとよばれる80年代生まれの若者たち、21歳から30歳で2億人の人口です。
改革開放政策、一人っ子政策のもと、それまでとは全く違う環境で育った新人類です。
政治、経済、社会など、あらゆる分野で活躍する80年代生まれの若者たちから、中国の未来を見ることができます。
各分野で活躍する若者を見ていると、言論の自由等の日本では当たり前の権利が厳しく制限されている中国で、自己の権利を獲得しようと地味ではあるが確実に行動している姿が印象的でした。

第2回は、上海の新興コミュニティを舞台に、人々の絆を再生し、支え合う社会を生み出そうとする模索を見つめます。
中国も日本と同様に高齢化社会を迎えています。
一人っ子政策を長年採用していたので、ある意味、日本より深刻かもしれません。
中国の試みは、日本にとっても参考になりますね。

第3回は、世界経済の救世主といわれるほどに成長した中国経済。
13億の市場を背景に独自の開発力や技術力を武器に発展する中国ブランドの戦略から、中国経済の新たなステージを展望するものです。
中国の勢いが最も感じられる特集です。

今年の1月に、上海・江南地方に旅行した時に、古き良き中国と、成長を続けて変化するダイナミックな中国の両面を見ることができました。

西塘、蘇州、杭州のように、かつての日本の田舎の雰囲気が残っている、何とも懐かしい場所と、上海のような変化に富んだダイナミックな都市とが共存しています。

近くて遠い国、中国とは、これから良い関係で付き合っていくことが重要です。
外交が下手な日本政府に期待せず、民間の力で中国と良好な関係を築いていけたらいいですね。


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