熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

食の安全

2008-09-22 19:50:26 | Weblog
産地偽装問題に始まり、事故米転売問題、メラミン混入ミルク問題等々、食の安全が脅かされています。

事故米転売問題の被害者は、消費者であることは勿論ですが、末端の小売業者(和菓子屋さん、お酒屋さん等)も被害者です。
この問題で、風評被害も予想され、倒産する企業が多くなることが心配されています。

加害者は誰かというと、事故米を購入して食糧米として販売した三笠フーズ等の業者は勿論ですが、農林水産省、農林水産大臣(この人を大臣ポストに据えた時点で大間違いだったのですが)、関連する政治家も大いに責任があります。

憲法で勉強することですが、「行政の民主的コントロール(国民から選挙で選ばれた政治家を介して行政をコントロールする)」が機能していません。
このようなダメな政治家を選んでしまった選挙民にも責任の一端はありそうです。

もうすぐ行われる衆議院選挙では、「行政の民主的コントロール」を任せられる政治家を両目を大きく開けて選ばなければいけません。

それにしても事故米問題のニュースで、流通経路が複雑で分からない、末端の小売業者も自分が購入している業者を信用し過ぎたのか、その先の業者については全く把握していないという驚くべき現状でした。

トレーサビリテイがこれほど重要視されている現在、このような業界がまだあったとは、本当に驚いています。

今後、トレーサビリテイが把握できている業者から購入するという対策をとる必要がありますね。
トレーサビリテイが把握されていることは、セールスポイントになりますから、和菓子、お酒に限らず、冷凍食品、外食産業まで拡げてほしいものです。

消費者もトレーサビリテイの分かっている食品しか購入しないという、賢い選択が必要です。

生命・健康に重大な影響がありますからね。




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